2021年6月6日
聖霊降臨後第2主日 (緑)
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第1朗読 創世記3: 8~15 (旧4)
第2朗読 二コリント4:13~5:1 (新329)
福 音 書 マルコ3:20~35 (新66)
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Of. 130(詩篇130:1-8)
深い淵から、主よ、あなたに叫びます。主よ、この声を聞き取ってください。
嘆き祈るわたしの声に耳を傾けてください。
主よ、あなたが罪をすべて心に留められるなら、
主よ、誰が耐ええましょう。
しかし、主よ、赦しはあなたのもとにあり、
人はあなたを畏れ敬うのです。
わたしは主に望みをおき、
わたしの魂は望みをおき、み言葉を待ち望みます。
わたしの魂は主を待ち望みます。
見張りが朝を待つにもまして、朝を待つにもまして。
イスラエルよ、主を待ち望め。慈しみは主のもとに、豊かな贖いも主のもとに。
主は、イスラエルをすべての罪から贖ってくださる。
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Pr.
力あふれる神様。あなたは御子イエス・キリストによって 死を命に、敗北を勝利に変えられました。主を信頼し、キリストの力をいただいて、あらゆる悪に打ち克つことができるよう、私たちの信仰を増し加えてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 創世記3: 8~15 (旧4)
3:8その日、風の吹くころ、主なる神が園の中を歩く音が聞こえてきた。アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れると、 9主なる神はアダムを呼ばれた。
「どこにいるのか。」
10彼は答えた。
「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。」
11神は言われた。
「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」
12アダムは答えた。
「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」
13主なる神は女に向かって言われた。
「何ということをしたのか。」
女は答えた。
「蛇がだましたので、食べてしまいました。」
14主なる神は、蛇に向かって言われた。
「このようなことをしたお前は
あらゆる家畜、あらゆる野の獣の中で
呪われるものとなった。
お前は、生涯這いまわり、塵を食らう。
15お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に
わたしは敵意を置く。
彼はお前の頭を砕き
お前は彼のかかとを砕く。」
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第2朗読 二コリント4:13~5:1 (新329)
4:13「わたしは信じた。それで、わたしは語った」と書いてあるとおり、それと同じ信仰の霊を持っているので、わたしたちも信じ、それだからこそ語ってもいます。 14主イエスを復活させた神が、イエスと共にわたしたちをも復活させ、あなたがたと一緒に御前に立たせてくださると、わたしたちは知っています。 15すべてこれらのことは、あなたがたのためであり、多くの人々が豊かに恵みを受け、感謝の念に満ちて神に栄光を帰すようになるためです。
16だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。 17わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。 18わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。
5:1わたしたちの地上の住みかである幕屋が滅びても、神によって建物が備えられていることを、わたしたちは知っています。人の手で造られたものではない天にある永遠の住みかです。
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福音書 マルコ3:20~35 (新66)
3:20イエスが家に帰られると、群衆がまた集まって来て、一同は食事をする暇もないほどであった。 21身内の人たちはイエスのことを聞いて取り押さえに来た。「あの男は気が変になっている」と言われていたからである。 22エルサレムから下って来た律法学者たちも、「あの男はベルゼブルに取りつかれている」と言い、また、「悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」と言っていた。 23そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、たとえを用いて語られた。「どうして、サタンがサタンを追い出せよう。 24国が内輪で争えば、その国は成り立たない。 25家が内輪で争えば、その家は成り立たない。 26同じように、サタンが内輪もめして争えば、立ち行かず、滅びてしまう。 27また、まず強い人を縛り上げなければ、だれも、その人の家に押し入って、家財道具を奪い取ることはできない。まず縛ってから、その家を略奪するものだ。 28はっきり言っておく。人の子らが犯す罪やどんな冒瀆の言葉も、すべて赦される。 29しかし、聖霊を冒瀆する者は永遠に赦されず、永遠に罪の責めを負う。」 30イエスがこう言われたのは、「彼は汚れた霊に取りつかれている」と人々が言っていたからである。
