2021年7月31日土曜日

週報・説教メッセージ 20210801





 

聖書の言葉 

聖書 ヨハネ6:24~35 (新175)

群衆は、イエスも弟子たちもそこにいないと知ると、自分たちもそれらの小舟に乗り、イエスを捜し求めてカファルナウムに来た。 そして、湖の向こう岸でイエスを見つけると、「ラビ、いつ、ここにおいでになったのですか」と言った。イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ。 朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。父である神が、人の子を認証されたからである。」 そこで彼らが、「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」と言うと、イエスは答えて言われた。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である。」 そこで、彼らは言った。「それでは、わたしたちが見てあなたを信じることができるように、どんなしるしを行ってくださいますか。どのようなことをしてくださいますか。わたしたちの先祖は、荒れ野でマンナを食べました。『天からのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです。」すると、イエスは言われた。「はっきり言っておく。モーセが天からのパンをあなたがたに与えたのではなく、わたしの父が天からのまことのパンをお与えになる。神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである。」

そこで、彼らが、「主よ、そのパンをいつもわたしたちにください」と言うと、イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。


説教「心のハンガー・ゼロ(2)」 徳弘浩隆師

1. 夢だけでは食べていけないが…

もともとあまりTVは見ませんが、最近はニュースを見ようとしてもオリンピック中継ばかり。いろいろ課題はあって難しいですが、応援したくなる人もいます。私たちの教会の秋田さんがパラピンピック日本代表に選ばれたので、うれしくて応援したいですが、コロナ拡大が止まらないと心配にもなります。13歳の日本人選手が金メダルを取った時、一緒に表彰台に立ったブラジル人の13歳の少女が気になりました。メロ先生と同じマラニョン州出身ですが、気負ったところや敵愾心がみられず、合間にストリートダンスを一人でしていたり、優勝した日本人選手にハグをしに行ったりして、とても心がなごみました。国の名誉をかけてといというのはやめて、それぞれの境遇や人生を知り、応援し、一緒に泣いたり喜んだりできれば、力ももらうことが出来るはずなのにと昔から思っています。

TVの話に戻しますと、気分転換のために、Netflixというサービスを利用しています。いろんな国のドラマを外国語と日本語字幕で見て、国や文化、宗教を知ったり、言葉に慣れたり忘れたりしないようにもするためです。最近耳に残ったのは、日本語に直訳すると「夢は請求書を払ってくれない」というスペイン語の言い回しでした。日本語なら、「夢じゃぁ食っていけないよ」ということになるでしょう。

いろんな人の夢や目標、そして苦労や逆境も知ることが多いオリンピックの最中ですが、私たちはこうも痛感します。「夢は請求書を払ってくれないけれど、夢がなければ生きていけない」と。今日の聖書は、パンを食べることに関する問答でした。私たちが本当の意味で「生きていく」ためにどうすればいいのでしょうか?

2.聖書を学びましょう

パンの話、そして旧約聖書のマナとウズラの奇跡の出来事がしばらく続きます。今日の所は、5000人以上の空腹を奇跡的に増やされたパンで満たされた出来事の後です。イエス様を見つけた群衆の一人に「いつここにおいでになったのですか」と聞かれると、「あなた方がわたしを探しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ」と彼らの人間的な目先の関心事を指摘し、そうではない方向へ導かれる問答が始まります。見ていきましょう。

イエス様はこう続けます。「朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい」と。それに対して人々は「神の業を行うためには何をしたらよいでしょうか」と質問します。大そうな修行をしたり、特別なことを一生懸命にしないといけないと思ったのかもしれません。しかし、イエス様の答えは簡単でした。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である」と。「どんな準備が必要」ということではなく「信じることが」というのです。「では信じることが出来るようにしてください。どんなしるしをしてくれますか?」とモーセの時のマナの奇跡を持ち出してたたみかけるとイエス様の答えはこうでした。「モーセが与えたのではない。私の父が天からのまことのパンをお与えになる。神のパンは天から降ってきていのちを与えるのだ」と。すると人々は「それをください」と言います。それに対するイエス様の答えは「私がいのちのパンだ」というものでした。

群衆の側の発言は少し的外れだったり堂々巡りだったりするようにも見える問答ですが、これを通してイエス様は、空腹を満たす奇跡で集まった群衆を問答で導き、神の業や、来たるべくして来られたメシアとしての自分、そして命を与えるという十字架の預言まで、引き上げていかれました。

3.振り返り

今の私たちの人生はどうでしょうか?貧しい時代の様に空腹というわけではないかもしれません。しかし、心が飢えて、渇いていませんか? 夢だけでは生きていけないかもしれませんが、夢がありそれが満たされ、心も満たされて、平安ですと言える状態でしょうか?

