2020年10月
2020年10月4日
聖霊降臨後第18主日 (緑)
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第1朗読 イザヤ 5: 1~ 7 (旧1067)
第2朗読 フィリピ 3:4b~14 (新364)
福 音 書 マタイ 21:33~46 (新42)
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Of.80(詩編80:8~16)
万軍の神よ、わたしたちを連れ帰り、
み顔の光を輝かせ、わたしたちをお救いください。
あなたはぶどうの木をエジプトから移し、
多くの民を追い出して、これを植えられました。
そのために場所を整え、根付かせ、
この木は地に広がりました。
その陰は山々を覆い、
枝は神々しい杉をも覆いました。
あなたは大枝を海にまで、
若枝を大河にまで届かせられました。
なぜ、あなたはその石垣を破られたのですか。
通りかかる人は皆、摘み取って行きます。
森の猪がこれを荒らし、
野の獣が食い荒らしています。
万軍の神よ、立ち帰ってください。天から目を注いでご覧ください。
このぶどうの木を顧みてください。
あなたが右のみ手で植えられた株を、
ご自分のために強くされた子を。
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Pr.
愛する神様、善いものはみな、あなたから出ます。私たちが正しいことを知り実行できるように、あなたの息を吹き込み、慈しみ深く導いてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 イザヤ 5: 1~ 7 (旧1067)
1わたしは歌おう、わたしの愛する者のために
そのぶどう畑の愛の歌を。
わたしの愛する者は、肥沃な丘に
ぶどう畑を持っていた。
2よく耕して石を除き、良いぶどうを植えた。
その真ん中に見張りの塔を立て、酒ぶねを掘り
良いぶどうが実るのを待った。
しかし、実ったのは酸っぱいぶどうであった。
3さあ、エルサレムに住む人、ユダの人よ
わたしとわたしのぶどう畑の間を裁いてみよ。
4わたしがぶどう畑のためになすべきことで
何か、しなかったことがまだあるというのか。
わたしは良いぶどうが実るのを待ったのに
なぜ、酸っぱいぶどうが実ったのか。
5さあ、お前たちに告げよう
わたしがこのぶどう畑をどうするか。
囲いを取り払い、焼かれるにまかせ
石垣を崩し、踏み荒らされるにまかせ
6わたしはこれを見捨てる。
枝は刈り込まれず
耕されることもなく
茨やおどろが生い茂るであろう。
雨を降らせるな、とわたしは雲に命じる。
7イスラエルの家は万軍の主のぶどう畑
主が楽しんで植えられたのはユダの人々。
主は裁き(ミシュパト)を待っておられたのに
見よ、流血(ミスパハ)。
正義(ツェダカ)を待っておられたのに
見よ、叫喚(ツェアカ)。
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第2朗読 フィリピ 3:4b~14 (新364)
だれかほかに、肉に頼れると思う人がいるなら、わたしはなおさらのことです。 5わたしは生まれて八日目に割礼を受け、イスラエルの民に属し、ベニヤミン族の出身で、ヘブライ人の中のヘブライ人です。律法に関してはファリサイ派の一員、 6熱心さの点では教会の迫害者、律法の義については非のうちどころのない者でした。 7しかし、わたしにとって有利であったこれらのことを、キリストのゆえに損失と見なすようになったのです。 8そればかりか、わたしの主キリスト・イエスを知ることのあまりのすばらしさに、今では他の一切を損失とみています。キリストのゆえに、わたしはすべてを失いましたが、それらを塵あくたと見なしています。キリストを得、 9キリストの内にいる者と認められるためです。わたしには、律法から生じる自分の義ではなく、キリストへの信仰による義、信仰に基づいて神から与えられる義があります。 10わたしは、キリストとその復活の力とを知り、その苦しみにあずかって、その死の姿にあやかりながら、 11何とかして死者の中からの復活に達したいのです。
12わたしは、既にそれを得たというわけではなく、既に完全な者となっているわけでもありません。何とかして捕らえようと努めているのです。自分がキリスト・イエスに捕らえられているからです。 13兄弟たち、わたし自身は既に捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、 14神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。
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福音書 マタイ 21:33~46 (新42)
