2022年8月
2022年8月7日
聖霊降臨後第9主日 (緑)
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第1朗読 創世記15: 1~ 6 (旧19)
第2朗読 ヘブライ11: 1~ 3,8~16 (新414)
福 音 書 ルカ12:32~40 (新132)
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Of. 33(詩篇33:12-22)
いかに幸いなことか、主を神とする国。
主が嗣業として選ばれた民は。
主は天から見渡し、人の子らをひとりひとりご覧になり、
み座を置かれた所から、地に住むすべての人に目を留められる。
人の心をすべて造られた主は、
彼らの心をことごとく見分けられる。
王の勝利は兵の数によらず
勇士を救うのも力の強さではない。
馬は勝利をもたらすものとはならず
兵の数によって救われるのでもない。
見よ、主は御目を注がれる
主を畏れる人、主の慈しみを待ち望む人に。
彼らの魂を死から救い
飢えから救い、命を得させてくださる。
我らの魂は主を待つ。
主は我らの助け、我らの盾。
我らの心は喜び、
聖なるみ名に依り頼む。
主よ、あなたの慈しみが我らの上にあるように、
あなたを待ち望む我らの上に。
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Pr.
全能の神様。あなたは聖霊を遣わし、あなたの教会の命と光となってくださいました。どこであなたに出会ってもあなたを受け入れられるよう、限りない恵みに私たちの心を開いてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 創世記15: 1~ 6 (旧19)
15: 1これらのことの後で、主の言葉が幻の中でアブラムに臨んだ。
「恐れるな、アブラムよ。
わたしはあなたの盾である。
あなたの受ける報いは非常に大きいであろう。」
2アブラムは尋ねた。「わが神、主よ。わたしに何をくださるというのですか。わたしには子供がありません。家を継ぐのはダマスコのエリエゼルです。」 3アブラムは言葉をついだ。「御覧のとおり、あなたはわたしに子孫を与えてくださいませんでしたから、家の僕が跡を継ぐことになっています。」
4見よ、主の言葉があった。
「その者があなたの跡を継ぐのではなく、あなたから生まれる者が跡を継ぐ。」
5主は彼を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」
6アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。
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第2朗読 ヘブライ11: 1~ 3,8~16 (新414)
11: 1信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。 2昔の人たちは、この信仰のゆえに神に認められました。
3信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉によって創造され、従って見えるものは、目に見えているものからできたのではないことが分かるのです。
11: 8信仰によって、アブラハムは、自分が財産として受け継ぐことになる土地に出て行くように召し出されると、これに服従し、行き先も知らずに出発したのです。 9信仰によって、アブラハムは他国に宿るようにして約束の地に住み、同じ約束されたものを共に受け継ぐ者であるイサク、ヤコブと一緒に幕屋に住みました。 10アブラハムは、神が設計者であり建設者である堅固な土台を持つ都を待望していたからです。 11信仰によって、不妊の女サラ自身も、年齢が盛りを過ぎていたのに子をもうける力を得ました。約束をなさった方は真実な方であると、信じていたからです。 12それで、死んだも同様の一人の人から空の星のように、また海辺の数えきれない砂のように、多くの子孫が生まれたのです。
13この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。 14このように言う人たちは、自分が故郷を探し求めていることを明らかに表しているのです。
15もし出て来た土地のことを思っていたのなら、戻るのに良い機会もあったかもしれません。 16ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです。
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福音書 ルカ12:32~40 (新132)
12: 32小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。 33自分の持ち物を売り払って施しなさい。擦り切れることのない財布を作り、尽きることのない富を天に積みなさい。そこは、盗人も近寄らず、虫も食い荒らさない。 34あなたがたの富のあるところに、あなたがたの心もあるのだ。」
35「腰に帯を締め、ともし火をともしていなさい。
36主人が婚宴から帰って来て戸をたたくとき、すぐに開けようと待っている人のようにしていなさい。 37主人が帰って来たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。はっきり言っておくが、主人は帯を締めて、この僕たちを食事の席に着かせ、そばに来て給仕してくれる。 38主人が真夜中に帰っても、夜明けに帰っても、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ。 39このことをわきまえていなさい。家の主人は、泥棒がいつやって来るかを知っていたら、自分の家に押し入らせはしないだろう。 40あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。」
