※式文中の青文字部分は、楽譜は掲載していませんが歌う部分です。
前奏 黙祷
<2021年07月11日 聖霊降臨後第7主日>
開会の部
1 初めの歌
教団讃美歌 61番 1節、4節
1
かがやくみとのよ 汝が戸をひらけ
よろこびいさみて わがたましいは
きみのきみなる 主を待ち望む
4
いのれるしもべに 主よ、語りませ
いのちのいずみは こころに沸きいで
こころの痛み ここに医(いや)されん
アーメン
2 み名による祝福
司)父と子と聖霊のみ名によって
衆)アーメン
3 罪の告白の勧め
司)私たちは父なる神のみ前にまごころをもって近づき、罪をざんげし、主イエス・キリストのみ名によって赦しを願いましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。
全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。
衆)アーメン
6 キリエ(主よ)
司)平安のうちに祈りましょう。
衆)主よ あわれんでください。
司)神よりの平安と 霊の救いのために祈りましょう。
衆)主よ あわれんでください。
司)世界の平和と神の教会の成長と 主の民の一致のために祈りましょう
衆)主よ あわれんでください。
司)この聖なる家に 神への畏れと信仰をもって集い、感謝と讃美をささげるもののために 祈りましょう。
衆)主よ あわれんでください。
司)神よ、恵みによって 救い、助け、守り、あわれんでください。
衆)アーメン
7 グロリア(栄光)
司)天には栄光かみに
衆)地には平和み心にかなう人に
全)主をあがめ、主をあおぎ
主をおがみ主をたたえます。
主なる神、天の王、全能のちちよ、
主の大いなる栄光に感謝します。
主イエスキリスト、神のひとり子、
父のみ子 神の子羊 世の罪を取り除く主―よ
私たちを あわれんでください。
私たちの祈りを聞いてください。
父の右におられる主―よ。
私たちをあわれんでください。
聖にしてただひとりの主、
いと高き キリスト。
主は、聖霊と ともに、
父なる神の栄光のうちに。 アーメン
みことばの部
8 祝福の挨拶
司)主が、共におられるように
衆)また、あなたと 共に。
9 特別の祈り
司)祈りましょう。
神様。聖なる望みも良い諭しも正しい業も、すべてあなたの賜物です。僕である私たちが、平穏な心で迷ず御旨に従うことができるよう、世にはないまことの平和をお与えください。
救い主、主イエス・キリストによって祈ります。
衆)アーメン
10 旧約聖書、使徒書の朗読
旧約聖書、
司)本日の初めの朗読は、アモス 7: 7~15 (旧1438)です。
7: 7主はこのようにわたしに示された。見よ、主は手に下げ振りを持って、下げ振りで点検された城壁の上に立っておられる。
8主はわたしに言われた。「アモスよ、何が見えるか。」
わたしは答えた。「下げ振りです。」
主は言われた。
「見よ、わたしは わが民イスラエルの真ん中に下げ振りを下ろす。もはや、見過ごしにすることはできない。9イサクの塚は荒らされ イスラエルの聖なる高台は廃虚になる。わたしは剣をもって ヤロブアムの家に立ち向かう。」
10ベテルの祭司アマツヤは、イスラエルの王ヤロブアムに人を遣わして言った1 「イスラエルの家の真ん中で、アモスがあなたに背きました。この国は彼のすべての言葉に耐えられません。
11アモスはこう言っています。『ヤロブアムは剣で殺される。イスラエルは、必ず捕らえられてその土地から連れ去られる。』」
12アマツヤはアモスに言った。「先見者よ、行け。ユダの国へ逃れ、そこで糧を得よ。そこで預言するがよい。 13だが、ベテルでは二度と預言するな。ここは王の聖所、王国の神殿だから。」 14アモスは答えてアマツヤに言った。「わたしは預言者ではない。預言者の弟子でもない。わたしは家畜を飼い、いちじく桑を栽培する者だ。
15主は家畜の群れを追っているところから、わたしを取り、『行って、わが民イスラエルに預言せよ』と言われた。
・・・日課を終わります。
使徒書
司)本日の第二の朗読は、エフェソ 1: 3~14 (新352)です。
1: 3わたしたちの主イエス・キリストの父である神は、ほめたたえられますように。神は、わたしたちをキリストにおいて、天のあらゆる霊的な祝福で満たしてくださいました。 4天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。 5イエス・キリストによって神の子にしようと、御心のままに前もってお定めになったのです。 6神がその愛する御子によって与えてくださった輝かしい恵みを、わたしたちがたたえるためです。 7わたしたちはこの御子において、その血によって贖われ、罪を赦されました。これは、神の豊かな恵みによるものです。 8神はこの恵みをわたしたちの上にあふれさせ、すべての知恵と理解とを与えて、 9秘められた計画をわたしたちに知らせてくださいました。これは、前もってキリストにおいてお決めになった神の御心によるものです。 10こうして、時が満ちるに及んで、救いの業が完成され、あらゆるものが、頭であるキリストのもとに一つにまとめられます。天にあるものも地にあるものもキリストのもとに一つにまとめられるのです。 11キリストにおいてわたしたちは、御心のままにすべてのことを行われる方の御計画によって前もって定められ、約束されたものの相続者とされました。 12それは、以前からキリストに希望を置いていたわたしたちが、神の栄光をたたえるためです。 13あなたがたもまた、キリストにおいて、真理の言葉、救いをもたらす福音を聞き、そして信じて、約束された聖霊で証印を押されたのです。 14この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり、こうして、わたしたちは贖われて神のものとなり、神の栄光をたたえることになるのです。
