2020年12月
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第1朗読 イザヤ 40: 1~11 (旧1123)
第2朗読 2
ペトロ 3: 8~15a (新439)
福 音 書 マルコ 1: 1~ 8 (新61)
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Of. 85(詩篇85:2-3,9-14)
ヤコブの捕われ人を連れ帰ってくださいました。
主はご自分の民の罪を赦し、
彼らの咎をすべて覆ってくださいました。
わたしは神が宣言されるのを聞きます。
主は平和を宣言されます。
ご自分の民に、主の慈しみに生きる人々に、
彼らが愚かなふるまいに戻らないために。
主を畏れる人に救いは近く、
栄光はわたしたちの地にとどまる。
慈しみとまことは出会い、正義と平和は口づけする。
まことは地から萌えいで、正義は天から注がれます。
主は必ず良いものをお与えになり、
わたしたちの地は実りをもたらします。
正義はみ前を行き、
主の進まれる道を備えます。
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Pr.
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第1朗読 イザヤ 40: 1~11 (旧1123)
1慰めよ、わたしの民を慰めよと
あなたたちの神は言われる。
2エルサレムの心に語りかけ
彼女に呼びかけよ
苦役の時は今や満ち、彼女の咎は償われた、と。
罪のすべてに倍する報いを
主の御手から受けた、と。
3呼びかける声がある。
主のために、荒れ野に道を備え
わたしたちの神のために、荒れ地に広い道を通せ。
4谷はすべて身を起こし、山と丘は身を低くせよ。
険しい道は平らに、狭い道は広い谷となれ。
5主の栄光がこうして現れるのを
肉なる者は共に見る。
主の口がこう宣言される。
6呼びかけよ、と声は言う。
わたしは言う、何と呼びかけたらよいのか、と。
肉なる者は皆、草に等しい。
永らえても、すべては野の花のようなもの。
7草は枯れ、花はしぼむ。
主の風が吹きつけたのだ。
この民は草に等しい。
8草は枯れ、花はしぼむが
わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。
9高い山に登れ
良い知らせをシオンに伝える者よ。
力を振るって声をあげよ
良い知らせをエルサレムに伝える者よ。
声をあげよ、恐れるな
ユダの町々に告げよ。
見よ、あなたたちの神
10見よ、主なる神。
彼は力を帯びて来られ
御腕をもって統治される。
見よ、主のかち得られたものは御もとに従い
主の働きの実りは御前を進む。
11主は羊飼いとして群れを養い、御腕をもって集め
小羊をふところに抱き、その母を導いて行かれる。
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第2朗読 2 ペトロ 3: 8~15a (新439)
8愛する人たち、このことだけは忘れないでほしい。主のもとでは、一日は千年のようで、千年は一日のようです。 9ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。 10主の日は盗人のようにやって来ます。その日、天は激しい音をたてながら消えうせ、自然界の諸要素は熱に熔け尽くし、地とそこで造り出されたものは暴かれてしまいます。
11このように、すべてのものは滅び去るのですから、あなたがたは聖なる信心深い生活を送らなければなりません。 12神の日の来るのを待ち望み、また、それが来るのを早めるようにすべきです。その日、天は焼け崩れ、自然界の諸要素は燃え尽き、熔け去ることでしょう。 13しかしわたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるのです。
14だから、愛する人たち、このことを待ち望みながら、きずや汚れが何一つなく、平和に過ごしていると神に認めていただけるように励みなさい。 15また、わたしたちの主の忍耐深さを、救いと考えなさい。
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福音書 マルコ 1: 1~ 8 (新61)
1神の子イエス・キリストの福音の初め。
2預言者イザヤの書にこう書いてある。
「見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、
あなたの道を準備させよう。
3荒れ野で叫ぶ者の声がする。
『主の道を整え、
その道筋をまっすぐにせよ。』」