31イエスの母と兄弟たちが来て外に立ち、人をやってイエスを呼ばせた。 32大勢の人が、イエスの周りに座っていた。「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」と知らされると、 33イエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と答え、 34周りに座っている人々を見回して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。 35神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」
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2021年6月13日
聖霊降臨後第3主日 (緑)
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第1朗読 エゼキエル17:22~24 (旧1320)
第2朗読 二コリント5: 6~10,14~17又は5: 6~17 (新330)
福 音 書 マルコ4:26~34 (新68)
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Of. 92(詩篇92:2-5,13-16)
いかに楽しいことでしょう。
主に感謝をささげるのは。
いと高き神よ、み名をほめ歌い、朝ごとに、あなたの慈しみを、夜ごとに、あなたのまことを述べ伝えることは。
十弦の琴に合わせ、竪琴に合わせ、琴の調べに合わせて、ほめ歌うことは。
主よ、あなたはみ業を喜び祝わせてくださいます。
わたしはみ手の業を喜び歌います。
神に従う人はなつめやしのように茂り、レバノンの杉のようにそびえます。
主の家に植えられ、わたしたちの神の庭に茂ります。
白髪になってもなお実を結び
命に溢れ、いきいきとし、述べ伝えるでしょう
わたしの岩と頼む主は正しい方
御もとには不正がない、と。
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Pr.
神様。あなたは全世界を守る いのち の木です。私たちをあなたご自身に接ぎ木して、実を結び、あなたのまことと愛を必要とする人びとに届ける者にしてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 エゼキエル17:22~24 (旧1320)
17:22主なる神はこう言われる。わたしは高いレバノン杉の梢を切り取って植え、その柔らかい若枝を折って、高くそびえる山の上に移し植える。 23イスラエルの高い山にそれを移し植えると、それは枝を伸ばし実をつけ、うっそうとしたレバノン杉となり、あらゆる鳥がそのもとに宿り、翼のあるものはすべてその枝の陰に住むようになる。 24そのとき、野のすべての木々は、主であるわたしが、高い木を低くし、低い木を高くし、また生き生きとした木を枯らし、枯れた木を茂らせることを知るようになる。」主であるわたしがこれを語り、実行する。
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第2朗読 二コリント5: 6~10,14~17又は5: 6~17 (新330)
5:6それで、わたしたちはいつも心強いのですが、体を住みかとしているかぎり、主から離れていることも知っています。 7目に見えるものによらず、信仰によって歩んでいるからです。 8わたしたちは、心強い。そして、体を離れて、主のもとに住むことをむしろ望んでいます。 9だから、体を住みかとしていても、体を離れているにしても、ひたすら主に喜ばれる者でありたい。 10なぜなら、わたしたちは皆、キリストの裁きの座の前に立ち、善であれ悪であれ、めいめい体を住みかとしていたときに行ったことに応じて、報いを受けねばならないからです。
(11主に対する畏れを知っているわたしたちは、人々の説得に努めます。わたしたちは、神にはありのままに知られています。わたしは、あなたがたの良心にもありのままに知られたいと思います。 12わたしたちは、あなたがたにもう一度自己推薦をしようというのではありません。ただ、内面ではなく、外面を誇っている人々に応じられるように、わたしたちのことを誇る機会をあなたがたに提供しているのです。 13わたしたちが正気でないとするなら、それは神のためであったし、正気であるなら、それはあなたがたのためです。)
14なぜなら、キリストの愛がわたしたちを駆り立てているからです。わたしたちはこう考えます。すなわち、一人の方がすべての人のために死んでくださった以上、すべての人も死んだことになります。 15その一人の方はすべての人のために死んでくださった。その目的は、生きている人たちが、もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きることなのです。
