2022年5月
2022年5月1日
復活節第3主日 (白)
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第1朗読 使徒言行録9: 1~ 6,(7-20) (新229)
第2朗読 黙示録5:11~14 (新458)
福 音 書 ヨハネ21: 1~19 (新211)
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Of. 30(詩篇30:2-6)
主よ、あなたをあがめます。あなたは敵を喜ばせることなく、わたしを引き上げてくださいました。
わたしの神、主よ。叫び求めるわたしをあなたは癒してくださいました。
主よ、あなたはわたしの魂を陰府から引き上げ、墓穴に下ることを免れさせ、
わたしに命を得させてくださいました。
主の慈しみに生きる人々よ 主に讃美の歌をうたい 聖なる御名を唱え、感謝をささげよ。
ひととき、お怒りになっても 命を得させることを御旨としてくださる。
泣きながら夜を過ごす人にも
喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる。
平穏なときには、申しました 「わたしはとこしえに揺らぐことがない」と。
主よ、あなたが御旨によって 砦の山に立たせてくださったからです。
しかし、御顔を隠されると わたしはたちまち恐怖に陥りました。
主よ、わたしはあなたを呼びます。主に憐れみを乞います。
わたしが死んで墓に下ることに 何の益があるでしょう。
塵があなたに感謝をささげ あなたのまことを告げ知らせるでしょうか。
主よ、耳を傾け、憐れんでください。
主よ、わたしの助けとなってください。
あなたはわたしの嘆きを踊りに変え 粗布を脱がせ、喜びを帯としてくださいました。
わたしの魂があなたをほめ歌い 沈黙することのないようにしてくださいました。
わたしの神、主よ
とこしえにあなたに感謝をささげます。
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Pr.
憐れみ深い永遠の神様。すべての天使と聖徒たちとともに大いなる御力を賛美します。御子の復活によってご自身を顕し、聖霊によって私たちをキリストに従うものとしてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。
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第1朗読 使徒言行録9: 1~ 6,(7-20) (新229)
9: 1さて、サウロはなおも主の弟子たちを脅迫し、殺そうと意気込んで、大祭司のところへ行き、 2ダマスコの諸会堂あての手紙を求めた。それは、この道に従う者を見つけ出したら、男女を問わず縛り上げ、エルサレムに連行するためであった。 3ところが、サウロが旅をしてダマスコに近づいたとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。 4サウロは地に倒れ、「サウル、サウル、なぜ、わたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。 5「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。 6起きて町に入れ。そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる。」
( 7同行していた人たちは、声は聞こえても、だれの姿も見えないので、ものも言えず立っていた。 8サウロは地面から起き上がって、目を開けたが、何も見えなかった。人々は彼の手を引いてダマスコに連れて行った。 9サウロは三日間、目が見えず、食べも飲みもしなかった。
10ところで、ダマスコにアナニアという弟子がいた。幻の中で主が、「アナニア」と呼びかけると、アナニアは、「主よ、ここにおります」と言った。 11すると、主は言われた。「立って、『直線通り』と呼ばれる通りへ行き、ユダの家にいるサウロという名の、タルソス出身の者を訪ねよ。今、彼は祈っている。 12アナニアという人が入って来て自分の上に手を置き、元どおり目が見えるようにしてくれるのを、幻で見たのだ。」 13しかし、アナニアは答えた。「主よ、わたしは、その人がエルサレムで、あなたの聖なる者たちに対してどんな悪事を働いたか、大勢の人から聞きました。 14ここでも、御名を呼び求める人をすべて捕らえるため、祭司長たちから権限を受けています。」 15すると、主は言われた。「行け。あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、わたしが選んだ器である。 16わたしの名のためにどんなに苦しまなくてはならないかを、わたしは彼に示そう。」 17そこで、アナニアは出かけて行ってユダの家に入り、サウロの上に手を置いて言った。「兄弟サウル、あなたがここへ来る途中に現れてくださった主イエスは、あなたが元どおり目が見えるようになり、また、聖霊で満たされるようにと、わたしをお遣わしになったのです。」 18すると、たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウロは元どおり見えるようになった。そこで、身を起こして洗礼を受け、 19食事をして元気を取り戻した。
サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちと一緒にいて、 20すぐあちこちの会堂で、「この人こそ神の子である」と、イエスのことを宣べ伝えた。)
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第2朗読 黙示録5:11~14 (新458)