先週、「ハンガー・ゼロ」、つまり、飢餓を撲滅しようという運動を思い出した話や、私の体験からブラジルの教会の集会所でスラム街の子どもたちの心と体の健康を支援する働きをしていた話と、私の方が教えられ育てられたとお話しました。

私たちは、心の空腹に苦しみ、さまよう人生を送っているのではないかと思わされます。「経済大国」となった日本は、途上国を支援し一生懸命になるNPOやボランティアもおられます。それは尊いことで、私ももっとかかわりたいです。しかし、私たちの国では年間何万人の人が、飢えではなく絶望や行き詰まりから自ら命を絶っています。そして、自分も、行き詰り、燃え尽きてしまう危機を、時に感じることがあります。

私も15年位前インドでワークキャンプの準備をし、プログラムを作るのに参加しました。クリスチャンで医師の親子で娘の方の医師は牧師にもなった彼らが開設した地方の包括的支援をするセンターで病気やけがで足をなくした人たちに義足を作るキャンプに合流し、教会の青年を送ってきました。このとても良い体験は、世界の仕組みや格差を知り、信仰や愛のなすべきことを教え促してくれます。今コロナ拡大で大変ですが、その弟の方の医師がYoutubeで活動報告をしていました。そこを訪ね過ごした時間と考えさせられたことを思い出しました。「僕らは日本の教会で一生懸命忙しく、寝る暇も惜しんで働いているのに大したことはできていない。でも、インドのこの人たちは、大変な問題もあるけれど、自分のペースでゆっくり楽しみながら大きな仕事をしながら生きている…」と。朝食後、お祈りをして、畑仕事の指導や地域の保健指導に自転車で行くチームの打ち合わせ、と思うと「お茶を飲みましょう」と呼ばれてインドのチャイをいただいておしゃべり。または、HIV感染者たちのグループホームの畑作業を見に行って、義足キャンプの打ち合わせをして、夜はインドのビールをいただいてしばらく笑いながらおしゃべり。そして夕食。ちょうど私の誕生日だったのでケーキを焼いてくれお祝い。夜は、「緊急の盲腸の手術が入ったからあなたも見てみたらいい」と呼び出されて緑色のエプロンとマスクをして立ち会う。頻発する停電で温水が出ない日はタライの水を桶ですくってかかるだけのシャワーのあと床に就く生活。流れている時間が違うように、のんびり、豊かでした。

4. 勧め 

神の業をなすために一生懸命になりすぎるのではなく、自然体で神様を信じ、神様と人々と一緒に生きることの大切さを思わされます。もちろん、そのために命を捨ててくださったイエスキリストの愛で、私たちは新しい生き方をいただきました。この方と一緒にいて信じている私たちは「決して飢えることがなく、決して渇くことがない」のです。この方に任せて、生きていきましょう。

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風の谷より・キリスト教ワンポイント解説  「マナとうずら」

聖霊降臨後第10主日の福音書の日課は、これから4週間ほど天国のマナたるイエスさまを学びます。5000人を倍する人たちの神による養いに引き続いてのイエスさまの教えです。

第1日課は、出エジプト記16章2~4節、9~15節です。さてこの出エジプト記ですが、ヘブライ語の表記は「家族」を意味する言葉です。飢饉でエジプトに渡った家族がエジプトを脱出して神さまと契約を結ぶ物語です。実際に脱出を経験したのはベニヤミン族だったというのが最近の研究ですが、それでも宣教によって民を加えていくというのが現代に通じているように思います。全く不思議な業で神の民をエジプトから導き出したのですが、最後まで養う責任があるのでマナうずらを以て養いました。鶉や鳩は今も食用鳥の上位です。因みに鶏は食べるようになって200年足らずです。神さまは今も不思議と恵みと慈しみをもって私たちを養い、保ち、育んで下さっております。感謝を捧げましょう。シャローム!(三木久人)


2021年7月30日金曜日

祈りのこよみ 202108



 日本福音ルーテル教会 東海教区宣教部 

祈りのこよみ 2021年8月の祈り

静岡教会を覚えて 

光延 博 牧師 

年間主題「祈り合う」 

年間聖句「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。」(ヨハネ 15:5a)

音羽町礼拝所 ひかり礼拝所

8月1日 

◆主につながって 2 つの礼拝所が与え られている祝福を益々豊かに感じら れますように。 

◆信仰を持たせていただいている救い の恵みに気づいていけますように。 ◆困難にあって祈り合い、できること で神の家族の幸いを生きられますよ うに。

小鹿教会を覚えて 

秋久 潤 牧師 

年間主題 

「『まことの礼拝』を求めて」 主題聖句「まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。」(ヨハネ4:23a) 

 

 

 

8月8日 

◆御言葉によって、地域と教会のつな がりが強められますように。 

◆子どもたちが、神さまの愛により大 切にされますように。 

◆ご高齢の方、病を抱えておられる方 の健康が支えられ、主にある交わり が保たれますように。

栄光教会を覚えて 

伊藤 節彦 牧師 

年間主題・聖句 

「新しい歌を主に向かって歌え」 (詩編 149:1)