2022年8月7日
平和主日 (赤/緑/白)
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第1朗読 ミカ4: 1~ 5 (旧1452)
第2朗読 エフェソ2:13~18 (新354)
福 音 書 ヨハネ15: 9~12 (新198)
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Of. 85(詩篇85:2-14)
主よ、あなたはご自分の地をお望みになり、
ヤコブの捕われ人を連れ帰ってくださいました。
主は自分の民の罪を赦し、
彼らの咎をすべて覆ってくださいました。
主は怒りをことごとく取り去り、
激しい憤りを静められました。
わたしたちの救いの神よ、
わたしたちのもとにお帰りください。わたしたちの苦悩を静めてください。
主よ、とこしえにわたしたちを怒り、
その怒りを代々に及ぼされるのですか。
主よ、再びわたしたちにいのちを得させ、
あなたの民があなたによって、喜び祝うようにしてくださらないのですか。
主よ、慈しみをわたしたちに示し、
わたしたちをお救いください。
わたしは神が宣言されるのを聞きます。
主は平和を宣言されます。
ご自分の民に、主の慈しみに生きる人々に、
彼らが愚かなふるまいに戻らないために。
主を畏れる人に救いは近く、
栄光はわたしたちの地にとどまる。
慈しみとまことは出会い、正義と平和は口づけする。
まことは地から萌えいで、正義は天から注がれます。
主は必ず良いものをお与えになり、
わたしたちの地は実りをもたらします。
正義はみ前を行き、
主の進まれる道を備えます。
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Pr.
全能の神様。真理と平和への思いはすべてあなたから与えられます。すべてのあなたの子どもたちの心に平和を愛する心を燃やし、あなたの知恵で諸国の指導者を導き、御国が平和のうちに前進し、全地があなたの愛を知る知識で満たされるようにしてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 ミカ4: 1~ 5 (旧1452)
4: 1終わりの日に
主の神殿の山は、山々の頭として堅く立ち
どの峰よりも高くそびえる。
もろもろの民は大河のようにそこに向かい
2多くの国々が来て言う。
「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。
主はわたしたちに道を示される。
わたしたちはその道を歩もう」と。
主の教えはシオンから
御言葉はエルサレムから出る。
3主は多くの民の争いを裁き
はるか遠くまでも、強い国々を戒められる。
彼らは剣を打ち直して鋤とし
槍を打ち直して鎌とする。
国は国に向かって剣を上げず
もはや戦うことを学ばない。
4人はそれぞれ自分のぶどうの木の下
いちじくの木の下に座り
脅かすものは何もないと
万軍の主の口が語られた。
5どの民もおのおの、自分の神の名によって歩む。
我々は、とこしえに
我らの神、主の御名によって歩む。
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第2朗読 エフェソ2:13~18 (新354)
2: 13しかしあなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。
14実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、 15規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、 16十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。 17キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。 18それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。
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福音書 ヨハネ15: 9~12 (新198)
15: 9父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。わたしの愛にとどまりなさい。 10わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。
11これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。 12わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。
2022年8月14日
聖霊降臨後第10主日 (緑)
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第1朗読 エレミヤ23:23~29 (旧1221)
第2朗読 ヘブライ11:29~12:2 (新416)
福 音 書 ルカ12:49~56 (新133)
Of. 82(詩篇82:1-8)
神は神聖な会議の中に立ち、
神々の間で裁きを行なわれる。
「いつまであなたたちは不正に裁き、
神に逆らう者の味方をするのか。
弱者や孤児のために裁きを行ない、
苦しむ人、乏しい人の正しさを認めよ。
弱い人、貧しい人を救い、
神に逆らう者の手から助け出せ。」
彼らは知ろうとせず、理解せず、闇の中を行き来する。
地の基はことごとく揺らぐ。
わたしは言った「あなたたちは神々なのか、
皆、いと高き方の子らなのか。」
しかし、あなたたちも人間として死ぬ。
権力者のように、いっせいに没落する。
神よ、立ち上がり、地を裁いてください。
あなたはすべての民を嗣業とされます。
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Pr.