・・日課を終わります。
11 ハレルヤ唱または詠唱 福音の朗読に備えて一同起立をします。
全)ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルーヤ
12 福音書または主要日課の朗読 福音を一同起立して聴きます。
司)本日の福音は、マルコ 6:14~29 (新71)です。
6: 14イエスの名が知れ渡ったので、ヘロデ王の耳にも入った。人々は言っていた。「洗礼者ヨハネが死者の中から生き返ったのだ。だから、奇跡を行う力が彼に働いている。」 15そのほかにも、「彼はエリヤだ」と言う人もいれば、「昔の預言者のような預言者だ」と言う人もいた。 16ところが、ヘロデはこれを聞いて、「わたしが首をはねたあのヨハネが、生き返ったのだ」と言った。 17実は、ヘロデは、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアと結婚しており、そのことで人をやってヨハネを捕らえさせ、牢につないでいた。 18ヨハネが、「自分の兄弟の妻と結婚することは、律法で許されていない」とヘロデに言ったからである。 19そこで、ヘロディアはヨハネを恨み、彼を殺そうと思っていたが、できないでいた。 20なぜなら、ヘロデが、ヨハネは正しい聖なる人であることを知って、彼を恐れ、保護し、また、その教えを聞いて非常に当惑しながらも、なお喜んで耳を傾けていたからである。 21ところが、良い機会が訪れた。ヘロデが、自分の誕生日の祝いに高官や将校、ガリラヤの有力者などを招いて宴会を催すと、 22ヘロディアの娘が入って来て踊りをおどり、ヘロデとその客を喜ばせた。そこで、王は少女に、「欲しいものがあれば何でも言いなさい。お前にやろう」と言い、 23更に、「お前が願うなら、この国の半分でもやろう」と固く誓ったのである。 24少女が座を外して、母親に、「何を願いましょうか」と言うと、母親は、「洗礼者ヨハネの首を」と言った。 25早速、少女は大急ぎで王のところに行き、「今すぐに洗礼者ヨハネの首を盆に載せて、いただきとうございます」と願った。 26王は非常に心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、少女の願いを退けたくなかった。 27そこで、王は衛兵を遣わし、ヨハネの首を持って来るようにと命じた。衛兵は出て行き、牢の中でヨハネの首をはね、 28盆に載せて持って来て少女に渡し、少女はそれを母親に渡した。 29ヨハネの弟子たちはこのことを聞き、やって来て、遺体を引き取り、墓に納めた。
・・・本日の日課を終わります。
13 みことばの歌
司)本日のみことばの歌を歌いましょう。
教団讃美歌 275番 1節、4節
1
強き神の子、朽ちぬ愛よ
われらは君を 見るを得ねど
見るにもまして いとさやかに
信仰によりて 君をあおぐ
4
知識の増すに いやまさりて
うやまう心 深まりゆき
こころと魂(たま)と ひとつに合う
たえなる調べに かなでよかし
アーメン
14 説教
「他人の願い、自分の願い、神の願い」 徳弘浩隆師
15 感謝の歌
司)本日の感謝の歌を歌いましょう。
賛美 やさしい目が
やさしい目が きよらかな目が
きょうもわたしを みていてくださる
「まっすぐに あるきなさい」と
みていてくださる
大きな手が あたたかい手が
きょうもわたしを ささえてくださる
「はなれずにあるきなさい」と
ささえてくださる
16 信仰の告白
(一)ニケヤ信条
司)ニケヤ信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)
天と地、すべての見えるものと見えないものの造り主、全能の父である唯一の神を私は信じます。
唯一の主イエス・キリストを私は信じます。
主は神のひとり子であって、すべての世に先立って父から生まれ、神の神、光の光、まことの神のまことの神、造られたのではなく、生まれ、父と同質であって、すべてのものは主によって造られました。
主は私たち人間のため、また私たちの救いのために天から下り、聖霊により、おとめマリヤから肉体を受けて人となり、ポンテオ・ピラトのもとで私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書のとおり三日目に復活し、天に上られました。
そして父の右に座し、栄光のうちに再び来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。その支配は終わることがありません。
主であって、いのちを与える聖霊を私は信じます。
聖霊は父と子から出て、父と子とともに礼拝され、あがめられます。また、預言者をとおして語られました。
唯一の、聖なる、公同の、使徒的な教会を私は信じます。
罪の赦しの唯一の洗礼を私は受けいれます。
死人の復活と来たるべき世のいのちを待ち望みます。
(アーメン)
奉献の部
17 祝福の挨拶
司)主が、共におられるように
衆)また、あなたと 共に。
18 奉献と奉献唱
司)主にささげましょう。
衆)神よ、私のために清い心をつくり、ゆるがぬ霊を 私のうちに新しくしてください。
私をあなたのみ前から捨てず、あなたの望なる霊を 私から取り去らないでください。
あなたの救いの喜びを私にかえし、喜び仕える霊を与えて、私を支えてください。