33「もう一つのたとえを聞きなさい。ある家の主人がぶどう園を作り、垣を巡らし、その中に搾り場を掘り、見張りのやぐらを立て、これを農夫たちに貸して旅に出た。 34さて、収穫の時が近づいたとき、収穫を受け取るために、僕たちを農夫たちのところへ送った。 35だが、農夫たちはこの僕たちを捕まえ、一人を袋だたきにし、一人を殺し、一人を石で打ち殺した。 36また、他の僕たちを前よりも多く送ったが、農夫たちは同じ目に遭わせた。 37そこで最後に、『わたしの息子なら敬ってくれるだろう』と言って、主人は自分の息子を送った。 38農夫たちは、その息子を見て話し合った。『これは跡取りだ。さあ、殺して、彼の相続財産を我々のものにしよう。』 39そして、息子を捕まえ、ぶどう園の外にほうり出して殺してしまった。 40さて、ぶどう園の主人が帰って来たら、この農夫たちをどうするだろうか。」 41彼らは言った。「その悪人どもをひどい目に遭わせて殺し、ぶどう園は、季節ごとに収穫を納めるほかの農夫たちに貸すにちがいない。」 42イエスは言われた。「聖書にこう書いてあるのを、まだ読んだことがないのか。
『家を建てる者の捨てた石、
これが隅の親石となった。
これは、主がなさったことで、
わたしたちの目には不思議に見える。』
43だから、言っておくが、神の国はあなたたちから取り上げられ、それにふさわしい実を結ぶ民族に与えられる。 44この石の上に落ちる者は打ち砕かれ、この石がだれかの上に落ちれば、その人は押しつぶされてしまう。」
45祭司長たちやファリサイ派の人々はこのたとえを聞いて、イエスが自分たちのことを言っておられると気づき、 46イエスを捕らえようとしたが、群衆を恐れた。群衆はイエスを預言者だと思っていたからである。
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2020年10月11日
聖霊降臨後第19主日 (緑)
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第1朗読 イザヤ 25: 1~ 9 (旧1097)
第2朗読 フィリピ 4: 1~ 9 (新365)
福 音 書 マタイ 22: 1~14 (新42)
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Of. 23(詩篇23:1~6)
主はわたしの羊飼い、
わたしには何も欠けることがない。
主はわたしを緑の野に休ませ、
憩いの水のほとりに伴い、わたしの魂を生き返らせてくださる。
主はみ名にふさわしく、わたしを正しい道に導かれる。
死の陰の谷を行くときも
わたしは災いを恐れない。
あなたがわたしと共にいてくださる。
あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを力づける。
わたしを苦しめる者を前にしても、
あなたはわたしに食卓を整えてくださる。
わたしの頭に香油を注ぎ、
わたしの杯を溢れさせてくださる。
命ある限り、恵みと慈しみはいつもわたしを追う。
主の家にわたしは帰り、いつまでも、そこにとどまる。
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Pr.
喜びの宴を司る主、あなたは全ての民を祝いの食卓に招き、あなたの命を惜しみなく注いでくださいました。今一度私たちを招き、気高いこと※・正しいこと・清いことによって、私たちを強め、義と平和の一つの民へと造り変えてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。
※新しい協会共同訳を用いている教会は『尊いこと』でも可。
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第1朗読 イザヤ 25: 1~ 9 (旧1097)
1主よ、あなたはわたしの神
わたしはあなたをあがめ
御名に感謝をささげます。
あなたは驚くべき計画を成就された
遠い昔からの揺るぎない真実をもって。
2あなたは都を石塚とし
城壁のある町を瓦礫の山とし
異邦人の館を都から取り去られた。
永久に都が建て直されることはないであろう。
3それゆえ、強い民もあなたを敬い
暴虐な国々の都でも人々はあなたを恐れる。
4まことに、あなたは弱い者の砦
苦難に遭う貧しい者の砦
豪雨を逃れる避け所
暑さを避ける陰となられる。
暴虐な者の勢いは壁をたたく豪雨
5乾ききった地の暑さのようだ。
あなたは雲の陰が暑さを和らげるように
異邦人の騒ぎを鎮め
暴虐な者たちの歌声を低くされる。
6万軍の主はこの山で祝宴を開き
すべての民に良い肉と古い酒を供される。
それは脂肪に富む良い肉とえり抜きの酒。
7主はこの山で
すべての民の顔を包んでいた布と
すべての国を覆っていた布を滅ぼし
8死を永久に滅ぼしてくださる。
主なる神は、すべての顔から涙をぬぐい
御自分の民の恥を
地上からぬぐい去ってくださる。
これは主が語られたことである。
9その日には、人は言う。
見よ、この方こそわたしたちの神。
わたしたちは待ち望んでいた。
この方がわたしたちを救ってくださる。
この方こそわたしたちが待ち望んでいた主。
その救いを祝って喜び躍ろう。
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第2朗読 フィリピ 4: 1~ 9 (新365)
1だから、わたしが愛し、慕っている兄弟たち、わたしの喜びであり、冠である愛する人たち、このように主によってしっかりと立ちなさい。