そのとおり、 4洗礼者ヨハネが荒れ野に現れて、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。 5ユダヤの全地方とエルサレムの住民は皆、ヨハネのもとに来て、罪を告白し、ヨルダン川で彼から洗礼を受けた。 6ヨハネはらくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べていた。 7彼はこう宣べ伝えた。「わたしよりも優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその方の履物のひもを解く値打ちもない。 8わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる。」
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第1朗読 イザヤ 61: 1~4&8~11 (旧1162)
第2朗読 1
テサロニケ 5:16~24 (新379)
福 音 書 ヨハネ 1: 6~ 8&19~28 (新163)
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Of. 126(詩篇126:1-6)またはルカ1:46b-55
わたしたちは夢を見ている人のようになった。
そのときには、わたしたちの口に笑いが、舌に喜びの歌が満ちる。
そのときには、国々も言う、「主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた。」
主よ、わたしたちのために、大きな業を成し遂げてください。
わたしたちは喜び歌います。
主よ、ネゲブに川の流れを導くように、
わたしたちの捕われ人を連れ帰ってください。
涙と共に種を蒔く人は、
喜びの歌と共に刈り入れる。
種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は、
束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる。
ルカ1:46b-55
わたしの魂は主をあがめ、
わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。
主は身分の低い、この主の仕え女にも、
目を留めてくださったからです。
今から後、いつの世の人も、わたしを幸いな者と言うでしょう。
力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。
そのみ名は尊く、その憐れみは代々に限りなく、
主を畏れる者に及びます。
主はそのみ腕で力を振い、
思い上がる者を打ち散らし、
権力ある者をその座から引き降ろし、
身分の低い者を高く上げ、
飢えた人を良い物で満たし、
富める者を空腹のまま追い返されます。
そのしもべイスラエルを受け入れて、
憐れみをお忘れになりません。
わたしたちの先祖に語られたとおり、
アブラハ厶とその子孫に対しとこしえに。
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Pr.
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第1朗読 イザヤ 61: 1~4&8~11 (旧1162)
1主はわたしに油を注ぎ
主なる神の霊がわたしをとらえた。
わたしを遣わして
貧しい人に良い知らせを伝えさせるために。
打ち砕かれた心を包み
捕らわれ人には自由を
つながれている人には解放を告知させるために。
2主が恵みをお与えになる年
わたしたちの神が報復される日を告知して
嘆いている人々を慰め
3シオンのゆえに嘆いている人々に
灰に代えて冠をかぶらせ
嘆きに代えて喜びの香油を
暗い心に代えて賛美の衣をまとわせるために。
彼らは主が輝きを現すために植えられた
正義の樫の木と呼ばれる。
4彼らはとこしえの廃虚を建て直し
古い荒廃の跡を興す。
廃虚の町々、代々の荒廃の跡を新しくする。
8主なるわたしは正義を愛し、献げ物の強奪を憎む。
まことをもって彼らの労苦に報い
とこしえの契約を彼らと結ぶ。
9彼らの一族は国々に知られ
子孫は諸国の民に知られるようになる。
彼らを見る人はすべて認めるであろう
これこそ、主の祝福を受けた一族である、と。
10わたしは主によって喜び楽しみ
わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。
主は救いの衣をわたしに着せ
恵みの晴れ着をまとわせてくださる。
花婿のように輝きの冠をかぶらせ
花嫁のように宝石で飾ってくださる。
11大地が草の芽を萌えいでさせ