19 奉献の祈り 他の「奉献の祈り」に変えてもよい。
司)祈りましょう。 憐れみ深い神よ。 あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。 私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。 あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
衆)アーメン
聖餐の部
20 聖餐の歌
司)なし
21 序詞
司)主が共に、おられるように
衆)またあなたと とーもに
司)心をこめて主をあおぎましょう
衆)主をあおぎます。
司)主に感謝しましょう
衆)感謝はふさわしいことです。
22 その日の序詞
司)
聖なる主全能の父永遠の神よ。
いつどこででも、私たちの主イエス・キリストにより、あなたに感謝するのは当然であり、またふさわしいことです。
あなたのみ子主イエス・キリストはこの(週の初めの)日、死と墓を砕き、栄光の復活によって、永遠のいのちへの道を私たちに開いてくださいました。
今、地にあるすべての教会は、あなたのみ名をあがめ、永遠の讃美を天にある天使の群れと共に声を合わせて歌います。
23 サンクツウス(聖なる)
全)聖なるせいなーる、聖なる万軍の主。
主の栄光天地にみーつ。天にはホーーサーーナ。
主のみ名によって、来られる方をたたえよ。天にはホーーサーーナ。
24 設定 設定は一同起立して行ないます。
司)
私たちの主イエス・キリストは苦しみを受ける前日、パンを取り、感謝し、これを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはあなたがたのために与える私のからだである。私の記念のため、これを行ないなさい」。
食事ののち、杯をも同じようにして言われました。「取って飲みなさい。これは罪の赦しのため、あなたがたと多くの人々のために流す私の血における新しい契約である。私の記念のため、これを行ないなさい」。
衆)アーメン
25 主の祈り
司)祈りましょう。
全)天の父よ。
み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
26 平和の挨拶
司)主の平和が共に あるように。
衆)またあなたと共に
27 アグヌス デイ(神の小羊)
全)世の罪を取り除く、神の子羊よ あわれんでください。 世の罪を取り除く、神の子羊よ 平和をお与えください。アーメン
28 聖餐への招きと聖餐
司)洗礼の礼典にあずかったかたは、聖卓へお進みください。
(他のかたはそのまま、黙想のうちにお待ちください。)
配餐に際して言う。
司)あなたのために与えられた
キリストのからだです。
衆)アーメン
司)あなたのために流された
キリストの血です。
衆)アーメン
配餐後に祝福をする。
司)私たちの主イエス・キリストのからだとその貴い血とは、信仰によって、あなたがたを強め、守り、永遠のいのちに至らせてくださいます。
衆)アーメン
29 聖餐の感謝
司)主に感謝しよう。主は恵みふかく。
衆)その慈しみは とこしえに たえることがない。
司)全能の神よ。この救いの賜物をもって、新たな力を与えてくださったことを感謝します。恵みによって、私たちがますます主を信じ、また互いに愛をもって仕えることができるように私たちを強めてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
衆)アーメン
派遣の部
30 祝福の挨拶
司)主が、共におられるように
衆)また、あなたと 共に。
31 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
全)今私は 主の救いを見ました。主よあなたは、み言葉の通り、しもべを安らかにさらせてくださいます。 この救いは もろもろの民のために おそなえになられたもの、異邦人の心を開く光、み民スラエルの栄光です。
32 教会の祈り
教区:沼津教会を覚えて(説教応援:東和春牧師/主任:秋久牧師)
教会:新型コロナ再燃の中、教会が宣教と慰めの働きが出来るよう
司)祈りましょう。
(祈りの導き)
司)父なる神よ。私たちの祈りを聞き届けてください。私たちの思いと願いを超えたみ心によって、憐れみと愛のうちに 私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
全)アーメン
<平和のあいさつ>
33 祝福 一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)主をたたえよう
衆)神に感謝しまーすー。
司)
主があなたを祝福し、あなたを守られるように。(―守られます)
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。(―与えられます)
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように。(―賜わります)
父と子と聖霊のみ名によって。
衆)アーメン、アーメン、アーアァーーメン
34 終わりの歌
①
試みにて 苦しむとも 我が安き 動かじ
(折り返し)
我がものなる 主を宿(やど)す その喜び 言い難し
主 宣(のたま)えり
「我 などて 汝(なれ)を捨てて 去るべき」
②
悩みあらず 涙もなく 歌声のあるのみ
(折り返し)
やがてイエスに 会わば変わらん 栄(さか)えある姿と
後奏・黙祷
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