2024年1月27日土曜日

説教メッセージ 20240128

聖書の言葉 



マルコ1:21~28(新62)

21一行はカファルナウムに着いた。イエスは、安息日に会堂に入って教え始められた。 22人々はその教えに非常に驚いた。律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。 23そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。 24「ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。正体は分かっている。神の聖者だ。」 25イエスが、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになると、 26汚れた霊はその人にけいれんを起こさせ、大声をあげて出て行った。 27人々は皆驚いて、論じ合った。「これはいったいどういうことなのだ。権威ある新しい教えだ。この人が汚れた霊に命じると、その言うことを聴く。」 28イエスの評判は、たちまちガリラヤ地方の隅々にまで広まった。

申命記18:15~20(旧309)

15あなたの神、主はあなたの中から、あなたの同胞の中から、わたしのような預言者を立てられる。あなたたちは彼に聞き従わねばならない。 16このことはすべて、あなたがホレブで、集会の日に、「二度とわたしの神、主の声を聞き、この大いなる火を見て、死ぬことのないようにしてください」とあなたの神、主に求めたことによっている。 17主はそのときわたしに言われた。「彼らの言うことはもっともである。 18わたしは彼らのために、同胞の中からあなたのような預言者を立ててその口にわたしの言葉を授ける。彼はわたしが命じることをすべて彼らに告げるであろう。 19彼がわたしの名によってわたしの言葉を語るのに、聞き従わない者があるならば、わたしはその責任を追及する。 20ただし、その預言者がわたしの命じていないことを、勝手にわたしの名によって語り、あるいは、他の神々の名によって語るならば、その預言者は死なねばならない。」


説教「人の思いでなく神の言葉」  徳弘浩隆牧師

1、事始め…

新しい年になり、早いものでもう、ひと月が過ぎようとしています。どんな一年が始まりましたか?

世界ではまだ戦争が続き、日本ではお正月から大きな地震、その後大きな飛行機事故、政治でも問題や混乱が続いていますね。

私も、助けていただいて教会の総会の資料つくりや、教区内の他教会や他の教会施設の相談事やお世話に追われたひと月でした。個人としても年末に父の葬儀があり、その後も手続きや片付け、そして来月は姪っ子の結婚式もあり、人の一生のいろいろな出来事に立会いながら、色々なことを考えさせられますが、感慨に浸る余裕もなかなかありません。忙しくて、新年の仕事始めや、今年のことを考えて、心新たに取り組み始めるという感じではありませんでした。

「正月事始め」という言葉があります。お正月を迎える準備をする始まりは、たいてい12月8日か13日からだそうです。私たちは、「クリスマス事始め」ともいえるアドベントが12月3日に始まりました。そして迎えたクリスマス。

聖書では、マルコによる福音書の最初のところから、キリストを迎える準備、キリストの誕生、そして命名、洗礼、そしてガリラヤで伝道を始められ、弟子たちを集めるという流れを見ています。そして今日の聖書の個所は、いよいよ、キリストの活動が始まる、そんなところになっています。「キリスト事始め」ともいえる最初の出来事を、一緒に見ていきましょう。

2,聖書 

一行はカファルナウムにつきました。イエス様は安息日に会堂に入って教え始めました。会堂というのは、エルサレムの神殿だけではなく、各地に建てられたユダヤ教の集会所で、今でいえば本部の教会ではなくて各地の教会という形です。今でもカファルナウムには会堂跡(コラムに写真)があり、これはイエス様の時代の後のものだそうですが、ガリラヤ湖を見ながらそのころに思いをはせることができます。会堂では、巻物になった旧約の聖書、つまり預言や律法の書を取り出して読み、説教のような解説があったのでしょう。人々はイエス様の語る言葉に驚きました。「律法学者のようにではなく、権威あるものとしてお教えになったから」です。

そしてすぐ、会堂にいた汚れた霊に取りつかれていた男からその霊を追い出し、人々はまた驚きます。「これはいったいどういうことなのだ。権威ある新しい教えだ」と。そしてその評判がガリラヤ地方の隅々までに広まったのでした。

マルコが伝えるイエス様の「仕事始め」は、とても印象的で、人々を驚かせ、その評判が広まるものとなりました。このカファルナウムはイエス様のガリラヤ伝道の拠点ともいえる場所ですから、「まずは良いスタートを切った」と言えるかもしれません。

何が違い、何が良かったのか、何が人々を驚かせ、何が評判になったのでしょうか。

今日の旧約聖書は申命記でした。「モーセのような預言者を送る」「その口に私(神)の言葉を授ける」と救い主・キリストの到来が預言されていると考えてよいところです。それが、今日の福音書の出来事で実現したのです。そのように、イエス様は、「律法学者のようにではなく、権威あるものとしてお教えになった」のです。

申命記は、神からユダヤの民に与えたられた律法を、モーセが死を前にして「繰り返して」整理して語り聞かせるという内容になっています。この「繰り返し命じる」というのが漢語訳聖書経由で日本語にもなった「申命記」という言葉のもとになっています。律法は、神がユダヤの民に守るよう命じられた掟です。厳しい掟というより、これを守れば、人も共同体も国も神の願う調和と平和が実現する、という神の願いであり、約束でもありました。

