2021年8月
2021年8月1日
聖霊降臨後第10主日 (緑)
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第1朗読 出エジプト16: 2~4, 9~15 (旧119)
第2朗読 エフェソ4: 1~16 (新355)
福 音 書 ヨハネ6:24~35 (新175)
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Of. 78改1(詩篇78:23-29)
神は上から雲に命じ、天の扉を開き
ご自分の民の上にマナを降らせ、食べさせてくださった。
神は天からの穀物をお与えになり、人は力ある方のパンを食べた。
神は食べ飽きるほどの糧を送られた。
神は東風を天から送り、
御力をもって南風を起こし
彼らの上に肉を塵のように、翼ある鳥を海辺の砂のように降らせ、
彼らの陣営の中に、宿る所の周りに落としてくださった。
彼らは食べて飽き足りた。
神は彼らの欲望を満たしてくださった。
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Pr.
神様。あなたは永遠の善であり、計り知れない愛です。私たちはあなたから賜る日毎の糧で満ち足りています。この世界と私たちがどのような試練のときも、あなたのいのちで満たしてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 出エジプト16: 2~4, 9~15 (旧119)
16: 2荒れ野に入ると、イスラエルの人々の共同体全体はモーセとアロンに向かって不平を述べ立てた。 3イスラエルの人々は彼らに言った。
「我々はエジプトの国で、主の手にかかって、死んだ方がましだった。あのときは肉のたくさん入った鍋の前に座り、パンを腹いっぱい食べられたのに。あなたたちは我々をこの荒れ野に連れ出し、この全会衆を飢え死にさせようとしている。」
4主はモーセに言われた。
「見よ、わたしはあなたたちのために、天からパンを降らせる。民は出て行って、毎日必要な分だけ集める。わたしは、彼らがわたしの指示どおりにするかどうかを試す。
9モーセがアロンに、「あなたはイスラエルの人々の共同体全体に向かって、主があなたたちの不平を聞かれたから、主の前に集まれと命じなさい」と言うと、 10アロンはイスラエルの人々の共同体全体にそのことを命じた。彼らが荒れ野の方を見ると、見よ、主の栄光が雲の中に現れた。 11主はモーセに仰せになった。
12「わたしは、イスラエルの人々の不平を聞いた。彼らに伝えるがよい。『あなたたちは夕暮れには肉を食べ、朝にはパンを食べて満腹する。あなたたちはこうして、わたしがあなたたちの神、主であることを知るようになる』と。」
13夕方になると、うずらが飛んで来て、宿営を覆い、朝には宿営の周りに露が降りた。 14この降りた露が蒸発すると、見よ、荒れ野の地表を覆って薄くて壊れやすいものが大地の霜のように薄く残っていた。 15イスラエルの人々はそれを見て、これは一体何だろうと、口々に言った。彼らはそれが何であるか知らなかったからである。モーセは彼らに言った。
「これこそ、主があなたたちに食物として与えられたパンである。
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第2朗読 エフェソ4: 1~16 (新355)
4: 1そこで、主に結ばれて囚人となっているわたしはあなたがたに勧めます。神から招かれたのですから、その招きにふさわしく歩み、 2一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、 3平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。 4体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです。 5主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、 6すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。
7しかし、わたしたち一人一人に、キリストの賜物のはかりに従って、恵みが与えられています。 8そこで、
「高い所に昇るとき、捕らわれ人を連れて行き、
人々に賜物を分け与えられた」
と言われています。
9「昇った」というのですから、低い所、地上に降りておられたのではないでしょうか。 10この降りて来られた方が、すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも更に高く昇られたのです。 11そして、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師とされたのです。 12こうして、聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの体を造り上げてゆき、
13ついには、わたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、成熟した人間になり、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのです。 14こうして、わたしたちは、もはや未熟な者ではなくなり、人々を誤りに導こうとする悪賢い人間の、風のように変わりやすい教えに、もてあそばれたり、引き回されたりすることなく、 15むしろ、愛に根ざして真理を語り、あらゆる面で、頭であるキリストに向かって成長していきます。 16キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。
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福音書 ヨハネ6:24~35 (新175)
6: 24群衆は、イエスも弟子たちもそこにいないと知ると、自分たちもそれらの小舟に乗り、イエスを捜し求めてカファルナウムに来た。 25そして、湖の向こう岸でイエスを見つけると、「ラビ、いつ、ここにおいでになったのですか」と言った。 26イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ。 27朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。父である神が、人の子を認証されたからである。」 28そこで彼らが、「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」と言うと、 29イエスは答えて言われた。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である。」 30そこで、彼らは言った。「それでは、わたしたちが見てあなたを信じることができるように、どんなしるしを行ってくださいますか。どのようなことをしてくださいますか。 31わたしたちの先祖は、荒れ野でマンナを食べました。『天からのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです。」 32すると、イエスは言われた。「はっきり言っておく。モーセが天からのパンをあなたがたに与えたのではなく、わたしの父が天からのまことのパンをお与えになる。 33神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである。」