8月15日 

島田礼拝堂の 70 年の宣教の働きの重み を覚え、閉鎖に向けての痛みを共に担い ながら、希望をもって新たな歩みへと踏 み出していけるように。 

島田・焼津・藤枝の三礼拝堂が、志太地 方で主の栄光を益々表していけるよう に。 

駿遠地区のセンターチャーチとしての働 きを担っていけますように。

掛川菊川教会を覚えて 横田 弘行 牧師 

年間主題「宣べ伝える人」 

年間聖句「からだのすべての肢体が多くあっても、からだは一つであるように、キリストの場合も同様である。」(Ⅰコリント12:12)

 

 

 

 

8月22日 

◆牧会委嘱を担って下さる横田先生と 役員会の働きのうえに祝福が豊かに ありますように。 

◆司式・説教を含めた信徒奉仕者の 働きが豊かに用いられますように。 

◆福音の灯を高らかに掲げ、地の塩・ 世の光の務めを果たせるように。 

新霊山教会を覚えて 

 明比 輝代彦 牧師 年間主題「キリストの愛によって、主を讃えよう。」 

主題聖句「すべての舌が、『イエス・キリストは主である』と公に宣べて、父である神をたたえるのです。」(フィリピ 2:11) 

 

 

8月29日 

◆礼拝に行くことができない兄弟姉 妹とそのご家族の上に神様の祝福 が豊かにありますように。 

◆福祉村や地域に暮らす方々とみ言 葉を分かち合う事が出来ますよう に。 

◆新たに教会に招かれた方々が洗礼 へと導かれますように。





2021年7月27日火曜日

週報作成資料 202108

20218

202181日 聖霊降臨後第10主日 (緑)

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1朗読 出エジプト16: 24, 915 (119)

2朗読 エフェソ4: 116 (355)

福 音 書 ヨハネ6:2435 (175)

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Of. 781(詩篇78:23-29

(かみ)(うえ)から(くも)(めい)じ、(てん)(とびら)(ひら)

  ご()(ぶん)(たみ)(うえ)にマナを降らせ、食べさせてくださった。

(かみ)(てん)からの(こく)(もつ)をお(あた)えになり、(ひと)(ちから)ある(かた)のパンを()べた

  (かみ)()()きるほどの(かて)(おく)られた。

(かみ)(ひがし)(かぜ)(てん)から(おく)

  ()(ちから)をもって(みなみ)(かぜ)()こし

(かれ)らの(うえ)(にく)(ちり)のように(つばさ)ある(とり)(うみ)()(すな)のように()らせ、

  (かれ)らの(じん)(えい)(なか)宿(やど)(ところ)(まわ)りに()としてくださった。

(かれ)らは()べて()()りた

  (かみ)(かれ)らの(よく)(ぼう)()たしてくださった。

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Pr.

(かみ)(さま)。あなたは(えい)(えん)(ぜん)であり、(はか)()れない(あい)です。(わたし)たちはあなたから(たまわ)()(ごと)(かて)()()りています。この()(かい)(わたし)たちがどのような()(れん)のときも、あなたのいのちで()たしてください。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

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1朗読 出エジプト16: 24, 915 (119)

16: 2荒れ野に入ると、イスラエルの人々の共同体全体はモーセとアロンに向かって不平を述べ立てた。 3イスラエルの人々は彼らに言った。

「我々はエジプトの国で、主の手にかかって、死んだ方がましだった。あのときは肉のたくさん入った鍋の前に座り、パンを腹いっぱい食べられたのに。あなたたちは我々をこの荒れ野に連れ出し、この全会衆を飢え死にさせようとしている。」

4主はモーセに言われた。

「見よ、わたしはあなたたちのために、天からパンを降らせる。民は出て行って、毎日必要な分だけ集める。わたしは、彼らがわたしの指示どおりにするかどうかを試す。

 

9モーセがアロンに、「あなたはイスラエルの人々の共同体全体に向かって、主があなたたちの不平を聞かれたから、主の前に集まれと命じなさい」と言うと、 10アロンはイスラエルの人々の共同体全体にそのことを命じた。彼らが荒れ野の方を見ると、見よ、主の栄光が雲の中に現れた。 11主はモーセに仰せになった。

12「わたしは、イスラエルの人々の不平を聞いた。彼らに伝えるがよい。『あなたたちは夕暮れには肉を食べ、朝にはパンを食べて満腹する。あなたたちはこうして、わたしがあなたたちの神、主であることを知るようになる』と。」