5: 11また、わたしは見た。そして、玉座と生き物と長老たちとの周りに、多くの天使の声を聞いた。その数は万の数万倍、千の数千倍であった。 12天使たちは大声でこう言った。
「屠られた小羊は、
力、富、知恵、威力、
誉れ、栄光、そして賛美を
受けるにふさわしい方です。」
13また、わたしは、天と地と地の下と海にいるすべての被造物、そして、そこにいるあらゆるものがこう言うのを聞いた。
「玉座に座っておられる方と小羊とに、
賛美、誉れ、栄光、そして権力が、
世々限りなくありますように。」
14四つの生き物は「アーメン」と言い、長老たちはひれ伏して礼拝した。
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福音書 ヨハネ21: 1~19 (新211)
21: 1その後、イエスはティベリアス湖畔で、また弟子たちに御自身を現された。その次第はこうである。 2シモン・ペトロ、ディディモと呼ばれるトマス、ガリラヤのカナ出身のナタナエル、ゼベダイの子たち、それに、ほかの二人の弟子が一緒にいた。 3シモン・ペトロが、「わたしは漁に行く」と言うと、彼らは、「わたしたちも一緒に行こう」と言った。彼らは出て行って、舟に乗り込んだ。しかし、その夜は何もとれなかった。 4既に夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられた。だが、弟子たちは、それがイエスだとは分からなかった。 5イエスが、「子たちよ、何か食べる物があるか」と言われると、彼らは、「ありません」と答えた。 6イエスは言われた。「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」そこで、網を打ってみると、魚があまり多くて、もはや網を引き上げることができなかった。 7イエスの愛しておられたあの弟子がペトロに、「主だ」と言った。シモン・ペトロは「主だ」と聞くと、裸同然だったので、上着をまとって湖に飛び込んだ。 8ほかの弟子たちは魚のかかった網を引いて、舟で戻って来た。陸から二百ペキスばかりしか離れていなかったのである。 9さて、陸に上がってみると、炭火がおこしてあった。その上に魚がのせてあり、パンもあった。 10イエスが、「今とった魚を何匹か持って来なさい」と言われた。 11シモン・ペトロが舟に乗り込んで網を陸に引き上げると、百五十三匹もの大きな魚でいっぱいであった。それほど多くとれたのに、網は破れていなかった。 12イエスは、「さあ、来て、朝の食事をしなさい」と言われた。弟子たちはだれも、「あなたはどなたですか」と問いただそうとはしなかった。主であることを知っていたからである。 13イエスは来て、パンを取って弟子たちに与えられた。魚も同じようにされた。 14イエスが死者の中から復活した後、弟子たちに現れたのは、これでもう三度目である。
15食事が終わると、イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか」と言われた。ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの小羊を飼いなさい」と言われた。 16二度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの羊の世話をしなさい」と言われた。
17三度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロは、イエスが三度目も、「わたしを愛しているか」と言われたので、悲しくなった。そして言った。「主よ、あなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」イエスは言われた。「わたしの羊を飼いなさい。 18はっきり言っておく。あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、行きたいところへ行っていた。しかし、年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。」 19ペトロがどのような死に方で、神の栄光を現すようになるかを示そうとして、イエスはこう言われたのである。このように話してから、ペトロに、「わたしに従いなさい」と言われた。
2022年5月8日
復活節第4主日 (白)
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第1朗読 使徒言行録9:36~43 (新231)
第2朗読 黙示録7: 9~17 (新460)
福 音 書 ヨハネ10:22~30 (新187)
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Of. 23(詩篇23:1-6)
主はわたしの羊飼い、
わたしには何も欠けることがない。
主はわたしを緑の野に休ませ、
憩いの水のほとりに伴い、わたしの魂を生き返らせてくださる。
主はみ名にふさわしく、わたしを正しい道に導かれる。
死の陰の谷を行くときも、わたしは災いを恐れない。
あなたがわたしと共にいてくださる。
あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを力づける。
わたしを苦しめる者を前にしても、
あなたはわたしに食卓を整えてくださる。
わたしの頭に香油を注ぎ、
わたしの杯を溢れさせてくださる。
命のある限り、恵みと慈しみはいつもわたしを追う。
主の家にわたしは帰り、いつまでも、そこにとどまる。
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Pr.