34そこで、彼らが、「主よ、そのパンをいつもわたしたちにください」と言うと、 35イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。
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2021年8月1日
平和主日 (赤/緑)
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第1朗読 ミカ 4: 1~ 5 (旧1452)
第2朗読 エフェソ 2:13~18 (新354)
福 音 書 ヨハネ15: 9~12 (新198)
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Of. 85/1(詩篇85:2-8)
主よ、あなたはご自分の地をお望みになり、
ヤコブの捕われ人を連れ帰ってくださいました。
主は自分の民の罪を赦し、
彼らの咎をすべて覆ってくださいました。
主は怒りをことごとく取り去り、
激しい憤りを静められました。
わたしたちの救いの神よ、
わたしたちのもとにお帰りください。わたしたちの苦悩を静めてください。
主よ、とこしえにわたしたちを怒り、
その怒りを代々に及ぼされるのですか。
主よ、再びわたしたちにいのちを得させ、
あなたの民があなたによって、喜び祝うようにしてくださらないのですか。
主よ、慈しみをわたしたちに示し、
わたしたちをお救いください。
わたしは神が宣言されるのを聞きます。
主は平和を宣言されます。
ご自分の民に、主の慈しみに生きる人々に、
彼らが愚かなふるまいに戻らないために。
主を畏れる人に救いは近く、
栄光はわたしたちの地にとどまる。
慈しみとまことは出会い、正義と平和は口づけする。
まことは地から萌えいで、正義は天から注がれます。
主は必ず良いものをお与えになり、
わたしたちの地は実りをもたらします。
正義はみ前を行き、
主の進まれる道を備えます。
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Pr.
全能の神様。真理と平和への思いはすべてあなたがくださいます。あなたのすべての子どもたちの心に平和を愛する心を燃やし、あなたの知恵で諸国の指導者を導き、御国が平和のうちに前進し、全地をあなたの愛を知る知識で満たしてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 ミカ 4: 1~ 5 (旧1452)
4: 1終わりの日に
主の神殿の山は、山々の頭として堅く立ち
どの峰よりも高くそびえる。
もろもろの民は大河のようにそこに向かい
2多くの国々が来て言う。
「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。
主はわたしたちに道を示される。
わたしたちはその道を歩もう」と。
主の教えはシオンから
御言葉はエルサレムから出る。
3主は多くの民の争いを裁き
はるか遠くまでも、強い国々を戒められる。
彼らは剣を打ち直して鋤とし
槍を打ち直して鎌とする。
国は国に向かって剣を上げず
もはや戦うことを学ばない。
4人はそれぞれ自分のぶどうの木の下
いちじくの木の下に座り
脅かすものは何もないと
万軍の主の口が語られた。
5どの民もおのおの、自分の神の名によって歩む。
我々は、とこしえに
我らの神、主の御名によって歩む。
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第2朗読 エフェソ 2:13~18 (新354)
2: 13しかしあなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。
14実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、 15規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、 16十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。 17キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。 18それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。
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福音書 ヨハネ15: 9~12 (新198)
15: 9父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。わたしの愛にとどまりなさい。 10わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。
11これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。 12わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。
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2021年8月8日
聖霊降臨後第11主日 (緑)
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第1朗読 列王記上19: 4~ 8 (旧565)
第2朗読 エフェソ4:25~5:2 (新357)
福 音 書 ヨハネ6:35, 41~51 (新175)
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Of. 34/1(詩篇34:2-9)
どのようなときにも、わたしは主をたたえ、
わたしの口は絶えることなく讃美を歌う。
わたしの魂は主を讃美する。
貧しい人よ、それを聞いて喜び祝え。
わたしと共に主をたたえよ。
ひとつになって共にみ名をあがめよう。
わたしは主に求め、主は答えてくださった。
脅かすものから常に救い出してくださった。
主を仰ぎ見る人は光と輝き、
辱めに顔を伏せることはない。
この貧しい人が呼び求める声を主は聞き、
苦難から常に救ってくださった。
主の使いがその周りに陣を敷き、
主を畏れる人を守り助けてくださった。
味わい、見よ、主の恵み深さを。
いかに幸いなことか、みもとに身を寄せる人は。
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Pr.