永遠の裁き主である神様。あなたは正義を愛し、抑圧を憎まれます。あなたは真理を熱く願い、それを伝えるために私たちを召し出されます。あなたの僕や預言者たちに倣い、私たちの信仰の先駆者であり完成者であるイエス・キリストを見上げつつ、この世の争いと欲の犠牲者たちの側に立つ勇気をお与えください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 エレミヤ23:23~29 (旧1221)
23: 23わたしはただ近くにいる神なのか、と主は言われる。
わたしは遠くからの神ではないのか。
24誰かが隠れ場に身を隠したなら
わたしは彼を見つけられないと言うのかと
主は言われる。
天をも地をも、わたしは満たしているではないかと
主は言われる。
25わたしは、わが名によって偽りを預言する預言者たちが、「わたしは夢を見た、夢を見た」と言うのを聞いた。 26いつまで、彼らはこうなのか。偽りを預言し、自分の心が欺くままに預言する預言者たちは、 27互いに夢を解き明かして、わが民がわたしの名を忘れるように仕向ける。彼らの父祖たちがバアルのゆえにわたしの名を忘れたように。 28夢を見た預言者は夢を解き明かすがよい。しかし、わたしの言葉を受けた者は、忠実にわたしの言葉を語るがよい。
もみ殻と穀物が比べものになろうかと
主は言われる。
29このように、わたしの言葉は火に似ていないか。岩を打ち砕く槌のようではないか、と主は言われる。
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第2朗読 ヘブライ11:29~12:2 (新416)
11: 29信仰によって、人々はまるで陸地を通るように紅海を渡りました。同じように渡ろうとしたエジプト人たちは、おぼれて死にました。 30信仰によって、エリコの城壁は、人々が周りを七日間回った後、崩れ落ちました。 31信仰によって、娼婦ラハブは、様子を探りに来た者たちを穏やかに迎え入れたために、不従順な者たちと一緒に殺されなくて済みました。
32これ以上、何を話そう。もしギデオン、バラク、サムソン、エフタ、ダビデ、サムエル、また預言者たちのことを語るなら、時間が足りないでしょう。 33信仰によって、この人たちは国々を征服し、正義を行い、約束されたものを手に入れ、獅子の口をふさぎ、 34燃え盛る火を消し、剣の刃を逃れ、弱かったのに強い者とされ、戦いの勇者となり、敵軍を敗走させました。 35女たちは、死んだ身内を生き返らせてもらいました。他の人たちは、更にまさったよみがえりに達するために、釈放を拒み、拷問にかけられました。 36また、他の人たちはあざけられ、鞭打たれ、鎖につながれ、投獄されるという目に遭いました。 37彼らは石で打ち殺され、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊の皮や山羊の皮を着て放浪し、暮らしに事欠き、苦しめられ、虐待され、 38荒れ野、山、岩穴、地の割れ目をさまよい歩きました。世は彼らにふさわしくなかったのです。
39ところで、この人たちはすべて、その信仰のゆえに神に認められながらも、約束されたものを手に入れませんでした。 40神は、わたしたちのために、更にまさったものを計画してくださったので、わたしたちを除いては、彼らは完全な状態に達しなかったのです。
12: 1こういうわけで、わたしたちもまた、このようにおびただしい証人の群れに囲まれている以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、 2信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。このイエスは、御自身の前にある喜びを捨て、恥をもいとわないで十字架の死を耐え忍び、神の玉座の右にお座りになったのです。
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福音書 ルカ12:49~56 (新133)
12: 49「わたしが来たのは、地上に火を投ずるためである。その火が既に燃えていたらと、どんなに願っていることか。 50しかし、わたしには受けねばならない洗礼がある。それが終わるまで、わたしはどんなに苦しむことだろう。 51あなたがたは、わたしが地上に平和をもたらすために来たと思うのか。そうではない。言っておくが、むしろ分裂だ。 52今から後、一つの家に五人いるならば、三人は二人と、二人は三人と対立して分かれるからである。
53父は子と、子は父と、
母は娘と、娘は母と、
しゅうとめは嫁と、嫁はしゅうとめと、
対立して分かれる。」
54イエスはまた群衆にも言われた。「あなたがたは、雲が西に出るのを見るとすぐに、『にわか雨になる』と言う。実際そのとおりになる。 55また、南風が吹いているのを見ると、『暑くなる』と言う。事実そうなる。 56偽善者よ、このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。」
2022年8月21日
聖霊降臨後第11主日 (緑)
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第1朗読 イザヤ58:9b~14 (旧1157)
第2朗読 ヘブライ12:18~29 (新418)
福 音 書 ルカ13:10~17 (新134)
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Of. 103(詩篇103:1-8)
わたしの魂よ、主をたたえよ。
わたしの内にあるものはこぞって、聖なるみ名をたたえよ。
わたしの魂よ、主をたたえよ。
主の御計らい何ひとつ忘れてはならない。
主はおまえの罪をことごとく赦し、病をすべて癒し、
いのちを墓から贖い出してくださる。
主は慈しみと憐れみの冠を授け、長らえる限り良いものに満ち足らせ、
鷲のような若さを新たにしてくださる。
主はすべて虐げられている人のために、恵みのみ業と裁きを行なわれる。
主はご自分の道をモーセに、み業をイスラエルの子らに示された。
主は憐れみ深く、恵みに富み、
忍耐強く、慈しみは大きい。
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Pr.