平和の神様、あなたは羊の大牧者、私たちの主イエス・キリストを死者の中から引き上げられました。御心にかなう働きができるように、永遠の契約の血によって私たちをよき、わざをなす完全な者としてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。
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第1朗読 使徒言行録9:36~43 (新231)
9: 36ヤッファにタビタ――訳して言えばドルカス、すなわち「かもしか」――と呼ばれる婦人の弟子がいた。彼女はたくさんの善い行いや施しをしていた。 37ところが、そのころ病気になって死んだので、人々は遺体を清めて階上の部屋に安置した。
38リダはヤッファに近かったので、弟子たちはペトロがリダにいると聞いて、二人の人を送り、「急いでわたしたちのところへ来てください」と頼んだ。 39ペトロはそこをたって、その二人と一緒に出かけた。人々はペトロが到着すると、階上の部屋に案内した。やもめたちは皆そばに寄って来て、泣きながら、ドルカスが一緒にいたときに作ってくれた数々の下着や上着を見せた。 40ペトロが皆を外に出し、ひざまずいて祈り、遺体に向かって、「タビタ、起きなさい」と言うと、彼女は目を開き、ペトロを見て起き上がった。 41ペトロは彼女に手を貸して立たせた。そして、聖なる者たちとやもめたちを呼び、生き返ったタビタを見せた。 42このことはヤッファ中に知れ渡り、多くの人が主を信じた。 43ペトロはしばらくの間、ヤッファで皮なめし職人のシモンという人の家に滞在した。
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第2朗読 黙示録7: 9~17 (新460)
7: 9この後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、種族、民族、言葉の違う民の中から集まった、だれにも数えきれないほどの大群衆が、白い衣を身に着け、手になつめやしの枝を持ち、玉座の前と小羊の前に立って、 10大声でこう叫んだ。
「救いは、玉座に座っておられるわたしたちの神と、
小羊とのものである。」
11また、天使たちは皆、玉座、長老たち、そして四つの生き物を囲んで立っていたが、玉座の前にひれ伏し、神を礼拝して、 12こう言った。
「アーメン。賛美、栄光、知恵、感謝、
誉れ、力、威力が、
世々限りなくわたしたちの神にありますように、
アーメン。」
13すると、長老の一人がわたしに問いかけた。「この白い衣を着た者たちは、だれか。また、どこから来たのか。」 14そこで、わたしが、「わたしの主よ、それはあなたの方がご存じです」と答えると、長老はまた、わたしに言った。「彼らは大きな苦難を通って来た者で、その衣を小羊の血で洗って白くしたのである。
15それゆえ、彼らは神の玉座の前にいて、
昼も夜もその神殿で神に仕える。玉座に座っておられる方が、
この者たちの上に幕屋を張る。
16彼らは、もはや飢えることも渇くこともなく、
太陽も、どのような暑さも、
彼らを襲うことはない。
17玉座の中央におられる小羊が彼らの牧者となり、
命の水の泉へ導き、
神が彼らの目から涙をことごとく
ぬぐわれるからである。」
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福音書 ヨハネ10:22~30 (新187)
10: 22そのころ、エルサレムで神殿奉献記念祭が行われた。冬であった。 23イエスは、神殿の境内でソロモンの回廊を歩いておられた。 24すると、ユダヤ人たちがイエスを取り囲んで言った。「いつまで、わたしたちに気をもませるのか。もしメシアなら、はっきりそう言いなさい。」 25イエスは答えられた。「わたしは言ったが、あなたたちは信じない。わたしが父の名によって行う業が、わたしについて証しをしている。 26しかし、あなたたちは信じない。わたしの羊ではないからである。 27わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。 28わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。 29わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。 30わたしと父とは一つである。」
2022年5月15日
復活節第5主日 (白)
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第1朗読 使徒言行録11: 1~18 (新234)
第2朗読 黙示録21: 1~6b (新477)
福 音 書 ヨハネ13:31~35 (新195)
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Of. 148(詩篇148:1-14)
ハレルヤ。天において、
主を讃美せよ。