16それで、わたしたちは、今後だれをも肉に従って知ろうとはしません。肉に従ってキリストを知っていたとしても、今はもうそのように知ろうとはしません。 17だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。
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福音書 マルコ4:26~34 (新68)
4:26また、イエスは言われた。「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、 27夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。 28土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。 29実が熟すと、早速、鎌を入れる。収穫の時が来たからである。」
30更に、イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。 31それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、 32蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」
33イエスは、人々の聞く力に応じて、このように多くのたとえで御言葉を語られた。 34たとえを用いずに語ることはなかったが、御自分の弟子たちにはひそかにすべてを説明された。
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2021年6月20日
聖霊降臨後第4主日 (緑)
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第1朗読 ヨブ38: 1~11 (旧826)
第2朗読 二コリント6: 1~13 (新331)
福 音 書 マルコ4:35~41 (新68)
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Of. 107(詩篇107:1-3,23-32)
「恵み深い主に感謝せよ、慈しみはとこしえに」。
主に贖われた人々は唱えよ。
主は苦しめる者の手から彼らを贖い、国々の中から集めてくださった。
東から西から、北から南から、
彼らは、海に船を出し、大海を渡って商う者となった。
彼らは深い淵で主のみ業を、驚くべきみ業を見た。
主は仰せによって嵐を起こし、波を高くされたので、彼らは天に上り、深淵に下り、苦難に魂は溶け
酔った人のようによろめき、揺らぎ、どのような知恵も呑み込まれてしまった。
苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと、
主は彼らを苦しみから導き出された。
主は嵐に働きかけて沈黙させられたので、波はおさまった。
彼らは波が静まったので喜び祝い、望みの港に導かれて行った。
主に感謝せよ。主は慈しみ深く、
人の子らに驚くべきみ業を成し遂げられる。
民の集会で主をあがめよ。
長老の集いで主を讃美せよ。
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Pr.
すべてのものの創り主・永遠に輝く神様。あなたは海と陸を治め、光と風を司られます。強い御手で導き守り、あなたの知恵で諭してください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 ヨブ38: 1~11 (旧826)
38:1主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。
2これは何者か。
知識もないのに、言葉を重ねて
神の経綸を暗くするとは。
3男らしく、腰に帯をせよ。
わたしはお前に尋ねる、わたしに答えてみよ。
4わたしが大地を据えたとき
お前はどこにいたのか。
知っていたというなら
理解していることを言ってみよ。
5誰がその広がりを定めたかを知っているのか。
誰がその上に測り縄を張ったのか。
6基の柱はどこに沈められたのか。
誰が隅の親石を置いたのか。
7そのとき、夜明けの星はこぞって喜び歌い
神の子らは皆、喜びの声をあげた。
8海は二つの扉を押し開いてほとばしり
母の胎から溢れ出た。
9わたしは密雲をその着物とし
濃霧をその産着としてまとわせた。
10しかし、わたしはそれに限界を定め
二つの扉にかんぬきを付け
11「ここまでは来てもよいが越えてはならない。
高ぶる波をここでとどめよ」と命じた。
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第2朗読 二コリント6: 1~13 (新331)
6:1わたしたちはまた、神の協力者としてあなたがたに勧めます。神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。 2なぜなら、
「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。
救いの日に、わたしはあなたを助けた」