力に満ち、永遠に生きておられる神様。大きな災いに囲まれると、自分の力でまっすぐ立つことのできない脆い私たちを、あなたはご存知です。自分自身の罪のため苦しむときにも、御子によって勝利のうちに再び立ち上がることができるように、私たちの心と体を強めてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 イザヤ58:9b~14 (旧1157)
58:9b 軛を負わすこと、指をさすこと
呪いの言葉をはくことを
あなたの中から取り去るなら
10飢えている人に心を配り
苦しめられている人の願いを満たすなら
あなたの光は、闇の中に輝き出で
あなたを包む闇は、真昼のようになる。
11主は常にあなたを導き
焼けつく地であなたの渇きをいやし
骨に力を与えてくださる。
あなたは潤された園、水の涸れない泉となる。
12人々はあなたの古い廃虚を築き直し
あなたは代々の礎を据え直す。
人はあなたを「城壁の破れを直す者」と呼び
「道を直して、人を再び住まわせる者」と呼ぶ。
13安息日に歩き回ることをやめ
わたしの聖なる日にしたい事をするのをやめ
安息日を喜びの日と呼び
主の聖日を尊ぶべき日と呼び
これを尊び、旅をするのをやめ
したいことをし続けず、取り引きを慎むなら
14そのとき、あなたは主を喜びとする。
わたしはあなたに地の聖なる高台を支配させ
父祖ヤコブの嗣業を享受させる。
主の口がこう宣言される。
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第2朗読 ヘブライ12:18~29 (新418)
12: 18-19あなたがたは手で触れることができるものや、燃える火、黒雲、暗闇、暴風、ラッパの音、更に、聞いた人々がこれ以上語ってもらいたくないと願ったような言葉の声に、近づいたのではありません。 20彼らは、「たとえ獣でも、山に触れれば、石を投げつけて殺さなければならない」という命令に耐えられなかったのです。 21また、その様子があまりにも恐ろしいものだったので、モーセすら、「わたしはおびえ、震えている」と言ったほどです。 22しかし、あなたがたが近づいたのは、シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム、無数の天使たちの祝いの集まり、 23天に登録されている長子たちの集会、すべての人の審判者である神、完全なものとされた正しい人たちの霊、 24新しい契約の仲介者イエス、そして、アベルの血よりも立派に語る注がれた血です。
25あなたがたは、語っている方を拒むことのないように気をつけなさい。もし、地上で神の御旨を告げる人を拒む者たちが、罰を逃れられなかったとするなら、天から御旨を告げる方に背を向けるわたしたちは、なおさらそうではありませんか。 26あのときは、その御声が地を揺り動かしましたが、今は次のように約束しておられます。「わたしはもう一度、地だけではなく天をも揺り動かそう。」 27この「もう一度」は、揺り動かされないものが存続するために、揺り動かされるものが、造られたものとして取り除かれることを示しています。 28このように、わたしたちは揺り動かされることのない御国を受けているのですから、感謝しよう。感謝の念をもって、畏れ敬いながら、神に喜ばれるように仕えていこう。 29実に、わたしたちの神は、焼き尽くす火です。
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福音書 ルカ13:10~17 (新134)
13: 10安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。 11そこに、十八年間も病の霊に取りつかれている女がいた。腰が曲がったまま、どうしても伸ばすことができなかった。 12イエスはその女を見て呼び寄せ、「婦人よ、病気は治った」と言って、 13その上に手を置かれた。女は、たちどころに腰がまっすぐになり、神を賛美した。 14ところが会堂長は、イエスが安息日に病人をいやされたことに腹を立て、群衆に言った。「働くべき日は六日ある。その間に来て治してもらうがよい。安息日はいけない。」 15しかし、主は彼に答えて言われた。「偽善者たちよ、あなたたちはだれでも、安息日にも牛やろばを飼い葉桶から解いて、水を飲ませに引いて行くではないか。 16この女はアブラハムの娘なのに、十八年もの間サタンに縛られていたのだ。安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」 17こう言われると、反対者は皆恥じ入ったが、群衆はこぞって、イエスがなさった数々のすばらしい行いを見て喜んだ。
2022年8月28日
聖霊降臨後第12主日 (緑)
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第1朗読 箴言25: 6~7a (旧1024)