高い天において、
主を讃美せよ。
み使いらよ、こぞって、
主を讃美せよ。
天の万軍よ、こぞって、
主を讃美せよ。
日よ、月よ、
主を讃美せよ。
輝く星よ、
主を讃美せよ。
天の天よ、天の上にある水よ、
主を讃美せよ。
主のみ名を讃美せよ。主は命じられ、すべてのものは創造された。
主はそれらを世々限りなく立て、越ええない掟を与えられた。
地において、
主を讃美せよ。
海に住む竜よ、深淵よ、火よ、雹よ。雪よ、霧よ。み言葉を成し遂げる嵐よ。山々よ、すべての丘よ。実を結ぶ木よ、杉の林よ。野の獣よ、すべての家畜よ。地を這うものよ、翼ある鳥よ。地上の王よ、諸国の民よ。君主よ、地上の支配者よ。若者よ、おとめよ。老人よ、幼子よ。
主のみ名を讃美せよ。
主のみ名はひとり高く、
威光は天地に満ちている。
主はご自分の民の角を高く上げてくださる。
それは主の慈しみに生きるすべての人の栄誉。
近くある民、イスラエルの子らよ。
ハレルヤ。
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Pr.
主なる神様。あなたは、愛なしにはすべての業は虚しいと教えてくださいます。何が平和か、何が良いことかを理解できるように、聖霊によって生きて働く愛の賜物を注いでください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。
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第1朗読 使徒言行録11: 1~18 (新234)
11: 1さて、使徒たちとユダヤにいる兄弟たちは、異邦人も神の言葉を受け入れたことを耳にした。 2ペトロがエルサレムに上って来たとき、割礼を受けている者たちは彼を非難して、 3「あなたは割礼を受けていない者たちのところへ行き、一緒に食事をした」と言った。 4そこで、ペトロは事の次第を順序正しく説明し始めた。 5「わたしがヤッファの町にいて祈っていると、我を忘れたようになって幻を見ました。大きな布のような入れ物が、四隅でつるされて、天からわたしのところまで下りて来たのです。
6その中をよく見ると、地上の獣、野獣、這うもの、空の鳥などが入っていました。
7そして、『ペトロよ、身を起こし、屠って食べなさい』と言う声を聞きましたが、 8わたしは言いました。『主よ、とんでもないことです。清くない物、汚れた物は口にしたことがありません。』 9すると、『神が清めた物を、清くないなどと、あなたは言ってはならない』と、再び天から声が返って来ました。 10こういうことが三度あって、また全部の物が天に引き上げられてしまいました。 11そのとき、カイサリアからわたしのところに差し向けられた三人の人が、わたしたちのいた家に到着しました。
12すると、“霊”がわたしに、『ためらわないで一緒に行きなさい』と言われました。ここにいる六人の兄弟も一緒に来て、わたしたちはその人の家に入ったのです。 13彼は、自分の家に天使が立っているのを見たこと、また、その天使が、こう告げたことを話してくれました。『ヤッファに人を送って、ペトロと呼ばれるシモンを招きなさい。 14あなたと家族の者すべてを救う言葉をあなたに話してくれる。』 15わたしが話しだすと、聖霊が最初わたしたちの上に降ったように、彼らの上にも降ったのです。
16そのとき、わたしは、『ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは聖霊によって洗礼を受ける』と言っておられた主の言葉を思い出しました。 17こうして、主イエス・キリストを信じるようになったわたしたちに与えてくださったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったのなら、わたしのような者が、神がそうなさるのをどうして妨げることができたでしょうか。」 18この言葉を聞いて人々は静まり、「それでは、神は異邦人をも悔い改めさせ、命を与えてくださったのだ」と言って、神を賛美した。
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第2朗読 黙示録21: 1~6b (新477)
21: 1わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。最初の天と最初の地は去って行き、もはや海もなくなった。 2更にわたしは、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意を整えて、神のもとを離れ、天から下って来るのを見た。
3そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、 4彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」