と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。 3わたしたちはこの奉仕の務めが非難されないように、どんな事にも人に罪の機会を与えず、 4あらゆる場合に神に仕える者としてその実を示しています。大いなる忍耐をもって、苦難、欠乏、行き詰まり、 5鞭打ち、監禁、暴動、労苦、不眠、飢餓においても、 6純真、知識、寛容、親切、聖霊、偽りのない愛、 7真理の言葉、神の力によってそうしています。左右の手に義の武器を持ち、 8栄誉を受けるときも、辱めを受けるときも、悪評を浴びるときも、好評を博するときにもそうしているのです。わたしたちは人を欺いているようでいて、誠実であり、 9人に知られていないようでいて、よく知られ、死にかかっているようで、このように生きており、罰せられているようで、殺されてはおらず、 10悲しんでいるようで、常に喜び、貧しいようで、多くの人を富ませ、無一物のようで、すべてのものを所有しています。
11コリントの人たち、わたしたちはあなたがたに率直に語り、心を広く開きました。 12わたしたちはあなたがたを広い心で受け入れていますが、あなたがたは自分で心を狭くしています。 13子供たちに語るようにわたしは言いますが、あなたがたも同じように心を広くしてください。
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福音書 マルコ4:35~41 (新68)
4:35その日の夕方になって、イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たちに言われた。 36そこで、弟子たちは群衆を後に残し、イエスを舟に乗せたまま漕ぎ出した。ほかの舟も一緒であった。 37激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水浸しになるほどであった。 38しかし、イエスは艫の方で枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして、「先生、わたしたちがおぼれてもかまわないのですか」と言った。 39イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。 40イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか。」 41弟子たちは非常に恐れて、「いったい、この方はどなたなのだろう。風や湖さえも従うではないか」と互いに言った。
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2021年6月27日
聖霊降臨後第5主日 (緑)
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第1朗読 哀歌3:22~33 (旧1289)
第2朗読 二コリント8: 7~15 (新334)
福 音 書 マルコ5:21~43 (新70)
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Of. 30(詩篇30:2-6)
主よ、あなたをあがめます。あなたは敵を喜ばせることなく、わたしを引き上げてくださいました。
わたしの神、主よ。叫び求めるわたしをあなたは癒してくださいました。
主よ、あなたはわたしの魂を陰府から引き上げ、墓穴に下ることを免れさせ、
わたしに命を得させてくださった。
主の慈しみに生きる人々よ、主に讃美の歌をうたい、聖なるみ名を唱え、感謝をささげよ。
主はひとときお怒りになっても、命を得させることをみ旨としてくださる。
泣きながら夜を過ごす人にも、
喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる。
平穏なときには、申しました
「わたしはとこしえに揺らぐことがない」と。
主よ、あなたが御旨によって砦の山に立たせてくださったからです。
しかし、御顔を隠されると、わたしはたちまち恐怖に陥りました。
主よ、わたしはあなたを呼びます。
主に憐れみを乞います。
わたしが死んで墓に下ることに何の益があるでしょう。
塵があなたに感謝をささげ、あなたのまことを告げ知らせるでしょうか。
主よ、耳を傾け、憐れんでください。
主よ、わたしの助けとなってください。
あなたはわたしの嘆きを踊りに変え
粗布を脱がせ、喜びを帯としてくださいました。
わたしの魂があなたをほめ歌い
沈黙することのないようにしてくださいました。
わたしの神、主よ
とこしえにあなたに感謝をささげます。
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Pr.
憐れみ深い全能の神様。あなたの民の祈りを聞いてください。あらゆる危害から私たちを堅く守り、信仰と希望のうちに私たちを成長させてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 哀歌3:22~33 (旧1289)
3:22主の慈しみは決して絶えない。
主の憐れみは決して尽きない。
23それは朝ごとに新たになる。
「あなたの真実はそれほど深い。
24主こそわたしの受ける分」とわたしの魂は言い
わたしは主を待ち望む。
25主に望みをおき尋ね求める魂に
主は幸いをお与えになる。
26主の救いを黙して待てば、幸いを得る。