恵み深い神様。御子は世に命を与えるため、まことのパンとして天から下りました。このパンを私たちにいつもお与えください。この食べ物によって御子が私たちの内に、私たちが御子の内に生き、強められ、世にあって御子の体として生きることができますように。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 列王記上19: 4~ 8 (旧565)
19: 4彼自身は荒れ野に入り、更に一日の道のりを歩き続けた。彼は一本のえにしだの木の下に来て座り、自分の命が絶えるのを願って言った。「主よ、もう十分です。わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません。」 5彼はえにしだの木の下で横になって眠ってしまった。御使いが彼に触れて言った。「起きて食べよ。」 6見ると、枕もとに焼き石で焼いたパン菓子と水の入った瓶があったので、エリヤはそのパン菓子を食べ、水を飲んで、また横になった。 7主の御使いはもう一度戻って来てエリヤに触れ、「起きて食べよ。この旅は長く、あなたには耐え難いからだ」と言った。 8エリヤは起きて食べ、飲んだ。その食べ物に力づけられた彼は、四十日四十夜歩き続け、ついに神の山ホレブに着いた。
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第2朗読 エフェソ4:25~5:2 (新357)
4: 25だから、偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。わたしたちは、互いに体の一部なのです。 26怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。 27悪魔にすきを与えてはなりません。 28盗みを働いていた者は、今からは盗んではいけません。むしろ、労苦して自分の手で正当な収入を得、困っている人々に分け与えるようにしなさい。 29悪い言葉を一切口にしてはなりません。ただ、聞く人に恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を、必要に応じて語りなさい。 30神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、聖霊により、贖いの日に対して保証されているのです。 31無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなどすべてを、一切の悪意と一緒に捨てなさい。
32互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。
5: 1あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。 2キリストがわたしたちを愛して、御自分を香りのよい供え物、つまり、いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださったように、あなたがたも愛によって歩みなさい。
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福音書 ヨハネ6:35, 41~51 (新175)
6: 35イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。
41ユダヤ人たちは、イエスが「わたしは天から降って来たパンである」と言われたので、イエスのことでつぶやき始め、 42こう言った。「これはヨセフの息子のイエスではないか。我々はその父も母も知っている。どうして今、『わたしは天から降って来た』などと言うのか。」 43イエスは答えて言われた。「つぶやき合うのはやめなさい。 44わたしをお遣わしになった父が引き寄せてくださらなければ、だれもわたしのもとへ来ることはできない。わたしはその人を終わりの日に復活させる。 45預言者の書に、『彼らは皆、神によって教えられる』と書いてある。父から聞いて学んだ者は皆、わたしのもとに来る。 46父を見た者は一人もいない。神のもとから来た者だけが父を見たのである。 47はっきり言っておく。信じる者は永遠の命を得ている。 48わたしは命のパンである。 49あなたたちの先祖は荒れ野でマンナを食べたが、死んでしまった。 50しかし、これは、天から降って来たパンであり、これを食べる者は死なない。 51わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」
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2021年8月15日
聖霊降臨後第12主日 (緑)
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第1朗読 箴言9: 1~ 6 (旧1002)
第2朗読 エフェソ5:15~20 (新358)
福 音 書 ヨハネ6:51~58 (新176)
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Of. 34改2(詩篇34:10-15)
主の聖なる人々よ、主を畏れ敬え。
主を畏れる人には何も欠けることがない。
若獅子は獲物がなくて飢えても、
主に求める人には良いものの欠けることがない。
子らよ、わたしに聞き従え。
主を畏れることを教えよう。
喜びをもって生き、長生きをして幸いを見ようと望む者は、
舌を悪から、唇を偽りの言葉から遠ざけ、悪を避け、善を行い、平和を尋ね求め、追い求めよ。
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Pr.