2わたしはエボディアに勧め、またシンティケに勧めます。主において同じ思いを抱きなさい。 3なお、真実の協力者よ、あなたにもお願いします。この二人の婦人を支えてあげてください。二人は、命の書に名を記されているクレメンスや他の協力者たちと力を合わせて、福音のためにわたしと共に戦ってくれたのです。 4主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。 5あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。 6どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。 7そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。
8終わりに、兄弟たち、すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。 9わたしから学んだこと、受けたこと、わたしについて聞いたこと、見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神はあなたがたと共におられます。
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福音書 マタイ 22: 1~14 (新42)
1イエスは、また、たとえを用いて語られた。 2「天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。 3王は家来たちを送り、婚宴に招いておいた人々を呼ばせたが、来ようとしなかった。 4そこでまた、次のように言って、別の家来たちを使いに出した。『招いておいた人々にこう言いなさい。「食事の用意が整いました。牛や肥えた家畜を屠って、すっかり用意ができています。さあ、婚宴においでください。」』 5しかし、人々はそれを無視し、一人は畑に、一人は商売に出かけ、 6また、他の人々は王の家来たちを捕まえて乱暴し、殺してしまった。
7そこで、王は怒り、軍隊を送って、この人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。 8そして、家来たちに言った。『婚宴の用意はできているが、招いておいた人々は、ふさわしくなかった。 9だから、町の大通りに出て、見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。』 10そこで、家来たちは通りに出て行き、見かけた人は善人も悪人も皆集めて来たので、婚宴は客でいっぱいになった。 11王が客を見ようと入って来ると、婚礼の礼服を着ていない者が一人いた。 12王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』と言った。この者が黙っていると、 13王は側近の者たちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇にほうり出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』 14招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない。」
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2020年10月18日
聖霊降臨後第20主日 (緑)
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第1朗読 イザヤ 45: 1~ 7 (旧1135)
第2朗読 1 テサロニケ 1:
1~10 (新374)
福 音 書 マタイ 22:15~22 (新43)
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Of. 96(詩篇96:1~13)
新しい歌を主に向かって歌え。
全地よ、主に向かって歌え。
主に向かって歌い、御名をたたえよ。
日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。
国々に主の栄光を語り伝えよ。
諸国の民にその驚くべき御業を。
大いなる主、大いに賛美される主、
神々を超えて、最も畏るべき方。
諸国の民の神々はすべてむなしい。
主は天を造られ、御前には栄光と輝きがあり、聖所には力と光輝がある。
諸国の民よ、こぞって主に帰せよ。栄光と力を主に帰せよ。
御名の栄光を主に帰せよ。
供え物を携えて神の庭に入り、聖なる輝きに満ちる主にひれ伏せ。
全地よ、御前におののけ。
(国々にふれて言え、主こそ王と。世界は固く据えられ、決して揺らぐことがない。
主は諸国の民を公平に裁かれる。
天よ、喜び祝え、地よ、喜び躍れ。
海とそこに満ちるものよ、とどろけ。
野とそこにあるすべてのものよ、喜び勇め。
森の木々よ、共に喜び歌え。主を迎えて。
主は来られる、地を裁くために来られる。
主は世界を正しく裁き、真実をもって諸国の民を裁かれる。)
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Pr.