園が蒔かれた種を芽生えさせるように
主なる神はすべての民の前で
恵みと栄誉を芽生えさせてくださる。
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第2朗読 1 テサロニケ 5:16~24 (新379)
16いつも喜んでいなさい。 17絶えず祈りなさい。 18どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。 19“霊”の火を消してはいけません。 20預言を軽んじてはいけません。 21すべてを吟味して、良いものを大事にしなさい。 22あらゆる悪いものから遠ざかりなさい。
23どうか、平和の神御自身が、あなたがたを全く聖なる者としてくださいますように。また、あなたがたの霊も魂も体も何一つ欠けたところのないものとして守り、わたしたちの主イエス・キリストの来られるとき、非のうちどころのないものとしてくださいますように。 24あなたがたをお招きになった方は、真実で、必ずそのとおりにしてくださいます。
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福音書 ヨハネ 1: 6~ 8&19~28 (新163)
6神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。 7彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。 8彼は光ではなく、光について証しをするために来た。
19さて、ヨハネの証しはこうである。エルサレムのユダヤ人たちが、祭司やレビ人たちをヨハネのもとへ遣わして、「あなたは、どなたですか」と質問させたとき、 20彼は公言して隠さず、「わたしはメシアではない」と言い表した。 21彼らがまた、「では何ですか。あなたはエリヤですか」と尋ねると、ヨハネは、「違う」と言った。更に、「あなたは、あの預言者なのですか」と尋ねると、「そうではない」と答えた。 22そこで、彼らは言った。「それではいったい、だれなのです。わたしたちを遣わした人々に返事をしなければなりません。あなたは自分を何だと言うのですか。」 23ヨハネは、預言者イザヤの言葉を用いて言った。
「わたしは荒れ野で叫ぶ声である。
『主の道をまっすぐにせよ』と。」
24遣わされた人たちはファリサイ派に属していた。 25彼らがヨハネに尋ねて、「あなたはメシアでも、エリヤでも、またあの預言者でもないのに、なぜ、洗礼を授けるのですか」と言うと、 26ヨハネは答えた。「わたしは水で洗礼を授けるが、あなたがたの中には、あなたがたの知らない方がおられる。 27その人はわたしの後から来られる方で、わたしはその履物のひもを解く資格もない。」
28これは、ヨハネが洗礼を授けていたヨルダン川の向こう側、ベタニアでの出来事であった。
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第1朗読 サムエル下 7: 1~11&16 (旧490)
第2朗読 ローマ 16:25~27 (新298)
福 音 書 ルカ 1:26~38 (新100)
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Of.ルカ1:46b-55または 詩篇89:2-5,20-27
ルカ1:46b-55
前週の賛美唱参照
詩篇89:2-5,20-27
主の慈しみをとこしえにわたしは歌います。
わたしの口は代々に、あなたのまことを告げ知らせます。
わたしは申します。「天にはとこしえに慈しみが備えられ、
あなたのまことが立てられますように。」
あなたは言われます。「わたしが選んだ者とわたしは契約を結び、わたしのしもべダビデに誓った。
あなたの子孫をとこしえに立て、あなたの王座を代々に備える。」
あなたの慈しみに生きる人々にかつて、あなたは幻によってお告げになりました。
「わたしは一人の勇士に助けを約束する。わたしは彼を民の中から選んで高く上げた。」
わたしはわたしの僕ダビデを見いだし、彼に聖なる油を注いだ。
わたしの手は彼を固く支え、わたしの腕は彼に勇気を与えるであろう。
敵は彼を欺きえず、不正な者が彼を低くすることはない。
わたしは彼の前で彼を苦しめる者を滅ぼし、彼を憎む者を倒す。
わたしの真実と慈しみは彼と共にあり
わたしの名によって彼の角は高く上がる。
わたしは彼の手を海にまで届かせ、
彼の右の手を大河にまで届かせる。
彼はわたしに呼びかけるであろう
あなたはわたしの父、わたしの神、救いの岩、と。
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Pr.