5すると、玉座に座っておられる方が、「見よ、わたしは万物を新しくする」と言い、また、「書き記せ。これらの言葉は信頼でき、また真実である」と言われた。 6また、わたしに言われた。「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。
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福音書 ヨハネ13:31~35 (新195)
13: 31さて、ユダが出て行くと、イエスは言われた。「今や、人の子は栄光を受けた。神も人の子によって栄光をお受けになった。 32神が人の子によって栄光をお受けになったのであれば、神も御自身によって人の子に栄光をお与えになる。しかも、すぐにお与えになる。 33子たちよ、いましばらく、わたしはあなたがたと共にいる。あなたがたはわたしを捜すだろう。『わたしが行く所にあなたたちは来ることができない』とユダヤ人たちに言ったように、今、あなたがたにも同じことを言っておく。 34あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。 35互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。」
2022年5月22日
復活節第6主日 (白)
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第1朗読 使徒言行録16: 9~15 (新245)
第2朗読 黙示録21:10,22~22:5 (新478)
福 音 書 ヨハネ14:23~29 (新197)
またはヨハネ5: 1~9 (新171)
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Of. 67(詩篇67:2-8)
神がわたしたちを憐れみ、祝福し、み顔の輝きをわたしたちに向けてくださるように、
あなたの道をこの地が知り、み救いをすべての民が知るために。
神よ、すべての民が、あなたに感謝をささげますように。
すべての民が、こぞって、あなたに感謝をささげますように。
諸国の民が喜び祝い、喜び歌いますように。
あなたがすべての民を公平に裁き、この地において諸国の民を導かれることを。
神よ、すべての民が、あなたに感謝をささげますように。
すべての民がこぞって、あなたに感謝をささげますように。
大地は作物を実らせました。
神、わたしたちの神が、わたしたちを祝福してくださいますように。
神がわたしたちを祝福してくださいますように。
地の果てに至るまで、すべてのものが神を畏れ敬いますように。
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Pr.
惜しみない愛の神様。あなたは私たちをあなたの園に招き、命の木から食べさせてくださいます。霊の力によって励まされ、互いに愛し合い、あなたの創られた世界を大切に守ることができるよう、御言葉で養ってください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。
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第1朗読 使徒言行録16: 9~15 (新245)
16: 9その夜、パウロは幻を見た。その中で一人のマケドニア人が立って、「マケドニア州に渡って来て、わたしたちを助けてください」と言ってパウロに願った。 10パウロがこの幻を見たとき、わたしたちはすぐにマケドニアへ向けて出発することにした。マケドニア人に福音を告げ知らせるために、神がわたしたちを召されているのだと、確信するに至ったからである。
11わたしたちはトロアスから船出してサモトラケ島に直航し、翌日ネアポリスの港に着き、 12そこから、マケドニア州第一区の都市で、ローマの植民都市であるフィリピに行った。そして、この町に数日間滞在した。 13安息日に町の門を出て、祈りの場所があると思われる川岸に行った。そして、わたしたちもそこに座って、集まっていた婦人たちに話をした。 14ティアティラ市出身の紫布を商う人で、神をあがめるリディアという婦人も話を聞いていたが、主が彼女の心を開かれたので、彼女はパウロの話を注意深く聞いた。 15そして、彼女も家族の者も洗礼を受けたが、そのとき、「私が主を信じる者だとお思いでしたら、どうぞ、私の家に来てお泊まりください」と言ってわたしたちを招待し、無理に承知させた。
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第2朗読 黙示録21:10,22~22:5 (新478)
21:10この天使が、“霊”に満たされたわたしを大きな高い山に連れて行き、聖なる都エルサレムが神のもとを離れて、天から下って来るのを見せた。
21: 22わたしは、都の中に神殿を見なかった。全能者である神、主と小羊とが都の神殿だからである。 23この都には、それを照らす太陽も月も、必要でない。神の栄光が都を照らしており、小羊が都の明かりだからである。 24諸国の民は、都の光の中を歩き、地上の王たちは、自分たちの栄光を携えて、都に来る。