13夕方になると、うずらが飛んで来て、宿営を覆い、朝には宿営の周りに露が降りた。 14この降りた露が蒸発すると、見よ、荒れ野の地表を覆って薄くて壊れやすいものが大地の霜のように薄く残っていた。 15イスラエルの人々はそれを見て、これは一体何だろうと、口々に言った。彼らはそれが何であるか知らなかったからである。モーセは彼らに言った。

「これこそ、主があなたたちに食物として与えられたパンである。

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2朗読  エフェソ4: 116 (355)

4: 1そこで、主に結ばれて囚人となっているわたしはあなたがたに勧めます。神から招かれたのですから、その招きにふさわしく歩み、 2一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、 3平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。 4体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです。 5主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、 6すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。

7しかし、わたしたち一人一人に、キリストの賜物のはかりに従って、恵みが与えられています。 8そこで、

「高い所に昇るとき、捕らわれ人を連れて行き、

人々に賜物を分け与えられた」

と言われています。

9「昇った」というのですから、低い所、地上に降りておられたのではないでしょうか。 10この降りて来られた方が、すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも更に高く昇られたのです。 11そして、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師とされたのです。 12こうして、聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの体を造り上げてゆき、 13ついには、わたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、成熟した人間になり、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのです。 14こうして、わたしたちは、もはや未熟な者ではなくなり、人々を誤りに導こうとする悪賢い人間の、風のように変わりやすい教えに、もてあそばれたり、引き回されたりすることなく、 15むしろ、愛に根ざして真理を語り、あらゆる面で、頭であるキリストに向かって成長していきます。 16キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。

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福音書  ヨハネ6:2435 (175)

6: 24群衆は、イエスも弟子たちもそこにいないと知ると、自分たちもそれらの小舟に乗り、イエスを捜し求めてカファルナウムに来た。 25そして、湖の向こう岸でイエスを見つけると、「ラビ、いつ、ここにおいでになったのですか」と言った。 26イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ。 27朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。父である神が、人の子を認証されたからである。」 28そこで彼らが、「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」と言うと、 29イエスは答えて言われた。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である。」 30そこで、彼らは言った。「それでは、わたしたちが見てあなたを信じることができるように、どんなしるしを行ってくださいますか。どのようなことをしてくださいますか。 31わたしたちの先祖は、荒れ野でマンナを食べました。『天からのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです。」 32すると、イエスは言われた。「はっきり言っておく。モーセが天からのパンをあなたがたに与えたのではなく、わたしの父が天からのまことのパンをお与えになる。 33神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである。」

34そこで、彼らが、「主よ、そのパンをいつもわたしたちにください」と言うと、 35イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。

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202181日 平和主日 (赤/緑)

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1朗読 ミカ 4: 15 (1452)

2朗読 エフェソ 2:1318 (354)

福 音 書 ヨハネ15: 912 (198)

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Of. 85/1(詩篇85:2-8

(しゅ)よ、あなたはご()(ぶん)()をお(のぞ)みになり、

  ヤコブ(
)
(とら)(びと)()(かえ)ってくださいました。

(しゅ)()(ぶん)(たみ)(つみ)(ゆる)し、

  (かれ)らの(とが)をすべて(おお)ってくださいました。

(しゅ)(いか)りをことごとく()()り、

  (はげ)しい(いきどお)りを(しず)められました。

わたしたちの(すく)いの(かみ)よ、

  わたしたちのもとにお(かえ)りください。わたしたちの()(のう)(しず)めてください。

(しゅ)よ、とこしえにわたしたちを(いか)り、

  その(いか)りを()()(およ)ぼされるのですか。

(しゅ)よ、(ふたた)びわたしたちにいのちを()させ、

  あなたの(たみ)があなたによって(よろこ)(いわ)うようにしてくださらないのですか。

(しゅ)よ、(いつく)しみをわたしたちに(しめ)し、

  わたしたちをお(すく)いください。

わたしは(かみ)宣言(せんげん)されるのを()きます。

    (しゅ)平和(へいわ)宣言(せんげん)されます

()(ぶん)(たみ)に、(しゅ)(いつく)しみに()きる人々(ひとびと)

    (かれ)らが(おろ)かなふるまいに(もど)らないために。

(しゅ)(おそ)れる(ひと)(すく)いは(ちか)く、

    栄光(えいこう)はわたしたちの()にとどまる。

(いつく)しみとまことは出会(であ)い、正義(せいぎ)平和(へいわ)(くち)づけする。

    まことは()から()えいで、正義(せいぎ)(てん)から(そそ)がれます。

(しゅ)(かなら)()いものをお(あた)えになり、

    わたしたちの()(みの)りをもたらします。

正義(せいぎ)はみ(まえ)()き、

    (しゅ)(すす)まれる(みち)(そな)えます。

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Pr.