王なる神様、私たちの心の内に聖座を据えてください。あなたにかたどられた者として生き、あなたの栄光のために行動し、贖われた者として、あなたのものをあなたにお返しすることができますように。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 イザヤ 45: 1~ 7 (旧1135)
1主が油を注がれた人キュロスについて
主はこう言われる。
わたしは彼の右の手を固く取り
国々を彼に従わせ、王たちの武装を解かせる。
扉は彼の前に開かれ
どの城門も閉ざされることはない。
2わたしはあなたの前を行き、山々を平らにし
青銅の扉を破り、鉄のかんぬきを折り
3暗闇に置かれた宝、隠された富をあなたに与える。
あなたは知るようになる
わたしは主、あなたの名を呼ぶ者
イスラエルの神である、と。
4わたしの僕ヤコブのために
わたしの選んだイスラエルのために
わたしはあなたの名を呼び、称号を与えたが
あなたは知らなかった。
5わたしが主、ほかにはいない。
わたしをおいて神はない。
わたしはあなたに力を与えたが
あなたは知らなかった。
6日の昇るところから日の沈むところまで
人々は知るようになる
わたしのほかは、むなしいものだ、と。
わたしが主、ほかにはいない。
7光を造り、闇を創造し
平和をもたらし、災いを創造する者。
わたしが主、これらのことをするものである。
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第2朗読 1 テサロニケ 1:
1~10 (新374)
1パウロ、シルワノ、テモテから、父である神と主イエス・キリストとに結ばれているテサロニケの教会へ。恵みと平和が、あなたがたにあるように。
2わたしたちは、祈りの度に、あなたがたのことを思い起こして、あなたがた一同のことをいつも神に感謝しています。 3あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを、わたしたちは絶えず父である神の御前で心に留めているのです。 4神に愛されている兄弟たち、あなたがたが神から選ばれたことを、わたしたちは知っています。 5わたしたちの福音があなたがたに伝えられたのは、ただ言葉だけによらず、力と、聖霊と、強い確信とによったからです。わたしたちがあなたがたのところで、どのようにあなたがたのために働いたかは、御承知のとおりです。 6そして、あなたがたはひどい苦しみの中で、聖霊による喜びをもって御言葉を受け入れ、わたしたちに倣う者、そして主に倣う者となり、 7マケドニア州とアカイア州にいるすべての信者の模範となるに至ったのです。 8主の言葉があなたがたのところから出て、マケドニア州やアカイア州に響き渡ったばかりでなく、神に対するあなたがたの信仰が至るところで伝えられているので、何も付け加えて言う必要はないほどです。 9彼ら自身がわたしたちについて言い広めているからです。すなわち、わたしたちがあなたがたのところでどのように迎えられたか、また、あなたがたがどのように偶像から離れて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになったか、 10更にまた、どのように御子が天から来られるのを待ち望むようになったかを。この御子こそ、神が死者の中から復活させた方で、来るべき怒りからわたしたちを救ってくださるイエスです。
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福音書 マタイ 22:15~22 (新43)
15それから、ファリサイ派の人々は出て行って、どのようにしてイエスの言葉じりをとらえて、罠にかけようかと相談した。 16そして、その弟子たちをヘロデ派の人々と一緒にイエスのところに遣わして尋ねさせた。「先生、わたしたちは、あなたが真実な方で、真理に基づいて神の道を教え、だれをもはばからない方であることを知っています。人々を分け隔てなさらないからです。 17ところで、どうお思いでしょうか、お教えください。皇帝に税金を納めるのは、律法に適っているでしょうか、適っていないでしょうか。」 18イエスは彼らの悪意に気づいて言われた。「偽善者たち、なぜ、わたしを試そうとするのか。 19税金に納めるお金を見せなさい。」彼らがデナリオン銀貨を持って来ると、 20イエスは、「これは、だれの肖像と銘か」と言われた。 21彼らは、「皇帝のものです」と言った。すると、イエスは言われた。「では、皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」 22彼らはこれを聞いて驚き、イエスをその場に残して立ち去った。
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2020年10月25日
聖霊降臨後第21主日 (緑)
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第1朗読 レビ 19: 1~2&15~18 (旧191)
第2朗読 1 テサロニケ 2:
1~ 8 (新374)
福 音 書 マタイ 22:34~46 (新44)
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Of. 1(詩篇1:1~6)
いかに幸いなことか。神に逆らう者の計らいに従って歩まず、罪ある者の道にとどまらず、
傲慢な者と共に座らず、主の教えを喜び、主の教えを昼も夜も口ずさむ人。
その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び、葉もしおれることがない。
その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。
神に逆らう者はそうでない。風に吹き飛ばされるもみ殻。
神に逆らう者は裁きに堪えず、罪ある者は神に従う人の集いに堪えない。
神に従う人の道を主は知っていてくださる。
神に逆らう者の道は滅びに至る。
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Pr.