25都の門は、一日中決して閉ざされない。そこには夜がないからである。 26人々は、諸国の民の栄光と誉れとを携えて都に来る。 27しかし、汚れた者、忌まわしいことと偽りを行う者はだれ一人、決して都に入れない。小羊の命の書に名が書いてある者だけが入れる。
22: 1天使はまた、神と小羊の玉座から流れ出て、水晶のように輝く命の水の川をわたしに見せた。 2川は、都の大通りの中央を流れ、その両岸には命の木があって、年に十二回実を結び、毎月実をみのらせる。そして、その木の葉は諸国の民の病を治す。 3もはや、呪われるものは何一つない。神と小羊の玉座が都にあって、神の僕たちは神を礼拝し、 4御顔を仰ぎ見る。彼らの額には、神の名が記されている。 5もはや、夜はなく、ともし火の光も太陽の光も要らない。神である主が僕たちを照らし、彼らは世々限りなく統治するからである。
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福音書 ヨハネ14:23~29 (新197)
14: 23イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。 24わたしを愛さない者は、わたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉はわたしのものではなく、わたしをお遣わしになった父のものである。
25わたしは、あなたがたといたときに、これらのことを話した。 26しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。 27わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。 28『わたしは去って行くが、また、あなたがたのところへ戻って来る』と言ったのをあなたがたは聞いた。わたしを愛しているなら、わたしが父のもとに行くのを喜んでくれるはずだ。父はわたしよりも偉大な方だからである。 29事が起こったときに、あなたがたが信じるようにと、今、その事の起こる前に話しておく。
またはヨハネ5: 1~9 (新171)
5: 1その後、ユダヤ人の祭りがあったので、イエスはエルサレムに上られた。 2エルサレムには羊の門の傍らに、ヘブライ語で「ベトザタ」と呼ばれる池があり、そこには五つの回廊があった。 3aこの回廊には、病気の人、目の見えない人、足の不自由な人、体の麻痺した人などが、大勢横たわっていた。 3b-4† 5さて、そこに三十八年も病気で苦しんでいる人がいた。 6イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。 7病人は答えた。「主よ、水が動くとき、わたしを池の中に入れてくれる人がいないのです。わたしが行くうちに、ほかの人が先に降りて行くのです。」 8イエスは言われた。「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」 9すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした。
その日は安息日であった。
2022年5月26日(木)/2022年5月29日(日) 主の昇天 (白/金)
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第1朗読 使徒言行録1: 1~11 (新213)
第2朗読 エフェソ1:15~23 (新352)
福 音 書 ルカ24:44~53 (新161)
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Of. 47(詩篇47)
すべての民よ、手を打ち鳴らせ。神に向かって喜び歌い、叫びをあげよ。
主はいと高き神、畏るべき方。全地を支配される偉大な王。
諸国の民を我らに従わせ、国々を我らの足もとに置かれた。
我らのために嗣業を選び、愛するヤコブの誇りとされた。
神は歓呼の中を上られる。主は角笛の響きと共に上られる。
歌え、神に向かって歌え。歌え、我らの王に向かって歌え。
神は全地の王。ほめ歌をうたって、告げ知らせよ。
神は諸国の上に王として支配される。神は聖なる王座に着いておられる。
諸国の民から自由な人々が集められ、アブラハムの神の民となる。
地の盾となる人々は神のもの。神は大いにあがめられる。
詩編93
主こそ王。威厳を衣とし、力を衣とし、身に帯びられる。
世界は固く据えられ、決して揺らぐことはない。
み座はいにしえより固く据えられ、
あなたはとこしえの昔から座しておられます。
主よ、潮は高鳴り、潮は声をあげる。
潮はうち寄せ、響きわたる。
大水のとどろく声よりも力強く海に砕け散る波。
さらに力強く、高くいます主。
主よ、あなたの定めは確かであり、
日の続く限り、あなたの神殿に尊厳はふさわしい。
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Pr.