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第1朗読 サムエル下 7: 1~11&16 (旧490)
1王は王宮に住むようになり、主は周囲の敵をすべて退けて彼に安らぎをお与えになった。 2王は預言者ナタンに言った。「見なさい。わたしはレバノン杉の家に住んでいるが、神の箱は天幕を張った中に置いたままだ。」 3ナタンは王に言った。「心にあることは何でも実行なさるとよいでしょう。主はあなたと共におられます。」 4しかし、その夜、ナタンに臨んだ主の言葉は次のとおりであった。
5「わたしの僕ダビデのもとに行って告げよ。主はこう言われる。あなたがわたしのために住むべき家を建てようというのか。 6わたしはイスラエルの子らをエジプトから導き上った日から今日に至るまで、家に住まず、天幕、すなわち幕屋を住みかとして歩んできた。 7わたしはイスラエルの子らと常に共に歩んできたが、その間、わたしの民イスラエルを牧するようにと命じたイスラエルの部族の一つにでも、なぜわたしのためにレバノン杉の家を建てないのか、と言ったことがあろうか。
8わたしの僕ダビデに告げよ。万軍の主はこう言われる。わたしは牧場の羊の群れの後ろからあなたを取って、わたしの民イスラエルの指導者にした。 9あなたがどこに行こうとも、わたしは共にいて、あなたの行く手から敵をことごとく断ち、地上の大いなる者に並ぶ名声を与えよう。 10わたしの民イスラエルには一つの所を定め、彼らをそこに植え付ける。民はそこに住み着いて、もはや、おののくことはなく、昔のように不正を行う者に圧迫されることもない。 11わたしの民イスラエルの上に士師を立てたころからの敵をわたしがすべて退けて、あなたに安らぎを与える。主はあなたに告げる。主があなたのために家を興す。
16あなたの家、あなたの王国は、あなたの行く手にとこしえに続き、あなたの王座はとこしえに堅く据えられる。」
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第2朗読 ローマ 16:25~27 (新298)
25神は、わたしの福音すなわちイエス・キリストについての宣教によって、あなたがたを強めることがおできになります。この福音は、世々にわたって隠されていた、秘められた計画を啓示するものです。 26その計画は今や現されて、永遠の神の命令のままに、預言者たちの書き物を通して、信仰による従順に導くため、すべての異邦人に知られるようになりました。 27この知恵ある唯一の神に、イエス・キリストを通して栄光が世々限りなくありますように、アーメン。
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福音書 ルカ 1:26~38 (新100)
26六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。 27ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。 28天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」 29マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。 30すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。 31あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。 32その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。 33彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」 34マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」 35天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。 36あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。 37神にできないことは何一つない。」 38マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。
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第1朗読 イザヤ 9: 2~ 7 (旧1074)
第2朗読 テトス 2:11~14 (新397)
福 音 書 ルカ 2: 1~14(&15~20) (新102)
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Of. 96(詩篇96:1-13)
全地よ、主に向かって歌え。
主に向かって歌い、御名をたたえよ。
日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。
国々に主の栄光を語り伝えよ
諸国の民にその驚くべき御業を。
大いなる主、大いに賛美される主、
神々を超えて、最も畏るべき方。
諸国の民の神々はすべてむなしい。
主は天を造られ、御前には栄光と輝きがあり、聖所には力と輝きがある。
諸国の民よ、こぞって主に帰せよ。栄光と力を主に帰せよ。
御名の栄光を主に帰せよ。
供え物を携えて神の庭に入り、聖なる輝きに満ちる主にひれ伏せ。
全地よ、御前におののけ。
国々にふれて言え、主こそ王と。世界は固く据えられ、決して揺らぐことがない。
主は諸国の民を公平に裁かれる。
天よ、喜び祝え、地よ、喜び躍れ。
海とそこに満ちるものよ、とどろけ。
野とそこにあるすべてのものよ、喜び勇め
森の木々よ、共に喜び歌え、主を迎えて。
主は来られる、地を裁くために来られる。
主は世界を正しく裁き、真実をもって諸国の民を裁かれる。
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Pr.