しかし、それを大切にするあまり、一語一句にとらわれて、逆に人々の生活を縛るようになっていきます。これを専門的に学び、教えていたのが律法学者です。今日の出来事の後、イエス様は律法学者たちと衝突し、非難されるようになっていきますが、この律法学者たちは神の言葉を大切にするあまり、人々を圧迫し、自由を奪い、重荷を背負わせるようになっていくのです。

マルコでは詳しく書かれていませんが、イエス様はそんな律法の巻物を朗読し、説教をしたのでしょう。それに驚いた人々は、律法に人々を縛り重荷を背負わされるというのではなく、神のみ心や人を自由にし活かす言葉を聞いたのでしょう。イエス様の言葉は、人の思いではなく神の言葉だったのです。

そして、実際に汚れた霊に取りつかれていた人から霊を追い出したのです。これでますます人々は驚きます。イエス様の語る律法の真意を説明する言葉だけではなく、人から悪の支配を追い出す出来事を見たからです。

3,振り返り 

私たちはどうでしょうか?実は、聖書によると、人は一度、「追い出された」ことがあります。神様との約束を破り、悪と罪に陥り、楽園を追放されたのです。エデンの園の物語がそれを伝えています。

しかし、今日のイエス様は、人々の心に巣くう悪の思い、罪の思いを、「逆に追い出してくれた」のです。自分の考えが一番正しいという立派な自信は、自己中心の罪の心で、対話と他者の尊重を忘れるときに、人を苦しめ、追いやり、重荷を背負わせ、分裂と対立を生むことになります。それが今の私たちの人生や、社会や、世界の問題の大本です。

私の人生も、そんな罪の心から解放されましょう。キリストの言葉は、そんな心を私から追い出してくれます。楽園を追い出された私たちに巣くう罪の心を、キリストは私たちから追い出してくれるのです。

4,勧め 

どうしたらいいでしょうか? 答えは簡単。キリストの言葉を学び、従って生きていくことです。

今日はキリストの「仕事始め」でしたが、今後一年マルコによる福音書を読み進めながら、キリストの言葉となさったこと、そして十字架の出来事へと進んでいく中で、もっと明らかになっていきます。

教会は一年に一度の総会の時期になっています。今日は復活教会で、そして来週は高蔵寺教会で年次総会があります。どんな一年を始めますか?そしてあなたの今年の一年は、どんな風に始めましたか?キチンと神様と手をつないでいますか? そしてもう一方の手は、家族や社会や教会という共同体でも人と手をつなぎ、本当の神様の願いを生きていきていますか?イエス様の言葉と行いは、ただ人の罪を暴き責めるのではなく、たくさんの掟で人に重荷を負わせるのではなくて、その奥にある神様の正しさと愛で人を自由にすることでした。

一緒に神様の愛の中を生きていきましょう。

 


牧師コラム・ トリップアドバイザーで聖地旅行!?  

Tripadvaisorという旅行情報サイトがあります。私も登録して、いくつか写真を載せていたころもあります。ここでいろんな旅行会社や個人の載せた聖地旅行の写真や地図も見ることができます。カファルナウムも調べてみると、詳しい説明や写真も出てきます。地図で位置関係も確認できます。聖書を読むとき、ここで調べてみると、もっとリアルに理解することができます。私も昔行った場所の復習ができます。私の知っているブラジルの聖書学者の聖地旅行の記事、彼の写真もありました。

来週はペテロの姑が聖書で出てきますね。ペテロの家の跡とそこに建てられた教会もあります。楽しみですね。


トリップアドバイザー: ホテル、観光スポット、レストランの10億件を超える口コミや投稿 (tripadvisor.jp)


2024年1月25日木曜日

週報用データ 202402

 

20242

202424日 顕現後第5主日(緑)

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主題 : 主の癒し

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1朗読 イザヤ40:2131 (1125)

2朗読 1コリント9:1623 (311)

福 音 書 マルコ1:2939 (62)

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讃美歌

151 ひとの目には

221 夕日しずむころ

424 この世のつとめ

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Of. 1472(詩篇147:1-11,20c

ハレルヤ。わたしたちの(かみ)をほめ(うた)うのはいかに(たの)しく(よろこ)ばしく、

    (かみ)への(さん)()はいかに(うつく)しく(こころよ)いことか。

(かみ)はエルサレムを(さい)(けん)し、イスラエルの()われた(ひと)(びと)(あつ)めてくださる。

    (しゅ)()(くだ)かれた(ひと)(びと)(こころ)(いや)し、その(きず)(つつ)んでくださる。

(しゅ)(ほし)(かず)(さだ)め、それぞれに()()をお(あた)えになる。

    わたしたちの(しゅ)(おお)いなる(かた)、み(ちから)(つよ)く、(えい)()(わざ)(かず)()れない。

(しゅ)(まず)しい(ひと)(びと)(はげ)まし、(さか)らう(もの)()(たお)される。

    (かん)(しゃ)(ささ)(もの)をささげて(しゅ)(うた)え、(たて)(ごと)()てわたしたちの(かみ)にほめ(うた)をうたえ。

(しゅ)(てん)(くも)(おお)い、(だい)()のために(あめ)(そな)え、(やま)(やま)(くさ)()()えさせられる。

    (けもの)や、(からす)のたぐいが(もと)めて()けば、()(もの)をお(あた)えになる。

(しゅ)(うま)(いさ)ましさを(よろこ)ばれるのでもなく、(ひと)(あし)(はや)さを(のぞ)るのでもない。

    (しゅ)(のぞ)まれるのは(しゅ)(おそ)れる(ひと)(しゅ)(いつく)しみを()(のぞ)(ひと)

どの(くに)(たい)しても、このように(はか)らわれたことはない。

  (かれ)らは(しゅ)(さば)きを()りえない。

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Pr.