以下の①か②いずれかを用いる
①全能の神様。御子は天に迎えられ、私たちのために御前でとり成しをしてくださっています。私たちを受け入れ、私たちのとりなしの祈りをお聞きください。そして、終わりの時にすべてのものにあなたの栄光を与えてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。
②全能の神様。祝福の御子、私たちの救い主イエス・キリストは、すべてのものを満たすために天の彼方に昇って行かれました。時の終わりまで私たちと共にいるとの約束を固く信じる信仰をお与えください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。
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第1朗読 使徒言行録1: 1~11 (新213)
1: 1-2テオフィロさま、わたしは先に第一巻を著して、イエスが行い、また教え始めてから、お選びになった使徒たちに聖霊を通して指図を与え、天に上げられた日までのすべてのことについて書き記しました。
3イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された。 4そして、彼らと食事を共にしていたとき、こう命じられた。「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。 5ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられるからである。」
6さて、使徒たちは集まって、「主よ、イスラエルのために国を建て直してくださるのは、この時ですか」と尋ねた。 7イエスは言われた。「父が御自分の権威をもってお定めになった時や時期は、あなたがたの知るところではない。 8あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」 9こう話し終わると、イエスは彼らが見ているうちに天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。 10イエスが離れ去って行かれるとき、彼らは天を見つめていた。すると、白い服を着た二人の人がそばに立って、 11言った。「ガリラヤの人たち、なぜ天を見上げて立っているのか。あなたがたから離れて天に上げられたイエスは、天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになる。」
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第2朗読 エフェソ1:15~23 (新352)
1: 15こういうわけで、わたしも、あなたがたが主イエスを信じ、すべての聖なる者たちを愛していることを聞き、 16祈りの度に、あなたがたのことを思い起こし、絶えず感謝しています。 17どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、 18心の目を開いてくださるように。そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな栄光に輝いているか悟らせてくださるように。 19また、わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように。 20神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から復活させ、天において御自分の右の座に着かせ、 21すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き、今の世ばかりでなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の上に置かれました。 22神はまた、すべてのものをキリストの足もとに従わせ、キリストをすべてのものの上にある頭として教会にお与えになりました。 23教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。
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福音書 ルカ24:44~53 (新161)
24: 44イエスは言われた。「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。」 45そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、 46言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。 47また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、 48あなたがたはこれらのことの証人となる。 49わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」
50イエスは、そこから彼らをベタニアの辺りまで連れて行き、手を上げて祝福された。 51そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。 52彼らはイエスを伏し拝んだ後、大喜びでエルサレムに帰り、 53絶えず神殿の境内にいて、神をほめたたえていた。
2022年5月29日
復活節第7主日 (白)
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第1朗読 使徒言行録16:16~34 (新245)
第2朗読 黙示録22:12~14,16~17,20~21 (新479)
福 音 書 ヨハネ17:20~26 (新203)
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Of. 97(詩篇97:1-12)
主こそ王。
全地よ、喜び躍れ。
多くの島々よ、
喜び祝え。
密雲と濃霧が主の周りに立ちこめ、
正しい裁きが王座の基をなす。
火はみ前に進み、
周りの敵を焼き滅ぼす。
稲妻は世界を照らし出し、
地はそれを見て、身を震わせ、
山々は蝋のように溶ける、
主のみ前に、全地は主のみ前に溶ける。
天は主の正しさを告げ知らせ、
すべての民はその栄光を仰ぎ見る。
すべて偶像に仕える者、むなしい神々を誇りとする者は恥を受ける。
神々はすべて主に向かってひれ伏す。
シオンは聞いて喜び祝い、ユダのおとめらは喜び躍る
主よ、あなたの裁きのゆえに。
あなたは主、全地に君臨されるいと高き神。
神々のすべてを超え、あがめられる神。
主を愛する人は悪を憎む。主の慈しみに生きる人を主は守り、
神に逆らう者の手から助け出してくださる。
神は従う人のために光を、
心のまっすぐな人のためには、喜びの種を蒔いてくださる。
神に従う人よ、主にあって喜び祝え。
聖なるみ名に感謝をささげよ。
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Pr.