(ぜん)(のう)(かみ)(さま)(しん)()(へい)()への(おも)はすべてあなたがくださいます。あなたのすべての()どもたちの(こころ)(へい)()(あい)する(こころ)()やし、あなたの()()(しょ)(こく)()(どう)(しゃ)(みちび)()(くに)(へい)()のうちに(ぜん)(しん)(ぜん)()をあなたの(あい)()()(しき)()たしてください。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ます。アーメン

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1朗読 ミカ 4: 15 (1452)

4: 1終わりの日に

主の神殿の山は、山々の頭として堅く立ち

どの峰よりも高くそびえる。

もろもろの民は大河のようにそこに向かい

2多くの国々が来て言う。

「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。

主はわたしたちに道を示される。

わたしたちはその道を歩もう」と。

主の教えはシオンから

御言葉はエルサレムから出る。

3主は多くの民の争いを裁き

はるか遠くまでも、強い国々を戒められる。

彼らは剣を打ち直して鋤とし

槍を打ち直して鎌とする。

国は国に向かって剣を上げず

もはや戦うことを学ばない。

4人はそれぞれ自分のぶどうの木の下

いちじくの木の下に座り

脅かすものは何もないと

万軍の主の口が語られた。

5どの民もおのおの、自分の神の名によって歩む。

我々は、とこしえに

我らの神、主の御名によって歩む。

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2朗読  エフェソ 2:1318 (354)

2: 13しかしあなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。

14実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、 15規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、 16十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。 17キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。 18それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。

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福音書  ヨハネ15: 912 (198)

15: 9父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。わたしの愛にとどまりなさい。 10わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。

11これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。 12わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。

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202188日 聖霊降臨後第11主日 (緑)

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1朗読 列王記上19: 48 (565)

2朗読 エフェソ4:255:2 (357)

福 音 書 ヨハネ6:35, 4151 (175)

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Of. 34/1(詩篇34:2-9

どのようなときにも、わたしは(しゅ)をたたえ、

  わたしの(くち)()えることなく(さん)()(うた)

わたしの(たましい)(しゅ)(さん)()する。

  (まず)しい(ひと)よ、それを()いて(よろこ)(いわ)

わたしと(とも)(しゅ)をたたえよ。

  ひとつになって(とも)にみ()をあがめよう。

わたしは(しゅ)(もと)め、(しゅ)(こた)えてくださった。

  (おびや)かすものから(つね)(すく)()してくださった。

(しゅ)(あお)()(ひと)(ひかり)(かがや)

  (はずかし)めに(かお)()せることはない。

この(まず)しい(ひと)()(もと)(こえ)(しゅ)()

  ()(なん)から(つね)(すく)ってくださった。

(しゅ)使(つか)いがその(まわ)りに(じん)()

  (しゅ)(おそ)れる(ひと)(まも)(たす)けてくださった。

(あじ)わい、()よ、(しゅ)(めぐ)(ふか)を。

  いかに(さいわ)いなことか、みもとに()()せる(ひと)は。

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Pr.

(めぐ)(ふか)(かみ)(さま)()()()(いのち)(あた)えるため、まことのパンとして(てん)から(くだ)りました。このパンを(わたし)たちにいつもお(あた)えください。この()(もの)によって()()(わたし)たちの(うち)に、(わたし)たちが()()(うち)()き、(つよ)められ、()にあって()()(からだ)として()きることができますように。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

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1朗読 列王記上19: 48 (565)

19: 4彼自身は荒れ野に入り、更に一日の道のりを歩き続けた。彼は一本のえにしだの木の下に来て座り、自分の命が絶えるのを願って言った。「主よ、もう十分です。わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません。」 5彼はえにしだの木の下で横になって眠ってしまった。御使いが彼に触れて言った。「起きて食べよ。」 6見ると、枕もとに焼き石で焼いたパン菓子と水の入った瓶があったので、エリヤはそのパン菓子を食べ、水を飲んで、また横になった。 7主の御使いはもう一度戻って来てエリヤに触れ、「起きて食べよ。この旅は長く、あなたには耐え難いからだ」と言った。 8エリヤは起きて食べ、飲んだ。その食べ物に力づけられた彼は、四十日四十夜歩き続け、ついに神の山ホレブに着いた。

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2朗読  エフェソ4:255:2 (357)

4: 25だから、偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。わたしたちは、互いに体の一部なのです。 26怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。 27悪魔にすきを与えてはなりません。 28盗みを働いていた者は、今からは盗んではいけません。むしろ、労苦して自分の手で正当な収入を得、困っている人々に分け与えるようにしなさい。 29悪い言葉を一切口にしてはなりません。ただ、聞く人に恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を、必要に応じて語りなさい。 30神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、聖霊により、贖いの日に対して保証されているのです。 31無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなどすべてを、一切の悪意と一緒に捨てなさい。 32互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。

5: 1あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。 2キリストがわたしたちを愛して、御自分を香りのよい供え物、つまり、いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださったように、あなたがたも愛によって歩みなさい。