(えい)(えん)(かみ)(さま)。あなたは(よわ)(もの)(つよ)くし、よろめく(ひと)(ささ)えてくださいます。あなたの(いや)しと(すこ)やかな(いのち)使()(しゃ)として、()(かい)(すみ)(ずみ)にまで()(おとず)れを()らせるために、(わたし)たちをお(つか)わしください。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ます。アーメン

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1朗読 イザヤ40:2131 (1125)

21お前たちは知ろうとせず聞こうとしないのか

初めから告げられてはいなかったのか

理解していなかったのか、地の基の置かれた様を。

22主は地を覆う大空の上にある御座に着かれる。

地に住む者は虫けらに等しい。

主は天をベールのように広げ、天幕のように張り

その上に御座を置かれる。

23主は諸侯を無に等しいものとし

地を治める者をうつろなものとされる。

24彼らは植えられる間もなく、種蒔かれる間もなく

地に根を張る間もなく

風が吹きつけてこれを枯らす。

嵐がわらのように巻き上げる。

25お前たちはわたしを誰に似せ

誰に比べようとするのか、と聖なる神は言われる。

26目を高く上げ、誰が天の万象を創造したかを見よ。

それらを数えて、引き出された方

それぞれの名を呼ばれる方の

力の強さ、激しい勢いから逃れうるものはない。

27ヤコブよ、なぜ言うのか

イスラエルよ、なぜ断言するのか

わたしの道は主に隠されている、と

わたしの裁きは神に忘れられた、と。

28あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。

主は、とこしえにいます神

地の果てに及ぶすべてのものの造り主。

倦むことなく、疲れることなく

その英知は究めがたい。

29疲れた者に力を与え

勢いを失っている者に大きな力を与えられる。

30若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが

31主に望みをおく人は新たな力を得

鷲のように翼を張って上る。

走っても弱ることなく、歩いても疲れない。

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2朗読  1コリント9:1623 (311)

16もっとも、わたしが福音を告げ知らせても、それはわたしの誇りにはなりません。そうせずにはいられないことだからです。福音を告げ知らせないなら、わたしは不幸なのです。 17自分からそうしているなら、報酬を得るでしょう。しかし、強いられてするなら、それは、ゆだねられている務めなのです。 18では、わたしの報酬とは何でしょうか。それは、福音を告げ知らせるときにそれを無報酬で伝え、福音を伝えるわたしが当然持っている権利を用いないということです。

19わたしは、だれに対しても自由な者ですが、すべての人の奴隷になりました。できるだけ多くの人を得るためです。 20ユダヤ人に対しては、ユダヤ人のようになりました。ユダヤ人を得るためです。律法に支配されている人に対しては、わたし自身はそうではないのですが、律法に支配されている人のようになりました。律法に支配されている人を得るためです。 21また、わたしは神の律法を持っていないわけではなく、キリストの律法に従っているのですが、律法を持たない人に対しては、律法を持たない人のようになりました。律法を持たない人を得るためです。 22弱い人に対しては、弱い人のようになりました。弱い人を得るためです。すべての人に対してすべてのものになりました。何とかして何人かでも救うためです。 23福音のためなら、わたしはどんなことでもします。それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。

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福音書  マルコ1:2939 (62)

29すぐに、一行は会堂を出て、シモンとアンデレの家に行った。ヤコブとヨハネも一緒であった。 30シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていたので、人々は早速、彼女のことをイエスに話した。 31イエスがそばに行き、手を取って起こされると、熱は去り、彼女は一同をもてなした。 32夕方になって日が沈むと、人々は、病人や悪霊に取りつかれた者を皆、イエスのもとに連れて来た。 33町中の人が、戸口に集まった。 34イエスは、いろいろな病気にかかっている大勢の人たちをいやし、また、多くの悪霊を追い出して、悪霊にものを言うことをお許しにならなかった。悪霊はイエスを知っていたからである。

 

35朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた。 36シモンとその仲間はイエスの後を追い、 37見つけると、「みんなが捜しています」と言った。 38イエスは言われた。「近くのほかの町や村へ行こう。そこでも、わたしは宣教する。そのためにわたしは出て来たのである。」 39そして、ガリラヤ中の会堂に行き、宣教し、悪霊を追い出された。

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K.V. マルコ1:31

イエスがそばに行き、手を取って起こされると、熱は去り、彼女は一同をもてなした。

 


2024211日 主の変容(/)

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主題 : 神の御子イエスの変容

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1朗読 列王記下 2: 112 (577)

2朗読 2コリント 4: 36 (329)

福 音 書 マルコ 9: 29 (78)