神様、あなたの民のさまざまな思いを御旨によって一つにしてください。変わり続けるこの世界で、変わることのないまことの喜びに心を定め、あなたの約束を覚えて生きることができますように。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 使徒言行録16:16~34 (新245)
16: 16わたしたちは、祈りの場所に行く途中、占いの霊に取りつかれている女奴隷に出会った。この女は、占いをして主人たちに多くの利益を得させていた。 17彼女は、パウロやわたしたちの後ろについて来てこう叫ぶのであった。「この人たちは、いと高き神の僕で、皆さんに救いの道を宣べ伝えているのです。」 18彼女がこんなことを幾日も繰り返すので、パウロはたまりかねて振り向き、その霊に言った。「イエス・キリストの名によって命じる。この女から出て行け。」すると即座に、霊が彼女から出て行った。 19ところが、この女の主人たちは、金もうけの望みがなくなってしまったことを知り、パウロとシラスを捕らえ、役人に引き渡すために広場へ引き立てて行った。 20そして、二人を高官たちに引き渡してこう言った。「この者たちはユダヤ人で、わたしたちの町を混乱させております。 21ローマ帝国の市民であるわたしたちが受け入れることも、実行することも許されない風習を宣伝しております。」 22群衆も一緒になって二人を責め立てたので、高官たちは二人の衣服をはぎ取り、「鞭で打て」と命じた。 23そして、何度も鞭で打ってから二人を牢に投げ込み、看守に厳重に見張るように命じた。
24この命令を受けた看守は、二人をいちばん奥の牢に入れて、足には木の足枷をはめておいた。
25真夜中ごろ、パウロとシラスが賛美の歌をうたって神に祈っていると、ほかの囚人たちはこれに聞き入っていた。 26突然、大地震が起こり、牢の土台が揺れ動いた。たちまち牢の戸がみな開き、すべての囚人の鎖も外れてしまった。 27目を覚ました看守は、牢の戸が開いているのを見て、囚人たちが逃げてしまったと思い込み、剣を抜いて自殺しようとした。 28パウロは大声で叫んだ。「自害してはいけない。わたしたちは皆ここにいる。」 29看守は、明かりを持って来させて牢の中に飛び込み、パウロとシラスの前に震えながらひれ伏し、 30二人を外へ連れ出して言った。「先生方、救われるためにはどうすべきでしょうか。」
31二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」 32そして、看守とその家の人たち全部に主の言葉を語った。
33まだ真夜中であったが、看守は二人を連れて行って打ち傷を洗ってやり、自分も家族の者も皆すぐに洗礼を受けた。 34この後、二人を自分の家に案内して食事を出し、神を信じる者になったことを家族ともども喜んだ。
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第2朗読 黙示録22:12~14,16~17,20~21 (新479)
22: 12見よ、わたしはすぐに来る。わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行いに応じて報いる。 13わたしはアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。初めであり、終わりである。
14命の木に対する権利を与えられ、門を通って都に入れるように、自分の衣を洗い清める者は幸いである。
22: 16わたし、イエスは使いを遣わし、諸教会のために以上のことをあなたがたに証しした。わたしは、ダビデのひこばえ、その一族、輝く明けの明星である。」 17“霊”と花嫁とが言う。「来てください。」これを聞く者も言うがよい、「来てください」と。渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。
22: 20以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。
21主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように。
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福音書 ヨハネ17:20~26 (新203)
17: 20また、彼らのためだけでなく、彼らの言葉によってわたしを信じる人々のためにも、お願いします。 21父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。 22あなたがくださった栄光を、わたしは彼らに与えました。わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。 23わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです。こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、また、わたしを愛しておられたように、彼らをも愛しておられたことを、世が知るようになります。 24父よ、わたしに与えてくださった人々を、わたしのいる所に、共におらせてください。それは、天地創造の前からわたしを愛して、与えてくださったわたしの栄光を、彼らに見せるためです。 25正しい父よ、世はあなたを知りませんが、わたしはあなたを知っており、この人々はあなたがわたしを遣わされたことを知っています。 26わたしは御名を彼らに知らせました。また、これからも知らせます。わたしに対するあなたの愛が彼らの内にあり、わたしも彼らの内にいるようになるためです。」
5/22に教会で主の昇天の礼拝をしない場合は、5/29を、主の昇天(の主日)としてもよい。この場合、主の昇天の日課・賛美唱・祈りを用いる。