限りなき愛である神様。御子は世にいのちを与える生きたパンとしてご自身をお与えくださいます。御子の臨在を悟り、いつもあなたに仕えていけるよう復活のいのちによって、強め、守ってください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 箴言9: 1~ 6 (旧1002)
9: 1知恵は家を建て、七本の柱を刻んで立てた。
2獣を屠り、酒を調合し、食卓を整え
3はしためを町の高い所に遣わして
呼びかけさせた。
4「浅はかな者はだれでも立ち寄るがよい。」
意志の弱い者にはこう言った。
5「わたしのパンを食べ
わたしが調合した酒を飲むがよい
6浅はかさを捨て、命を得るために
分別の道を進むために。」
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第2朗読 エフェソ5:15~20 (新358)
5: 15愚かな者としてではなく、賢い者として、細かく気を配って歩みなさい。 16時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです。 17だから、無分別な者とならず、主の御心が何であるかを悟りなさい。 18酒に酔いしれてはなりません。それは身を持ち崩すもとです。むしろ、霊に満たされ、
19詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。 20そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい。
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福音書 ヨハネ6:51~58 (新176)
6: 51わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」
52それで、ユダヤ人たちは、「どうしてこの人は自分の肉を我々に食べさせることができるのか」と、互いに激しく議論し始めた。 53イエスは言われた。「はっきり言っておく。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたたちの内に命はない。 54わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。 55わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。 56わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。 57生きておられる父がわたしをお遣わしになり、またわたしが父によって生きるように、わたしを食べる者もわたしによって生きる。 58これは天から降って来たパンである。先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。このパンを食べる者は永遠に生きる。」
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2021年8月22日
聖霊降臨後第13主日 (緑)
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第1朗読 ヨシュア24: 1~2a, 14~18 (旧376)
第2朗読 エフェソ6:10~20 (新359)
福 音 書 ヨハネ6:56~69 (新176)
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Of. 34改3(詩篇34:16-23)
主は、従う人に目を注ぎ、
助けを求める叫びに耳を傾けてくださる。
主は悪を行う者にみ顔を向け、
その名の記念を地上から絶たれる。
主は助けを求める人の叫びを聞き、
苦難から常に彼らを助け出される。
主は打ち砕かれた心に近くいまし、
悔いる霊を救ってくださる。
主に従う人には災いが重なるが、主はそのすべてから救い出し、
骨の一本も損なわれることのないように、彼を守ってくださる。
主に逆らう者は災いに遭えば命を失い、
主に従う人を憎む者は罪に定められる。
主はその僕の魂を贖ってくださる。
主を避けどころとする人は罪に定められることがない。
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Pr.