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福音書  ヨハネ6:35, 4151 (175)

6: 35イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。

 

41ユダヤ人たちは、イエスが「わたしは天から降って来たパンである」と言われたので、イエスのことでつぶやき始め、 42こう言った。「これはヨセフの息子のイエスではないか。我々はその父も母も知っている。どうして今、『わたしは天から降って来た』などと言うのか。」 43イエスは答えて言われた。「つぶやき合うのはやめなさい。 44わたしをお遣わしになった父が引き寄せてくださらなければ、だれもわたしのもとへ来ることはできない。わたしはその人を終わりの日に復活させる。 45預言者の書に、『彼らは皆、神によって教えられる』と書いてある。父から聞いて学んだ者は皆、わたしのもとに来る。 46父を見た者は一人もいない。神のもとから来た者だけが父を見たのである。 47はっきり言っておく。信じる者は永遠の命を得ている。 48わたしは命のパンである。 49あなたたちの先祖は荒れ野でマンナを食べたが、死んでしまった。 50しかし、これは、天から降って来たパンであり、これを食べる者は死なない。 51わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」

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2021815日 聖霊降臨後第12主日 (緑)

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1朗読 箴言9: 16 (1002)

2朗読 エフェソ5:1520 (358)

福 音 書 ヨハネ6:5158 (176)

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Of. 342(詩篇34:10-15

(しゅ)(せい)なる(ひと)(びと)よ、(しゅ)(おそ)(うやま)

  (しゅ)(おそ)れる(ひと)には(なに)()けることがない。

(わか)()()()(もの)がなくて()えても

  (しゅ)(もと)める(ひと)には()いものの()けることがない。

()らよ、わたしに()(したが)

  (しゅ)(おそ)れることを(おし)えよう

(よろこ)びをもって()き、(なが)()きをして(さいわ)いを()ようと(のぞ)(もの)は、

  (した)(あく)から(くちびる)(いつわ)りの(こと)()から(とお)ざけ(あく)()け、(ぜん)(おこな)い、(へい)()(たず)(もと)め、()(もと)めよ

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Pr.

(かぎ)りなき(あい)である(かみ)(さま)()()()にいのちを(あた)える()きたパンとしてご()(しん)(あた)くださいます。()()(りん)(ざい)(さと)、いつもあなたに(つか)えていけるよう(ふっ)(かつ)のいのちによって、(つよ)め、(まも)ってください。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ます。アーメン

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1朗読 箴言9: 16 (1002)

9: 1知恵は家を建て、七本の柱を刻んで立てた。

2獣を屠り、酒を調合し、食卓を整え

3はしためを町の高い所に遣わして

呼びかけさせた。

4「浅はかな者はだれでも立ち寄るがよい。」

意志の弱い者にはこう言った。

5「わたしのパンを食べ

わたしが調合した酒を飲むがよい

6浅はかさを捨て、命を得るために

分別の道を進むために。」

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2朗読  エフェソ5:1520 (358)

5: 15愚かな者としてではなく、賢い者として、細かく気を配って歩みなさい。 16時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです。 17だから、無分別な者とならず、主の御心が何であるかを悟りなさい。 18酒に酔いしれてはなりません。それは身を持ち崩すもとです。むしろ、霊に満たされ、 19詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。 20そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい。

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福音書  ヨハネ6:5158 (176)

6: 51わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」

52それで、ユダヤ人たちは、「どうしてこの人は自分の肉を我々に食べさせることができるのか」と、互いに激しく議論し始めた。 53イエスは言われた。「はっきり言っておく。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたたちの内に命はない。 54わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。 55わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。 56わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。 57生きておられる父がわたしをお遣わしになり、またわたしが父によって生きるように、わたしを食べる者もわたしによって生きる。 58これは天から降って来たパンである。先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。このパンを食べる者は永遠に生きる。」

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2021822日 聖霊降臨後第13主日 (緑)

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1朗読 ヨシュア24: 12a, 1418 (376)

2朗読 エフェソ6:1020 (359)

福 音 書 ヨハネ6:5669 (176)

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Of. 343(詩篇34:16-23

(しゅ)は、(したが)(ひと)()(そそ)ぎ、

  (たす)けを(もと)める(さけ)びに(みみ)(かたむ)けてくださる。

(しゅ)(あく)(おこな)(もの)にみ(かお)()

  その()()(ねん)()(じょう)から()たれる

(しゅ)(たす)けを(もと)める(ひと)(さけ)びを()

  ()(なん)から(つね)(かれ)らを(たす)()される

(しゅ)()(くだ)かれた(こころ)(ちか)いまし、

  ()いる(れい)(すく)ってくださる。

(しゅ)(したが)(ひと)には(わざわ)いが(かさ)なるが、(しゅ)はそのすべてから(すく)()

  (ほね)(いっ)(ぽん)(そこ)なわれることのないように、(かれ)(まも)ってくださる。

(しゅ)(さか)らう(もの)(わざわ)いに()えば(いのち)(うしな)

  (しゅ)(したが)(ひと)(にく)(もの)(つみ)(さだ)められる

(しゅ)はその(しもべ)(たましい)(あがな)ってくださる。

  (しゅ)()けどころとする(ひと)(つみ)(さだ)められることがない。

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Pr.