27若いときに軛を負った人は、幸いを得る。
28軛を負わされたなら
黙して、独り座っているがよい。
29塵に口をつけよ、望みが見いだせるかもしれない。
30打つ者に頬を向けよ
十分に懲らしめを味わえ。
31主は、決して
あなたをいつまでも捨て置かれはしない。
32主の慈しみは深く
懲らしめても、また憐れんでくださる。
33人の子らを苦しめ悩ますことがあっても
それが御心なのではない。
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第2朗読 二コリント8: 7~15 (新334)
8:7あなたがたは信仰、言葉、知識、あらゆる熱心、わたしたちから受ける愛など、すべての点で豊かなのですから、この慈善の業においても豊かな者となりなさい。
8わたしは命令としてこう言っているのではありません。他の人々の熱心に照らしてあなたがたの愛の純粋さを確かめようとして言うのです。 9あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は豊かであったのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、主の貧しさによって、あなたがたが豊かになるためだったのです。 10この件についてわたしの意見を述べておきます。それがあなたがたの益になるからです。あなたがたは、このことを去年から他に先がけて実行したばかりでなく、実行したいと願ってもいました。 11だから、今それをやり遂げなさい。進んで実行しようと思ったとおりに、自分が持っているものでやり遂げることです。 12進んで行う気持があれば、持たないものではなく、持っているものに応じて、神に受け入れられるのです。 13他の人々には楽をさせて、あなたがたに苦労をかけるということではなく、釣り合いがとれるようにするわけです。 14あなたがたの現在のゆとりが彼らの欠乏を補えば、いつか彼らのゆとりもあなたがたの欠乏を補うことになり、こうして釣り合いがとれるのです。
15「多く集めた者も、余ることはなく、
わずかしか集めなかった者も、
不足することはなかった」
と書いてあるとおりです。
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福音書 マルコ5:21~43 (新70)
5:21イエスが舟に乗って再び向こう岸に渡られると、大勢の群衆がそばに集まって来た。イエスは湖のほとりにおられた。 22会堂長の一人でヤイロという名の人が来て、イエスを見ると足もとにひれ伏して、 23しきりに願った。「わたしの幼い娘が死にそうです。どうか、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば、娘は助かり、生きるでしょう。」 24そこで、イエスはヤイロと一緒に出かけて行かれた。
大勢の群衆も、イエスに従い、押し迫って来た。 25さて、ここに十二年間も出血の止まらない女がいた。 26多くの医者にかかって、ひどく苦しめられ、全財産を使い果たしても何の役にも立たず、ますます悪くなるだけであった。 27イエスのことを聞いて、群衆の中に紛れ込み、後ろからイエスの服に触れた。 28「この方の服にでも触れればいやしていただける」と思ったからである。 29すると、すぐ出血が全く止まって病気がいやされたことを体に感じた。 30イエスは、自分の内から力が出て行ったことに気づいて、群衆の中で振り返り、「わたしの服に触れたのはだれか」と言われた。 31そこで、弟子たちは言った。「群衆があなたに押し迫っているのがお分かりでしょう。それなのに、『だれがわたしに触れたのか』とおっしゃるのですか。」 32しかし、イエスは、触れた者を見つけようと、辺りを見回しておられた。 33女は自分の身に起こったことを知って恐ろしくなり、震えながら進み出てひれ伏し、すべてをありのまま話した。 34イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」
35イエスがまだ話しておられるときに、会堂長の家から人々が来て言った。「お嬢さんは亡くなりました。もう、先生を煩わすには及ばないでしょう。」 36イエスはその話をそばで聞いて、「恐れることはない。ただ信じなさい」と会堂長に言われた。 37そして、ペトロ、ヤコブ、またヤコブの兄弟ヨハネのほかは、だれもついて来ることをお許しにならなかった。 38一行は会堂長の家に着いた。イエスは人々が大声で泣きわめいて騒いでいるのを見て、
39家の中に入り、人々に言われた。「なぜ、泣き騒ぐのか。子供は死んだのではない。眠っているのだ。」 40人々はイエスをあざ笑った。しかし、イエスは皆を外に出し、子供の両親と三人の弟子だけを連れて、子供のいる所へ入って行かれた。 41そして、子供の手を取って、「タリタ、クム」と言われた。これは、「少女よ、わたしはあなたに言う。起きなさい」という意味である。 42少女はすぐに起き上がって、歩きだした。もう十二歳になっていたからである。それを見るや、人々は驚きのあまり我を忘れた。 43イエスはこのことをだれにも知らせないようにと厳しく命じ、また、食べ物を少女に与えるようにと言われた。
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