聖なる神様。あなたは永遠のいのちの言で民を養われます。偽りと邪悪を退けてあなたの内に歩めるように、私たちを導き、あなたの真理にとどまることができますように。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 ヨシュア24: 1~2a, 14~18 (旧376)
24: 1ヨシュアは、イスラエルの全部族をシケムに集め、イスラエルの長老、長、裁判人、役人を呼び寄せた。彼らが神の御前に進み出ると、 2ヨシュアは民全員に告げた。
「イスラエルの神、主はこう言われた。
14あなたたちはだから、主を畏れ、真心を込め真実をもって彼に仕え、あなたたちの先祖が川の向こう側やエジプトで仕えていた神々を除き去って、主に仕えなさい。 15もし主に仕えたくないというならば、川の向こう側にいたあなたたちの先祖が仕えていた神々でも、あるいは今、あなたたちが住んでいる土地のアモリ人の神々でも、仕えたいと思うものを、今日、自分で選びなさい。ただし、わたしとわたしの家は主に仕えます。」
16民は答えた。
「主を捨てて、ほかの神々に仕えることなど、するはずがありません。 17わたしたちの神、主は、わたしたちとわたしたちの先祖を、奴隷にされていたエジプトの国から導き上り、わたしたちの目の前で数々の大きな奇跡を行い、わたしたちの行く先々で、またわたしたちが通って来たすべての民の中で、わたしたちを守ってくださった方です。 18主はまた、この土地に住んでいたアモリ人をはじめ、すべての民をわたしたちのために追い払ってくださいました。わたしたちも主に仕えます。この方こそ、わたしたちの神です。」
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第2朗読 エフェソ6:10~20 (新359)
6: 10最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。 11悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。 12わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。 13だから、邪悪な日によく抵抗し、すべてを成し遂げて、しっかりと立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。 14立って、真理を帯として腰に締め、正義を胸当てとして着け、 15平和の福音を告げる準備を履物としなさい。 16なおその上に、信仰を盾として取りなさい。それによって、悪い者の放つ火の矢をことごとく消すことができるのです。 17また、救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい。 18どのような時にも、“霊”に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。 19また、わたしが適切な言葉を用いて話し、福音の神秘を大胆に示すことができるように、わたしのためにも祈ってください。 20わたしはこの福音の使者として鎖につながれていますが、それでも、語るべきことは大胆に話せるように、祈ってください。
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福音書 ヨハネ6:56~69 (新176)
6: 56わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。 57生きておられる父がわたしをお遣わしになり、またわたしが父によって生きるように、わたしを食べる者もわたしによって生きる。 58これは天から降って来たパンである。先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。このパンを食べる者は永遠に生きる。」 59これらは、イエスがカファルナウムの会堂で教えていたときに話されたことである。
60ところで、弟子たちの多くの者はこれを聞いて言った。「実にひどい話だ。だれが、こんな話を聞いていられようか。」 61イエスは、弟子たちがこのことについてつぶやいているのに気づいて言われた。「あなたがたはこのことにつまずくのか。 62それでは、人の子がもといた所に上るのを見るならば……。 63命を与えるのは“霊”である。肉は何の役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、命である。 64しかし、あなたがたのうちには信じない者たちもいる。」イエスは最初から、信じない者たちがだれであるか、また、御自分を裏切る者がだれであるかを知っておられたのである。 65そして、言われた。「こういうわけで、わたしはあなたがたに、『父からお許しがなければ、だれもわたしのもとに来ることはできない』と言ったのだ。」
66このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。 67そこで、イエスは十二人に、「あなたがたも離れて行きたいか」と言われた。 68シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。
69あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」
2021年8月29日
聖霊降臨後第14主日 (緑)
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第1朗読 申命記4: 1~2, 6~9 (旧285)
第2朗読 ヤコブ1:17~27 (新421)
福 音 書 マルコ7: 1~8, 14~15, 21~23 (新74)
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Of. 15(詩篇15:1-5)
主よ、どのような人が、あなたの幕屋に宿り、
聖なる山に住むことができるのでしょう。
それは、完全な道を歩き、
正しいことを行う人。
心に真実の言葉があり、
舌に中傷をもたない人。
友に災いをもたらさず、
親しい人を嘲らない人。
主の目にかなわないものは退け、主を畏れる人を尊び、
悪事をしないとの誓いを守る人。
金を貸しても利息を取らず、
賄賂を受けて無実の人を陥れたりしない人。
これらのことを守る人は、
とこしえに揺らぐことはありません。
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Pr.