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第1朗読 イザヤ 9: 2~ 7 (旧1074)
1闇の中を歩む民は、大いなる光を見
死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。
2あなたは深い喜びと
大きな楽しみをお与えになり
人々は御前に喜び祝った。
刈り入れの時を祝うように
戦利品を分け合って楽しむように。
3彼らの負う軛、肩を打つ杖、虐げる者の鞭を
あなたはミディアンの日のように
折ってくださった。
4地を踏み鳴らした兵士の靴
血にまみれた軍服はことごとく
火に投げ込まれ、焼き尽くされた。
5ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。
6ダビデの王座とその王国に権威は増し
平和は絶えることがない。
王国は正義と恵みの業によって
今もそしてとこしえに、立てられ支えられる。
万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。
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第2朗読 テトス 2:11~14 (新397)
11実に、すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました。 12その恵みは、わたしたちが不信心と現世的な欲望を捨てて、この世で、思慮深く、正しく、信心深く生活するように教え、 13また、祝福に満ちた希望、すなわち偉大なる神であり、わたしたちの救い主であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。 14キリストがわたしたちのために御自身を献げられたのは、わたしたちをあらゆる不法から贖い出し、良い行いに熱心な民を御自分のものとして清めるためだったのです。
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福音書 ルカ 2: 1~14(&15~20) (新102)
1そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。 2これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。 3人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 4ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 5身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。 6ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、 7初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
8その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。 9すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。 10天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。 11今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。 12あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」 13すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
14「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」
(15天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。 16そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。 17その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。 18聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。 19しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。 20羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。)
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K.V. ルカ2:7
初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
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第1朗読 イザヤ 62: 6~12 (旧1163)
第2朗読 テトス 3: 4~ 7 (新398)
福 音 書 ルカ 2:(1~7&)8~20 (新103)
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Of. 97(詩篇97:1-12)
全地よ、喜び躍れ。
多くの島々よ、
喜び祝え。
密雲と濃霧が主の周りに立ちこめ、
正しい裁きが王座の基をなす。
火はみ前に進み、
周りの敵を焼き滅ぼす。
稲妻は世界を照らし出し、
地はそれを見て、身を震わせ、
山々は蝋のように溶ける、
主のみ前に、全地は主のみ前に溶ける。
天は主の正しさを告げ知らせ、
すべての民はその栄光を仰ぎ見る。
すべて偶像に仕える者、むなしい神々を誇りとする者は恥を受ける。
神々はすべて主に向かってひれ伏す。
シオンは聞いて喜び祝い、ユダのおとめらは喜び躍る、
主よ、あなたの裁きのゆえに。
あなたは主、全地に君臨されるいと高き神。
神々のすべてを超え、あがめられる神。 主を愛する人は悪を憎む。主の慈しみに生きる人を主は守り、
神に逆らう者の手から助け出してくださる。
神は従う人のために光を、
心のまっすぐな人のためには、喜びの種を蒔いてくださる。
神に従う人よ、主にあって喜び祝え。
聖なるみ名に感謝をささげよ。
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Pr.
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第1朗読 イザヤ 62: 6~12 (旧1163)
6エルサレムよ、あなたの城壁の上に
わたしは見張りを置く。
昼も夜も決して黙してはならない。
主に思い起こしていただく役目の者よ
決して沈黙してはならない。
7また、主の沈黙を招いてはならない。
主が再建に取りかかり
エルサレムを全地の栄誉としてくださるまでは。
8主は、御自分の右の手にかけて
力ある御腕にかけて、誓われた。
わたしは再びあなたの穀物を敵の食物とはさせず
あなたの労苦による新しい酒を
異邦人に飲ませることも決してない。
9穀物を刈り入れた者はそれを食べて、主を賛美し
ぶどうを取り入れた者は
聖所の庭でそれを飲む。
10城門を通れ、通れ、民の道を開け。
盛り上げよ、土を盛り上げて広い道を備え
石を取り除け。
諸国の民に向かって旗を掲げよ。
11見よ、主は地の果てにまで布告される。
娘シオンに言え。
見よ、あなたの救いが進んで来る。
見よ、主のかち得られたものは御もとに従い
主の働きの実りは御前を進む。
12彼らは聖なる民、主に贖われた者、と呼ばれ
あなたは尋ね求められる女
捨てられることのない都と呼ばれる。