第2朗読 ヘブライ13: 1~ 8,15~16 (新418)
福 音 書 ルカ14: 1,7~14 (新136)
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Of. 112(詩篇112:1-10)
ハレルヤ。いかに幸いなことか、主を畏れる人。
主の戒めを深く愛する人は。
彼の子孫はこの地で勇士となり、まっすぐな人々は祝福される。
彼の家には多くの富があり、彼の良い業は永遠に残る。
まっすぐな人には闇の中にも光が昇る、
憐れみに富み、情け深く、正しい光が。
憐れみ深く、貸し与える人は良い人。
裁きのとき、彼の言葉は支えられる。
主に従う人はとこしえに揺らぐことがない。
彼はとこしえに記憶される。
彼は悪評を立てられても恐れない。
その心は、固く主に信頼している。
彼の心は堅固で恐れることなく、ついに彼は敵を支配する。
貧しい人々にはふるまい与え、その恵みのみ業は永遠に残る。
彼の角は高く上げられて、栄光に輝く。
神に逆らう者はそれを見て憤り、歯ぎしりし、力を失う。神に逆らう者の野望は滅びる。
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Pr.
神様。あなたは高ぶる者を低くし、へりくだる者に恵みをお与えくださいます。御子の謙遜によって、キリストの広い心を身につけさせてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 箴言25: 6~7a (旧1024)
25: 6王の前でうぬぼれるな。
身分の高い人々の場に立とうとするな。
7高貴な人の前で下座に落とされるよりも
上座に着くようにと言われる方がよい。
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第2朗読 ヘブライ13: 1~ 8,15~16 (新418)
13: 1兄弟としていつも愛し合いなさい。 2旅人をもてなすことを忘れてはいけません。そうすることで、ある人たちは、気づかずに天使たちをもてなしました。 3自分も一緒に捕らわれているつもりで、牢に捕らわれている人たちを思いやり、また、自分も体を持って生きているのですから、虐待されている人たちのことを思いやりなさい。 4結婚はすべての人に尊ばれるべきであり、夫婦の関係は汚してはなりません。神は、みだらな者や姦淫する者を裁かれるのです。 5金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」と言われました。 6だから、わたしたちは、はばからずに次のように言うことができます。
「主はわたしの助け手。
わたしは恐れない。
人はわたしに何ができるだろう。」
7あなたがたに神の言葉を語った指導者たちのことを、思い出しなさい。彼らの生涯の終わりをしっかり見て、その信仰を見倣いなさい。 8イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です。
15だから、イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。 16善い行いと施しとを忘れないでください。このようないけにえこそ、神はお喜びになるのです。
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福音書 ルカ14: 1,7~14 (新136)
14: 1安息日のことだった。イエスは食事のためにファリサイ派のある議員の家にお入りになったが、人々はイエスの様子をうかがっていた。
7イエスは、招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて、彼らにたとえを話された。 8「婚宴に招待されたら、上席に着いてはならない。あなたよりも身分の高い人が招かれており、 9あなたやその人を招いた人が来て、『この方に席を譲ってください』と言うかもしれない。そのとき、あなたは恥をかいて末席に着くことになる。 10招待を受けたら、むしろ末席に行って座りなさい。そうすると、あなたを招いた人が来て、『さあ、もっと上席に進んでください』と言うだろう。そのときは、同席の人みんなの前で面目を施すことになる。 11だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」 12また、イエスは招いてくれた人にも言われた。「昼食や夕食の会を催すときには、友人も、兄弟も、親類も、近所の金持ちも呼んではならない。その人たちも、あなたを招いてお返しをするかも知れないからである。 13宴会を催すときには、むしろ、貧しい人、体の不自由な人、足の不自由な人、目の見えない人を招きなさい。 14そうすれば、その人たちはお返しができないから、あなたは幸いだ。正しい者たちが復活するとき、あなたは報われる。」