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讃美歌

207 神のみさかえは

148 いとうるわし

386 十字架のもとに/十字架のもとぞ

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Of. 501(詩篇50:1-6

神々(かみがみ)(かみ)(しゅ)は、み言葉(ことば)(はっ)し、

    ()()るところから()()るところまで、()()(あつ)められる。

(うるわ)(きわ)みシオンから、

    (かみ)(けん)(げん)される

わたしたちの(かみ)()られる、(ちん)(もく)してはおられない。

    (まえ)()()(つく)して()き、みもとには(あらし)()()れている。

(かみ)はご()(ぶん)(たみ)(さば)くために、

    (うえ)から(てん)()びかけ、また、()()びかけられる。

「わたしの、(まえ)(あつ)めよ。

    わたしの(いつく)しみに()きる(もの)を、いけにえを(そな)えてわたしと(けい)(やく)(むす)んだ(もの)を。」

(てん)(かみ)(ただ)しいことを()()らせる。

  (かみ)(おん)(みずか)(さば)きを(おこな)われる。

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Pr.

(ぜん)(のう)(かみ)(さま)(やま)(いただ)きに(かがや)くあなたの(しん)()(ひかり)は、(わたし)たちの(こころ)()()ます。(あい)する()()によって(わたし)たちを(つく)()、あなたの()姿(すがた)()(かい)()らしてください。あなたと(せい)(れい)とともにただ(ひと)りの(かみ)(えい)(えん)()(はい)(しゃ)()()(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ます。アーメン

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1朗読 列王記下 2: 112 (577)

1主が嵐を起こしてエリヤを天に上げられたときのことである。エリヤはエリシャを連れてギルガルを出た。 2エリヤはエリシャに、「主はわたしをベテルにまでお遣わしになるが、あなたはここにとどまっていなさい」と言った。しかしエリシャは、「主は生きておられ、あなた御自身も生きておられます。わたしはあなたを離れません」と答えたので、二人はベテルに下って行った。 3ベテルの預言者の仲間たちがエリシャのもとに出て来て、「主が今日、あなたの主人をあなたから取り去ろうとなさっているのを知っていますか」と問うと、エリシャは、「わたしも知っています。黙っていてください」と答えた。 4エリヤは、「エリシャよ、主はわたしをエリコへお遣わしになるが、あなたはここにとどまっていなさい」と言った。しかしエリシャは、「主は生きておられ、あなた御自身も生きておられます。わたしはあなたを離れません」と答えたので、二人はエリコに来た。 5エリコの預言者の仲間たちがエリシャに近づいて、「主が今日、あなたの主人をあなたから取り去ろうとなさっているのを知っていますか」と問うと、エリシャは、「わたしも知っています。黙っていてください」と答えた。 6エリヤはエリシャに、「主はわたしをヨルダンへお遣わしになるが、あなたはここにとどまっていなさい」と言った。しかしエリシャは、「主は生きておられ、あなた御自身も生きておられます。わたしはあなたを離れません」と答えたので、彼らは二人で出かけて行った。 7預言者の仲間五十人もついて行った。彼らは、ヨルダンのほとりに立ち止まったエリヤとエリシャを前にして、遠く離れて立ち止まった。 8エリヤが外套を脱いで丸め、それで水を打つと、水が左右に分かれたので、彼ら二人は乾いた土の上を渡って行った。 9渡り終わると、エリヤはエリシャに言った。「わたしがあなたのもとから取り去られる前に、あなたのために何をしようか。何なりと願いなさい。」エリシャは、「あなたの霊の二つの分をわたしに受け継がせてください」と言った。 10エリヤは言った。「あなたはむずかしい願いをする。わたしがあなたのもとから取り去られるのをあなたが見れば、願いはかなえられる。もし見なければ、願いはかなえられない。」 11彼らが話しながら歩き続けていると、見よ、火の戦車が火の馬に引かれて現れ、二人の間を分けた。エリヤは嵐の中を天に上って行った。 12エリシャはこれを見て、「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と叫んだが、もうエリヤは見えなかった。エリシャは自分の衣をつかんで二つに引き裂いた。

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2朗読  2コリント 4: 36 (329)

3わたしたちの福音に覆いが掛かっているとするなら、それは、滅びの道をたどる人々に対して覆われているのです。 4この世の神が、信じようとはしないこの人々の心の目をくらまし、神の似姿であるキリストの栄光に関する福音の光が見えないようにしたのです。 5わたしたちは、自分自身を宣べ伝えるのではなく、主であるイエス・キリストを宣べ伝えています。わたしたち自身は、イエスのためにあなたがたに仕える僕なのです。 6「闇から光が輝き出よ」と命じられた神は、わたしたちの心の内に輝いて、イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を与えてくださいました。

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福音書  マルコ 9: 29 (78)

2六日の後、イエスは、ただペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、 3服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。 4エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り合っていた。 5ペトロが口をはさんでイエスに言った。「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」 6ペトロは、どう言えばよいのか、分からなかった。弟子たちは非常に恐れていたのである。 7すると、雲が現れて彼らを覆い、雲の中から声がした。「これはわたしの愛する子。これに聞け。」 8弟子たちは急いで辺りを見回したが、もはやだれも見えず、ただイエスだけが彼らと一緒におられた。