(せい)なる(かみ)(さま)。あなたは(えい)(えん)のいのちの(ことば)(たみ)(やしな)われます。(いつわ)りと(じゃ)(あく)退(しりぞ)けてあなたの(うち)(あゆ)めるように、(わたし)たちを(みちび)き、あなたの(しん)()にとどまることができますように。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

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1朗読 ヨシュア24: 12a, 1418 (376)

24: 1ヨシュアは、イスラエルの全部族をシケムに集め、イスラエルの長老、長、裁判人、役人を呼び寄せた。彼らが神の御前に進み出ると、 2ヨシュアは民全員に告げた。

「イスラエルの神、主はこう言われた。

 

14あなたたちはだから、主を畏れ、真心を込め真実をもって彼に仕え、あなたたちの先祖が川の向こう側やエジプトで仕えていた神々を除き去って、主に仕えなさい。 15もし主に仕えたくないというならば、川の向こう側にいたあなたたちの先祖が仕えていた神々でも、あるいは今、あなたたちが住んでいる土地のアモリ人の神々でも、仕えたいと思うものを、今日、自分で選びなさい。ただし、わたしとわたしの家は主に仕えます。」

16民は答えた。

「主を捨てて、ほかの神々に仕えることなど、するはずがありません。 17わたしたちの神、主は、わたしたちとわたしたちの先祖を、奴隷にされていたエジプトの国から導き上り、わたしたちの目の前で数々の大きな奇跡を行い、わたしたちの行く先々で、またわたしたちが通って来たすべての民の中で、わたしたちを守ってくださった方です。 18主はまた、この土地に住んでいたアモリ人をはじめ、すべての民をわたしたちのために追い払ってくださいました。わたしたちも主に仕えます。この方こそ、わたしたちの神です。」

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2朗読  エフェソ6:1020 (359)

6: 10最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。 11悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。 12わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。 13だから、邪悪な日によく抵抗し、すべてを成し遂げて、しっかりと立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。 14立って、真理を帯として腰に締め、正義を胸当てとして着け、 15平和の福音を告げる準備を履物としなさい。 16なおその上に、信仰を盾として取りなさい。それによって、悪い者の放つ火の矢をことごとく消すことができるのです。 17また、救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい。 18どのような時にも、“霊”に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。 19また、わたしが適切な言葉を用いて話し、福音の神秘を大胆に示すことができるように、わたしのためにも祈ってください。 20わたしはこの福音の使者として鎖につながれていますが、それでも、語るべきことは大胆に話せるように、祈ってください。

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福音書  ヨハネ6:5669 (176)

6: 56わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。 57生きておられる父がわたしをお遣わしになり、またわたしが父によって生きるように、わたしを食べる者もわたしによって生きる。 58これは天から降って来たパンである。先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。このパンを食べる者は永遠に生きる。」 59これらは、イエスがカファルナウムの会堂で教えていたときに話されたことである。

60ところで、弟子たちの多くの者はこれを聞いて言った。「実にひどい話だ。だれが、こんな話を聞いていられようか。」 61イエスは、弟子たちがこのことについてつぶやいているのに気づいて言われた。「あなたがたはこのことにつまずくのか。 62それでは、人の子がもといた所に上るのを見るならば……。 63命を与えるのは“霊”である。肉は何の役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、命である。 64しかし、あなたがたのうちには信じない者たちもいる。」イエスは最初から、信じない者たちがだれであるか、また、御自分を裏切る者がだれであるかを知っておられたのである。 65そして、言われた。「こういうわけで、わたしはあなたがたに、『父からお許しがなければ、だれもわたしのもとに来ることはできない』と言ったのだ。」

66このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。 67そこで、イエスは十二人に、「あなたがたも離れて行きたいか」と言われた。 68シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。 69あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」

 

 

2021829日 聖霊降臨後第14主日 (緑)

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1朗読 申命記4: 12, 69 (285)

2朗読 ヤコブ1:1727 (421)

福 音 書 マルコ7: 18, 1415, 2123 (74)

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Of. 15(詩篇15:1-5

(しゅ)よ、どのような(ひと)が、あなたの(まく)()宿(やど)

  (せい)なる(やま)()ことができるのでしょう。

それは、(かん)(ぜん)(みち)(ある)

  (ただ)しいことを(おこな)(ひと)

(こころ)(しん)(じつ)(こと)()があり、

  (した)(ちゅう)(しょう)をもたない(ひと)

(とも)(わざわ)をもたらさず、

  (した)しい(ひと)(あざけ)らない(ひと)

(しゅ)()にかなわないものは退(しりぞ)け、(しゅ)(おそ)れる(ひと)(とうと)

  (あく)()をしないとの(ちか)いを(まも)(ひと)

(かね)()しても()(そく)()らず

  (わい)()()けて()(じつ)(ひと)(おとしい)れたりしない(ひと)

これらのことを(まも)(ひと)は、

  とこしえに()ことはありません。

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Pr.

