本日の 説教要約
キリストの仲間
1.
導入
(ア) 先日、ノンクリスチャンばかりの方々と聖書研究会。
(イ) 聞いたことがある讃美歌をと、「いつくしみ深き」を賛美
(ウ) そこで思い出したこと。昔、知り合いの牧師に頼まれて、ホテルでの結婚式を数回、代わりに手伝ったことがある。
(エ) いつくしみ深きをうたうが、3節は謳わないとのホテル側の意向。
(オ) その理由は、「よのともわれらを みすてるときも」が縁起が悪い。時間の問題もあるだろうが。
(カ) 今日の聖書は「キリストの仲間」という題。この讃美歌も、「友であるイエス様」。考えていきましょう。
2.
聖書
(ア) 先週は収穫が多いが働き人が少ない。主に祈り、弟子たちを派遣する、という話。
(イ) そして今日は、続きで、弟子たちに、「人々を恐れるな」というイエス様の言葉。
(ウ) 体を滅ぼしても、魂を滅ぼせないものを恐れるな。
(エ) 二羽の雀が1アサリオンで売られているが、それも神のゆるしがないと地に落ちない。1アサリオン=1デナリの16分の1(ローマ通貨の単位)
約630円
(オ) だから、理解されなくても、迫害があっても、人々の前で、キリストの仲間だと告白するなら、キリストも神の前でこのものは私の仲間ですと保証する。と。
(カ) イエス様に従って、宣教を進めていくときには、見せかけの平和ではなく、家族でさえ反対し、分裂が起こることもありうる。
(キ) そんな中でも、キリストに従うものは、本当の命を平和を得るのだ。
3.
振り返り
(ア) 家族や社会と分裂して、トラブルを起こしながらでも信仰を持てというのではないでしょう。新興宗教や宗教2世の問題も心を痛めます。
(イ) どんな時にでも、神様に信頼することの大切さ。
(ウ) 神に従うか、人に従うか。心を神に従うが、この世で人に従い合わせるような表面だけの新校舎ではいけない。
(エ) しかし、社会での調和や人々の安心のためにも、知恵と愛を使うことが必要。
4.
勧め
(ア) いつくしみ深きの讃美歌
(イ) 原曲作詞者は、アイルランドの教師ジョセフ・スクライヴェン(Joseph M. Scriven)。コンヴァース作曲。
(ウ) スクライヴェンは、自らの婚約者を事故と病気で2度とも失った。愛する者を失い深い悲しみに暮れていた彼だったが、闘病生活をしていた母親を慰めるため、どんな絶望の中でもイエスを信頼する気持ちを詩に込めた。
(エ) どんなときにも、イエス様に信頼すること。
(オ) いやしかし、世の友がすべて敵対し、自分を捨て去るときにも、自分のそばにいて祈りにこたえて慰めてくださる方、それがイエス様。だということ。
(カ) イエス様がそうしてくれたから、自分もそうする、というのがこの讃美歌。
(キ) 自分の無理な信仰が最初に求められているのではなくて、命を懸けてゆるし救ってくれたイエス様の姿を見て、それにこたえ、信頼しようという歌。
(ク) 結婚式に、縁起が悪いと、割愛するのではなくて、この3節こそ、大切な愛と信頼の歌なのだ。
(ケ) 一緒に神様に信頼して、生きていきましょう。
(コ) 信頼し、助け合う仲間は、イエスさまだけではなくて、教会にも家族という仲間がいる。世界にもいる。自己中心に神様を見上げるのではなくて、同じ神様を見上げた私たちは、助け合い、平和に生きることができるのです。
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