9一同が山を下りるとき、イエスは、「人の子が死者の中から復活するまでは、今見たことをだれにも話してはいけない」と弟子たちに命じられた。

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K.V. マルコ9:7

すると、雲が現れて彼らを覆い、雲の中から声がした。「これはわたしの愛する子。これに聞け。」

 

 


2024214()灰の水曜日(紫/黒)

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主題 : 神の御前での私

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1朗読 ヨエル 2: 12,1217 (1422)又は イザヤ58:112(旧1156

2朗読 2コリント 5:20b6:10 (331)

福 音 書 マタイ 6: 16,1621 (71)

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讃美歌

454 よしあしいずれの

299 心をくだかれ

227 しずけき夕べの

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Of. 0512(詩篇51:3-19

(かみ)よ、わたしを(あわ)れんでください、(おん)(いつく)しみもって

  (ふか)(おん)(あわ)れみをもって、(そむ)きの(つみ)をぬぐってください。

わたしの(とが)をことごとく(あら)い、

  (つみ)から(きよ)めてください。

(かみ)よ、あなたに(そむ)いたことをわたしは()っています。

  わたしの(つみ)(つね)にわたしの(まえ)()かれています。

(かみ)よ、あなたに、あなたにのみわたしは(つみ)(おか)し、(おん)()(あく)()()られることをしました。

  あなたの()われることは(ただ)なたの(さば)きに(あやま)はありません。

わたしは(とが)のうちに()()とされ、

  (はは)がわたし()ごもったときも、わたしは(つみ)のうちにあったのです

あなたは()()ではなくまことを(のぞ)

  ()(じゅつ)(はい)して()()(さと)らせてくださいます。

ヒソプの(えだ)でわたしの(つみ)(はら)ってください、わたしが(きよ)くなるように。

  わたしを(あら)ってください、(ゆき)よりも(しろ)くなるように。

(よろこ)(いわ)(こえ)()かせてください、あなたによって(くだ)かれたこの(ほね)(よろこ)(おど)るように。

  わたしの(つみ)(かお)()けず、(とが)をことごとくぬぐってください。

(かみ)よ、わたしの(うち)(きよ)(こころ)(そう)(ぞう)し、

  ()るがぬ(れい)をわたしの(うち)(あたら)しくしてください。

わたしをみ(まえ)から()てず、

  あなたの(せい)なる(れい)()()げないでください。

あなたの(すく)いの(よろこ)びをわたしに(かえ)し、

  (よろこ)(つか)える(れい)(あた)えて、わたしを(ささ)えてください。

(かみ)よ、わたしはあなたの(みち)(おし)、あなたに(そむ)(もの)に。

    (つみ)(びと)()(かえ)

(かみ)よ、わたしの救い(すく)(かみ)(りゅう)(けつ)(わざわ)からわたしを(すく)()してください。

    わたしの(した)(めぐ)(わざ)(よろこ)(うた)ます。

(しゅ)よ、わたしの(くちびる)(ひら)いてください。

    わたしの(くち)はあなたの(さん)()(うた)います。

もしいけにえがあなたに(よろこ)ばれ、()()くす(ささ)(もの)がみ(むね)なうのなら、

    わたしはそれをささげます。

しかし、(かみ)(もと)()(くだ)(れい)

    ()(くだ)かれ()いる(こころ)を、(かみ)よ、あなたは(あなど)られません。

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Pr.

(いま)()きておられる(ぜん)(のう)(かみ)(さま)。あなたはお(つく)りになったものを(なに)(ひと)()てず、(つみ)()いる(もの)すべてを(ゆる)してくださいます。(わたし)たちのうちに(あら)たにきよい(こころ)(つく)ってください。そして(こころ)から()(あらた)める(もの)(あわ)れみ(ふか)いあなたの(まった)(ゆる)しを(あた)ください。あなたと(せい)(れい)とともにただ(ひと)りの(かみ)(えい)(えん)()(はい)(しゃ)()()(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ます。アーメン

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1朗読 ヨエル 2: 12,1217 (1422)

1シオンで角笛を吹き

わが聖なる山で鬨の声をあげよ。

この国に住む者は皆、おののけ。

主の日が来る、主の日が近づく。

2それは闇と暗黒の日、雲と濃霧の日である。

強大で数多い民が

山々に広がる曙の光のように襲ってくる。

このようなことは、かつて起こったことがなく

これから後も、代々再び起こることはない。

 

12主は言われる。

「今こそ、心からわたしに立ち帰れ

断食し、泣き悲しんで。

13衣を裂くのではなく

お前たちの心を引き裂け。」

あなたたちの神、主に立ち帰れ。

主は恵みに満ち、憐れみ深く

忍耐強く、慈しみに富み

くだした災いを悔いられるからだ。

14あるいは、主が思い直され

その後に祝福を残し

あなたたちの神、主にささげる穀物とぶどう酒を

残してくださるかもしれない。

15シオンで角笛を吹き

断食を布告し、聖会を召集せよ。

16民を呼び集め、会衆を聖別し

長老を集合させよ。

幼子、乳飲み子を呼び集め

花婿を控えの間から

花嫁を祝いの部屋から呼び出せ。

17祭司は神殿の入り口と祭壇の間で泣き

主に仕える者は言うがよい。

「主よ、あなたの民を憐れんでください。

あなたの嗣業である民を恥に落とさず

国々の嘲りの種としないでください。

『彼らの神はどこにいるのか』と

なぜ諸国の民に言わせておかれるのですか。」

 