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第2朗読 テトス 3: 4~ 7 (新398)
4しかし、わたしたちの救い主である神の慈しみと、人間に対する愛とが現れたときに、 5神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。この救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、新たに造りかえる洗いを通して実現したのです。
6神は、わたしたちの救い主イエス・キリストを通して、この聖霊をわたしたちに豊かに注いでくださいました。 7こうしてわたしたちは、キリストの恵みによって義とされ、希望どおり永遠の命を受け継ぐ者とされたのです。
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福音書 ルカ 2:(1~7&)8~20 (新103)
(1そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。 2これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。 3人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 4ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 5身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。 6ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、 7初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。)
8その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。 9すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。 10天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。 11今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。 12あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」 13すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
14「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」
15天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。 16そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。 17その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。 18聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。 19しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。 20羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
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第1朗読 イザヤ 52: 7~10 (旧1148)
第2朗読 ヘブライ 1: 1~4(&5~12) (新401)
福 音 書 ヨハネ 1: 1~14 (新163)
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Of. 98(詩篇98:1-9)
新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべきみ業を成し遂げられた。
右のみ手、聖なるみ腕によって、主は救いのみ業を果たされた。
主は救いを示し、
恵みのみ業を諸国の民の目に示された。
イスラエルの家に対する慈しみとまことをみ心に留められた。
地の果てまですべての人はわたしたちの神の救いのみ業を見た。
全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。
歓声をあげ、喜び歌い、ほめ歌え。
琴に合わせてほめ歌え、
琴に合わせ、楽の音に合わせて歌え。
ラッパを吹き、角笛を響かせ、
王なる主のみ前に喜びの叫びをあげよ。
とどろけ、海とそこに満ちるもの、
歌え、世界とそこに住むもの。
潮よ、手を打ち鳴らし、山々よ、共に喜び歌え、主を迎えて。
主は来られる、地を裁くために。主は世界を正しく裁き、諸国の民を公平に裁かれる。
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Pr.
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第1朗読 イザヤ 52: 7~10 (旧1148)
7いかに美しいことか
山々を行き巡り、良い知らせを伝える者の足は。
彼は平和を告げ、恵みの良い知らせを伝え
救いを告げ
あなたの神は王となられた、と
シオンに向かって呼ばわる。
8その声に、あなたの見張りは声をあげ
皆共に、喜び歌う。
彼らは目の当たりに見る
主がシオンに帰られるのを。
9歓声をあげ、共に喜び歌え、エルサレムの廃虚よ。
主はその民を慰め、エルサレムを贖われた。
10主は聖なる御腕の力を
国々の民の目にあらわにされた。
地の果てまで、すべての人が
わたしたちの神の救いを仰ぐ。
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第2朗読 ヘブライ 1: 1~4(&5~12) (新401)
1神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、 2この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。 3御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。 4御子は、天使たちより優れた者となられました。天使たちの名より優れた名を受け継がれたからです。
(5いったい神は、かつて天使のだれに、
「あなたはわたしの子、
わたしは今日、あなたを産んだ」
と言われ、更にまた、
「わたしは彼の父となり、
彼はわたしの子となる」
と言われたでしょうか。 6更にまた、神はその長子をこの世界に送るとき、
「神の天使たちは皆、彼を礼拝せよ」
と言われました。 7また、天使たちに関しては、
「神は、その天使たちを風とし、
御自分に仕える者たちを燃える炎とする」
と言われ、 8一方、御子に向かっては、こう言われました。
「神よ、あなたの玉座は永遠に続き、
また、公正の笏が御国の笏である。
9あなたは義を愛し、不法を憎んだ。
それゆえ、神よ、あなたの神は、喜びの油を、
あなたの仲間に注ぐよりも多く、あなたに注いだ。」
10また、こうも言われています。
「主よ、あなたは初めに大地の基を据えた。
もろもろの天は、あなたの手の業である。
11これらのものは、やがて滅びる。
だが、あなたはいつまでも生きている。
すべてのものは、衣のように古び廃れる。
12あなたが外套のように巻くと、
これらのものは、衣のように変わってしまう。
しかし、あなたは変わることなく、
あなたの年は尽きることがない。」)