(よわ)(わたし)たちを(つよ)めてくださる(ちから)(かみ)(さま)(わたし)たちを(うち)()(こう)(げき)から(まも)り、きよめてくださり、()()のうちにとどまることができますように。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

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1朗読 申命記4: 12, 69 (285)

4: 1イスラエルよ。今、わたしが教える掟と法を忠実に行いなさい。そうすればあなたたちは命を得、あなたたちの先祖の神、主が与えられる土地に入って、それを得ることができるであろう。 2あなたたちはわたしが命じる言葉に何一つ加えることも、減らすこともしてはならない。わたしが命じるとおりにあなたたちの神、主の戒めを守りなさい。

 

6あなたたちはそれを忠実に守りなさい。そうすれば、諸国の民にあなたたちの知恵と良識が示され、彼らがこれらすべての掟を聞くとき、「この大いなる国民は確かに知恵があり、賢明な民である」と言うであろう。 7いつ呼び求めても、近くにおられる我々の神、主のような神を持つ大いなる国民がどこにあるだろうか。 8またわたしが今日あなたたちに授けるこのすべての律法のように、正しい掟と法を持つ大いなる国民がどこにいるだろうか。

9ただひたすら注意してあなた自身に十分気をつけ、目で見たことを忘れず、生涯心から離すことなく、子や孫たちにも語り伝えなさい。

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2朗読  ヤコブ1:1727 (421)

1: 17良い贈り物、完全な賜物はみな、上から、光の源である御父から来るのです。御父には、移り変わりも、天体の動きにつれて生ずる陰もありません。 18御父は、御心のままに、真理の言葉によってわたしたちを生んでくださいました。それは、わたしたちを、いわば造られたものの初穂となさるためです。

19わたしの愛する兄弟たち、よくわきまえていなさい。だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。 20人の怒りは神の義を実現しないからです。 21だから、あらゆる汚れやあふれるほどの悪を素直に捨て去り、心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。この御言葉は、あなたがたの魂を救うことができます。

22御言葉を行う人になりなさい。自分を欺いて、聞くだけで終わる者になってはいけません。 23御言葉を聞くだけで行わない者がいれば、その人は生まれつきの顔を鏡に映して眺める人に似ています。 24鏡に映った自分の姿を眺めても、立ち去ると、それがどのようであったか、すぐに忘れてしまいます。 25しかし、自由をもたらす完全な律法を一心に見つめ、これを守る人は、聞いて忘れてしまう人ではなく、行う人です。このような人は、その行いによって幸せになります。

26自分は信心深い者だと思っても、舌を制することができず、自分の心を欺くならば、そのような人の信心は無意味です。 27みなしごや、やもめが困っているときに世話をし、世の汚れに染まらないように自分を守ること、これこそ父である神の御前に清く汚れのない信心です。

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福音書  マルコ7: 18, 1415, 2123 (74)

7: 1ファリサイ派の人々と数人の律法学者たちが、エルサレムから来て、イエスのもとに集まった。 2そして、イエスの弟子たちの中に汚れた手、つまり洗わない手で食事をする者がいるのを見た。 3――ファリサイ派の人々をはじめユダヤ人は皆、昔の人の言い伝えを固く守って、念入りに手を洗ってからでないと食事をせず、 4また、市場から帰ったときには、身を清めてからでないと食事をしない。そのほか、杯、鉢、銅の器や寝台を洗うことなど、昔から受け継いで固く守っていることがたくさんある。―― 5そこで、ファリサイ派の人々と律法学者たちが尋ねた。「なぜ、あなたの弟子たちは昔の人の言い伝えに従って歩まず、汚れた手で食事をするのですか。」 6イエスは言われた。「イザヤは、あなたたちのような偽善者のことを見事に預言したものだ。彼はこう書いている。

『この民は口先ではわたしを敬うが、

その心はわたしから遠く離れている。

7人間の戒めを教えとしておしえ、

むなしくわたしをあがめている。』

8あなたたちは神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている。」

 

14それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。「皆、わたしの言うことを聞いて悟りなさい。 15外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである。」

 

21中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て来るからである。みだらな行い、盗み、殺意、 22姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別など、 23これらの悪はみな中から出て来て、人を汚すのである。」

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