又は イザヤ58:112(旧1156

1喉をからして叫べ、黙すな

声をあげよ、角笛のように。

わたしの民に、その背きを

ヤコブの家に、その罪を告げよ。

2彼らが日々わたしを尋ね求め

わたしの道を知ろうと望むように。

恵みの業を行い、神の裁きを捨てない民として

彼らがわたしの正しい裁きを尋ね

神に近くあることを望むように。

3何故あなたはわたしたちの断食を顧みず

苦行しても認めてくださらなかったのか。

見よ、断食の日にお前たちはしたい事をし

お前たちのために労する人々を追い使う。

4見よ

お前たちは断食しながら争いといさかいを起こし

神に逆らって、こぶしを振るう。

お前たちが今しているような断食によっては

お前たちの声が天で聞かれることはない。

5そのようなものがわたしの選ぶ断食

苦行の日であろうか。

葦のように頭を垂れ、粗布を敷き、灰をまくこと

それを、お前は断食と呼び

主に喜ばれる日と呼ぶのか。

6わたしの選ぶ断食とはこれではないか。

悪による束縛を断ち、軛の結び目をほどいて

虐げられた人を解放し、軛をことごとく折ること。

7更に、飢えた人にあなたのパンを裂き与え

さまよう貧しい人を家に招き入れ

裸の人に会えば衣を着せかけ

同胞に助けを惜しまないこと。

8そうすれば、あなたの光は曙のように射し出で

あなたの傷は速やかにいやされる。

あなたの正義があなたを先導し

主の栄光があなたのしんがりを守る。

9あなたが呼べば主は答え

あなたが叫べば

「わたしはここにいる」と言われる。

軛を負わすこと、指をさすこと

呪いの言葉をはくことを

あなたの中から取り去るなら

10飢えている人に心を配り

苦しめられている人の願いを満たすなら

あなたの光は、闇の中に輝き出で

あなたを包む闇は、真昼のようになる。

11主は常にあなたを導き

焼けつく地であなたの渇きをいやし

骨に力を与えてくださる。

あなたは潤された園、水の涸れない泉となる。

12人々はあなたの古い廃虚を築き直し

あなたは代々の礎を据え直す。

人はあなたを「城壁の破れを直す者」と呼び

「道を直して、人を再び住まわせる者」と呼ぶ。

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2朗読  2コリント 5:20b6:10 (331)

キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。 21罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。

 

61わたしたちはまた、神の協力者としてあなたがたに勧めます。神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。 2なぜなら、

「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。

救いの日に、わたしはあなたを助けた」

と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。 3わたしたちはこの奉仕の務めが非難されないように、どんな事にも人に罪の機会を与えず、 4あらゆる場合に神に仕える者としてその実を示しています。大いなる忍耐をもって、苦難、欠乏、行き詰まり、 5鞭打ち、監禁、暴動、労苦、不眠、飢餓においても、 6純真、知識、寛容、親切、聖霊、偽りのない愛、 7真理の言葉、神の力によってそうしています。左右の手に義の武器を持ち、 8栄誉を受けるときも、辱めを受けるときも、悪評を浴びるときも、好評を博するときにもそうしているのです。わたしたちは人を欺いているようでいて、誠実であり、 9人に知られていないようでいて、よく知られ、死にかかっているようで、このように生きており、罰せられているようで、殺されてはおらず、 10悲しんでいるようで、常に喜び、貧しいようで、多くの人を富ませ、無一物のようで、すべてのものを所有しています。

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福音書  マタイ 6: 16,1621 (71)

1「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。

2だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。はっきりあなたがたに言っておく。彼らは既に報いを受けている。 3施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。 4あなたの施しを人目につかせないためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。」

5「祈るときにも、あなたがたは偽善者のようであってはならない。偽善者たちは、人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。 6だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。

 

16「断食するときには、あなたがたは偽善者のように沈んだ顔つきをしてはならない。偽善者は、断食しているのを人に見てもらおうと、顔を見苦しくする。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。 17あなたは、断食するとき、頭に油をつけ、顔を洗いなさい。 18それは、あなたの断食が人に気づかれず、隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。」

19「あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。 20富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。 21あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」

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K.V. マタイ6:6

だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。

 

 


2024218日 四旬節第1主日(紫)

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主題 : 荒れ野での誘惑

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1朗読 創世記 9: 817 (11)

2朗読 1ペトロ 3:1822 (432)

福 音 書 マルコ 1: 915 (61)