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福音書 ヨハネ 1: 1~14 (新163)
1初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。 2この言は、初めに神と共にあった。 3万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。 4言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。 5光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
6神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。 7彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。 8彼は光ではなく、光について証しをするために来た。 9その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。 10言は世にあった。世は言によって成ったが、世は言を認めなかった。 11言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった。 12しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。
13この人々は、血によってではなく、肉の欲によってではなく、人の欲によってでもなく、神によって生まれたのである。
14言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。
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第1朗読 イザヤ 61:10~62:3 (旧1162)
第2朗読 ガラテヤ 4: 4~ 7 (新347)
福 音 書 ルカ 2:22~40 (新103)
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Of. 148(詩篇148:1-14)
主を讃美せよ。
高い天において、
主を讃美せよ。
み使いらよ、こぞって、
主を讃美せよ。
天の万軍よ、こぞって、
主を讃美せよ。
日よ、月よ、
主を讃美せよ。
輝く星よ、
主を讃美せよ。
天の天よ、天の上にある水よ、
主を讃美せよ。
主のみ名を讃美せよ。主は命じられ、すべてのものは創造された。
主はそれらを世々限りなく立て、越ええない掟を与えられた。
地において、
主を讃美せよ。
海に住む竜よ、深淵よ、火よ、雹よ。雪よ、霧よ。み言葉を成し遂げる嵐よ。山々よ、すべての丘よ。実を結ぶ木よ、杉の林よ。
主を讃美せよ。
野の獣よ、すべての家畜よ。地を這うものよ、翼ある鳥よ。
主を讃美せよ。
地上の王よ、諸国の民よ。君主よ、地上の支配者よ。若者よ、おとめよ。老人よ、幼子よ。
主のみ名を讃美せよ。
主のみ名はひとり高く、
威光は天地に満ちている。
主はご自分の民の角を高く上げてくださる。
それは主の慈しみに生きるすべての人の栄誉。
近くある民、イスラエルの子らよ。
ハレルヤ。
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Pr.
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第1朗読 イザヤ 61:10~62:3 (旧1162)
61:10わたしは主によって喜び楽しみ
わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。
主は救いの衣をわたしに着せ
恵みの晴れ着をまとわせてくださる。
花婿のように輝きの冠をかぶらせ
花嫁のように宝石で飾ってくださる。
11大地が草の芽を萌えいでさせ
園が蒔かれた種を芽生えさせるように
主なる神はすべての民の前で
恵みと栄誉を芽生えさせてくださる。
62:1シオンのために、わたしは決して口を閉ざさず
エルサレムのために、わたしは決して黙さない。
彼女の正しさが光と輝き出で
彼女の救いが松明のように燃え上がるまで。
2諸国の民はあなたの正しさを見
王はすべて、あなたの栄光を仰ぐ。
主の口が定めた新しい名をもって
あなたは呼ばれるであろう。
3あなたは主の御手の中で輝かしい冠となり
あなたの神の御手の中で王冠となる。
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第2朗読 ガラテヤ 4: 4~ 7 (新347)
4しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。 5それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。 6あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。 7ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神によって立てられた相続人でもあるのです。
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福音書 ルカ 2:22~40 (新103)
22さて、モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。 23それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。 24また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。
25そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。 26そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。 27シメオンが“霊”に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。 28シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。
29「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり
この僕を安らかに去らせてくださいます。
30わたしはこの目であなたの救いを見たからです。
31これは万民のために整えてくださった救いで、
32異邦人を照らす啓示の光、
あなたの民イスラエルの誉れです。」
33父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。 34シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。 35――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」
36また、アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、 37夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、 38そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。
39親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。 40幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。
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