弱い私たちを強めてくださる力の神様。私たちを内外の攻撃から守り、きよめてくださり、御子のうちにとどまることができますように。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 申命記4: 1~2, 6~9 (旧285)
4: 1イスラエルよ。今、わたしが教える掟と法を忠実に行いなさい。そうすればあなたたちは命を得、あなたたちの先祖の神、主が与えられる土地に入って、それを得ることができるであろう。 2あなたたちはわたしが命じる言葉に何一つ加えることも、減らすこともしてはならない。わたしが命じるとおりにあなたたちの神、主の戒めを守りなさい。
6あなたたちはそれを忠実に守りなさい。そうすれば、諸国の民にあなたたちの知恵と良識が示され、彼らがこれらすべての掟を聞くとき、「この大いなる国民は確かに知恵があり、賢明な民である」と言うであろう。 7いつ呼び求めても、近くにおられる我々の神、主のような神を持つ大いなる国民がどこにあるだろうか。 8またわたしが今日あなたたちに授けるこのすべての律法のように、正しい掟と法を持つ大いなる国民がどこにいるだろうか。
9ただひたすら注意してあなた自身に十分気をつけ、目で見たことを忘れず、生涯心から離すことなく、子や孫たちにも語り伝えなさい。
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第2朗読 ヤコブ1:17~27 (新421)
1: 17良い贈り物、完全な賜物はみな、上から、光の源である御父から来るのです。御父には、移り変わりも、天体の動きにつれて生ずる陰もありません。 18御父は、御心のままに、真理の言葉によってわたしたちを生んでくださいました。それは、わたしたちを、いわば造られたものの初穂となさるためです。
19わたしの愛する兄弟たち、よくわきまえていなさい。だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。 20人の怒りは神の義を実現しないからです。 21だから、あらゆる汚れやあふれるほどの悪を素直に捨て去り、心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。この御言葉は、あなたがたの魂を救うことができます。
22御言葉を行う人になりなさい。自分を欺いて、聞くだけで終わる者になってはいけません。 23御言葉を聞くだけで行わない者がいれば、その人は生まれつきの顔を鏡に映して眺める人に似ています。 24鏡に映った自分の姿を眺めても、立ち去ると、それがどのようであったか、すぐに忘れてしまいます。 25しかし、自由をもたらす完全な律法を一心に見つめ、これを守る人は、聞いて忘れてしまう人ではなく、行う人です。このような人は、その行いによって幸せになります。
26自分は信心深い者だと思っても、舌を制することができず、自分の心を欺くならば、そのような人の信心は無意味です。 27みなしごや、やもめが困っているときに世話をし、世の汚れに染まらないように自分を守ること、これこそ父である神の御前に清く汚れのない信心です。
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福音書 マルコ7: 1~8, 14~15, 21~23 (新74)
7: 1ファリサイ派の人々と数人の律法学者たちが、エルサレムから来て、イエスのもとに集まった。 2そして、イエスの弟子たちの中に汚れた手、つまり洗わない手で食事をする者がいるのを見た。 3――ファリサイ派の人々をはじめユダヤ人は皆、昔の人の言い伝えを固く守って、念入りに手を洗ってからでないと食事をせず、 4また、市場から帰ったときには、身を清めてからでないと食事をしない。そのほか、杯、鉢、銅の器や寝台を洗うことなど、昔から受け継いで固く守っていることがたくさんある。―― 5そこで、ファリサイ派の人々と律法学者たちが尋ねた。「なぜ、あなたの弟子たちは昔の人の言い伝えに従って歩まず、汚れた手で食事をするのですか。」 6イエスは言われた。「イザヤは、あなたたちのような偽善者のことを見事に預言したものだ。彼はこう書いている。
『この民は口先ではわたしを敬うが、
その心はわたしから遠く離れている。
7人間の戒めを教えとしておしえ、
むなしくわたしをあがめている。』
8あなたたちは神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている。」
14それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。「皆、わたしの言うことを聞いて悟りなさい。 15外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである。」
21中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て来るからである。みだらな行い、盗み、殺意、 22姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別など、 23これらの悪はみな中から出て来て、人を汚すのである。」
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