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讃美歌

290 ガリラヤの風

370 しずけき祈りの

071 とうとき主イエスの

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Of. 251(詩篇25:1-10

(しゅ)よ、わたしの(たましい)はあなたを(あお)(のぞ)みます。

    わたしの(かみ)よ、あなたに()(たの)みます。

どうか、わたしが(はじ)()けることのないように、

    (てき)(ほこ)ことのないようにしてください。

あなたに(のぞ)をおく(もの)はだれも、(けっ)(はじ)()けることはありません

    いたずらに(あざむ)(もの)(はじ)()けるのです。

(しゅ)よ、あなたの(みち)をわたしに(しめ)し、

    あなたに(したが)(みち)(おし)えてください。

あなたのまことにわたしを(みちび)いてください(おし)ください。

    あなたはわたしを(すく)くださる(かみ)()えることなくあなたに(のぞ)みをおいています。

(しゅ)よ、(おも)()こしてください。

    あなたのとこしえの(あわ)れみと(いつく)しみを。

わたしの(わか)いときの(つみ)(そむ)(おも)()こさず、

    (いつく)しみ(ふか)く、み(めぐ)みのために、(しゅ)よ、わたしをみ(こころ)()めてください。

(しゅ)(めぐ)(ふか)(ただ)しく、

    (つみ)(びと)(みち)(しめ)してくださいます。

(しゅ)(ただ)しい(さば)きで(まず)しい(ひと)(みちび)き、

    その(みち)をへりくだる(ひと)(おし)えてくださいます。

その(けい)(やく)(さだ)めを(まも)(ひと)にとって

  (しゅ)(みち)はすべて、(いつく)しみとまこと。

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Pr.

(せい)なる(かみ)(さま)(てん)(ちち)。あなたはノアたちを(こう)(ずい)から(すく)い、()()(ゆう)(わく)から()()(まも)れました。(せん)(れい)(たま)(もの)によって(わたし)たちを(あら)たにし(てん)使()たちが(とも)にいて、()しき(てき)(わたし)たちに(ちから)()るうことができないようにしてください。あなたと(せい)(れい)とともにただ(ひと)りの(かみ)(えい)(えん)()(はい)(しゃ)()()(しゅ)エス・キリストによって(いの)ます。アーメン

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1朗読 創世記 9: 817 (11)

8神はノアと彼の息子たちに言われた。

9「わたしは、あなたたちと、そして後に続く子孫と、契約を立てる。 10あなたたちと共にいるすべての生き物、またあなたたちと共にいる鳥や家畜や地のすべての獣など、箱舟から出たすべてのもののみならず、地のすべての獣と契約を立てる。 11わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」

12更に神は言われた。

「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。 13すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。 14わたしが地の上に雲を湧き起こらせ、雲の中に虹が現れると、 15わたしは、わたしとあなたたちならびにすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた契約に心を留める。水が洪水となって、肉なるものをすべて滅ぼすことは決してない。 16雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。」

17神はノアに言われた。

「これが、わたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。」

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2朗読  1ペトロ 3:1822 (432)

18キリストも、罪のためにただ一度苦しまれました。正しい方が、正しくない者たちのために苦しまれたのです。あなたがたを神のもとへ導くためです。キリストは、肉では死に渡されましたが、霊では生きる者とされたのです。 19そして、霊においてキリストは、捕らわれていた霊たちのところへ行って宣教されました。 20この霊たちは、ノアの時代に箱舟が作られていた間、神が忍耐して待っておられたのに従わなかった者です。この箱舟に乗り込んだ数人、すなわち八人だけが水の中を通って救われました。 21この水で前もって表された洗礼は、今やイエス・キリストの復活によってあなたがたをも救うのです。洗礼は、肉の汚れを取り除くことではなくて、神に正しい良心を願い求めることです。 22キリストは、天に上って神の右におられます。天使、また権威や勢力は、キリストの支配に服しているのです。

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福音書  マルコ 1: 915 (61)

9そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来て、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。 10水の中から上がるとすぐ、天が裂けて“霊”が鳩のように御自分に降って来るのを、御覧になった。 11すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

12それから、“霊”はイエスを荒れ野に送り出した。 13イエスは四十日間そこにとどまり、サタンから誘惑を受けられた。その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた。

14ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、 15「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。

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K.V. マルコ 1:13

イエスは四十日間そこ(荒れ野)にとどまり、サタンから誘惑を受けられた。その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた。

 

 


2024225日 四旬節第2主日(紫)

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主題 : 神の御心としての主の十字架

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1朗読 創世記 17: 17,1516 (21)

2朗読 ローマ 4:1325 (278)

福 音 書 マルコ 8:3138 (77)

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讃美歌

240 み言葉によりて

066 たよりゆくものに

332 主のまことは

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Of. 22/2(詩篇22:24-32

(しゅ)(おそ)れる(ひと)(びと)よ、(しゅ)(さん)()せよ。

    ヤコブの()(そん)(みな)(しゅ)(えい)(こう)()せよ。イスラエルの()(そん)(みな)(しゅ)(おそ)れよ。

(しゅ)(まず)しい(ひと)(くる)しみを(けっ)して(あなど)らず、さげすまれず、

    (かお)(かく)すことなく、(たす)けを(もと)める(さけ)びを()いてくださいます。

それゆえ、わたしは(おお)いなる(しゅう)(かい)で、あなたに(さん)()をささげ、

    (かみ)(おそ)れる(ひと)(びと)(まえ)で、(かん)(しゃ)(ささ)(もの)をささげます。

(まず)しい(ひと)()べて()()り、(しゅ)(たず)(もと)める(ひと)(しゅ)(さん)()します。

    いつまでも(すこ)やかな(いのち)(あた)えられますように。

()()てまで、すべての(ひと)(しゅ)(みと)め、みもとに()(かえ)り、(くに)(ぐに)(たみ)がみ(まえ)にひれ()すように。

    (おう)(けん)(しゅ)にあり、(しゅ)(くに)(ぐに)(おさ)められます。

(いのち)(あふ)れてこの()()(もの)はことごとく(しゅ)にひれ()し、

    (ちり)(くだ)った(もの)もすべてみ(まえ)()(かが)めます。

わたしの(たましい)(かなら)(いのち)()()(そん)(かみ)(つか)え、(しゅ)のことを()たるべき()(かた)(つた)え、

    ()()げてくださった(めぐ)みのみ(わざ)を、()()(たみ)(かなら)()()らせる。

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Pr.

(かみ)(さま)。あなたは、()()(くる)しみによって、()(はずかし)めの(じゅう)()()を、(わたし)たちを()かす(しゅ)(だん)としてくださいました。(わたし)たちが(しゅ)(じゅう)()()(えい)(こう)()いだし、(はじ)(そん)(しつ)()()のゆえに()()れることができますように(みちび)いてください。あなたと(せい)(れい)とともにただ(ひと)りの(かみ)(えい)(えん)()(はい)(しゃ)()()(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ます。アーメン

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1朗読 創世記 17: 17,1516 (21)

1アブラムが九十九歳になったとき、主はアブラムに現れて言われた。

「わたしは全能の神である。あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい。 2わたしは、あなたとの間にわたしの契約を立て、あなたをますます増やすであろう。」 3アブラムはひれ伏した。神は更に、語りかけて言われた。

4「これがあなたと結ぶわたしの契約である。あなたは多くの国民の父となる。 5あなたは、もはやアブラムではなく、アブラハムと名乗りなさい。あなたを多くの国民の父とするからである。 6わたしは、あなたをますます繁栄させ、諸国民の父とする。王となる者たちがあなたから出るであろう。

7わたしは、あなたとの間に、また後に続く子孫との間に契約を立て、それを永遠の契約とする。そして、あなたとあなたの子孫の神となる。

 

15神はアブラハムに言われた。

「あなたの妻サライは、名前をサライではなく、サラと呼びなさい。 16わたしは彼女を祝福し、彼女によってあなたに男の子を与えよう。わたしは彼女を祝福し、諸国民の母とする。諸民族の王となる者たちが彼女から出る。」

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2朗読  ローマ 4:1325 (278)

13神はアブラハムやその子孫に世界を受け継がせることを約束されたが、その約束は、律法に基づいてではなく、信仰による義に基づいてなされたのです。 14律法に頼る者が世界を受け継ぐのであれば、信仰はもはや無意味であり、約束は廃止されたことになります。 15実に、律法は怒りを招くものであり、律法のないところには違犯もありません。 16従って、信仰によってこそ世界を受け継ぐ者となるのです。恵みによって、アブラハムのすべての子孫、つまり、単に律法に頼る者だけでなく、彼の信仰に従う者も、確実に約束にあずかれるのです。彼はわたしたちすべての父です。 17「わたしはあなたを多くの民の父と定めた」と書いてあるとおりです。死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ、その御前でわたしたちの父となったのです。 18彼は希望するすべもなかったときに、なおも望みを抱いて、信じ、「あなたの子孫はこのようになる」と言われていたとおりに、多くの民の父となりました。 19そのころ彼は、およそ百歳になっていて、既に自分の体が衰えており、そして妻サラの体も子を宿せないと知りながらも、その信仰が弱まりはしませんでした。 20彼は不信仰に陥って神の約束を疑うようなことはなく、むしろ信仰によって強められ、神を賛美しました。 21神は約束したことを実現させる力も、お持ちの方だと、確信していたのです。 22だからまた、それが彼の義と認められたわけです。 23しかし、「それが彼の義と認められた」という言葉は、アブラハムのためだけに記されているのでなく、 24わたしたちのためにも記されているのです。わたしたちの主イエスを死者の中から復活させた方を信じれば、わたしたちも義と認められます。 25イエスは、わたしたちの罪のために死に渡され、わたしたちが義とされるために復活させられたのです。

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福音書  マルコ 8:3138 (77)

31それからイエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日の後に復活することになっている、と弟子たちに教え始められた。 32しかも、そのことをはっきりとお話しになった。すると、ペトロはイエスをわきへお連れして、いさめ始めた。 33イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペトロを叱って言われた。「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」 34それから、群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。 35自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのため、また福音のために命を失う者は、それを救うのである。 36人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。 37自分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか。 38神に背いたこの罪深い時代に、わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子もまた、父の栄光に輝いて聖なる天使たちと共に来るときに、その者を恥じる。」

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K.V. マルコ 8:33

イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペトロを叱って言われた。「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」

 

 

*四旬節には典礼上以下の慣例がある。(但し地域教会の慣習を考慮して検討すること)

 1.キリエの後のグロリアは用いないか、あるいは「御心にかなう人々に」までとする。(ただし聖木曜日の洗足・聖餐の礼拝にはフルで用いる。)

 2.福音書朗読前には「ハレルヤ」ではなく「詠唱」(フィリピ2:8)を用いる。