主なる神様、あなたは聖なる律法を与えて民を救われます。聖霊によって、あなたとの愛の契約を新たにし、隣人に心を配るやさしさを身につけることができるようにしてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 レビ 19: 1~2&15~18 (旧191)
1主はモーセに仰せになった。
2イスラエルの人々の共同体全体に告げてこう言いなさい。
あなたたちは聖なる者となりなさい。あなたたちの神、主であるわたしは聖なる者である。
15あなたたちは不正な裁判をしてはならない。あなたは弱い者を偏ってかばったり、力ある者におもねってはならない。同胞を正しく裁きなさい。 16民の間で中傷をしたり、隣人の生命にかかわる偽証をしてはならない。わたしは主である。
17心の中で兄弟を憎んではならない。同胞を率直に戒めなさい。そうすれば彼の罪を負うことはない。 18復讐してはならない。民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である。
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第2朗読 1 テサロニケ 2:
1~ 8 (新374)
1兄弟たち、あなたがた自身が知っているように、わたしたちがそちらへ行ったことは無駄ではありませんでした。 2無駄ではなかったどころか、知ってのとおり、わたしたちは以前フィリピで苦しめられ、辱められたけれども、わたしたちの神に勇気づけられ、激しい苦闘の中であなたがたに神の福音を語ったのでした。 3わたしたちの宣教は、迷いや不純な動機に基づくものでも、また、ごまかしによるものでもありません。 4わたしたちは神に認められ、福音をゆだねられているからこそ、このように語っています。人に喜ばれるためではなく、わたしたちの心を吟味される神に喜んでいただくためです。 5あなたがたが知っているとおり、わたしたちは、相手にへつらったり、口実を設けてかすめ取ったりはしませんでした。そのことについては、神が証ししてくださいます。 6また、あなたがたからもほかの人たちからも、人間の誉れを求めませんでした。 7わたしたちは、キリストの使徒として権威を主張することができたのです。しかし、あなたがたの間で幼子のようになりました。ちょうど母親がその子供を大事に育てるように、 8わたしたちはあなたがたをいとおしく思っていたので、神の福音を伝えるばかりでなく、自分の命さえ喜んで与えたいと願ったほどです。あなたがたはわたしたちにとって愛する者となったからです。
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福音書 マタイ 22:34~46 (新44)
34ファリサイ派の人々は、イエスがサドカイ派の人々を言い込められたと聞いて、一緒に集まった。 35そのうちの一人、律法の専門家が、イエスを試そうとして尋ねた。 36「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」 37イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』 38これが最も重要な第一の掟である。 39第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』 40律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」
41ファリサイ派の人々が集まっていたとき、イエスはお尋ねになった。 42「あなたたちはメシアのことをどう思うか。だれの子だろうか。」彼らが、「ダビデの子です」と言うと、 43イエスは言われた。「では、どうしてダビデは、霊を受けて、メシアを主と呼んでいるのだろうか。
44『主は、わたしの主にお告げになった。
「わたしの右の座に着きなさい、
わたしがあなたの敵を
あなたの足もとに屈服させるときまで」と。』
45このようにダビデがメシアを主と呼んでいるのであれば、どうしてメシアがダビデの子なのか。」 46これにはだれ一人、ひと言も言い返すことができず、その日からは、もはやあえて質問する者はなかった。
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2020年10月31日
宗教改革日 (赤)
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第1朗読 エレミヤ31:31~34 (旧1237)
第2朗読 ローマ 3:19~28 (新277)
福 音 書 ヨハネ 8:31~36 (新182)
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Of. 46(詩篇46:2~12)
神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの力、
苦難のときの変わらぬ助け。
わたしたちは決して恐れない。
地が姿を変え、山々が揺らいで海の中に移るとも。
海の水が騒ぎ、沸き返り、
その高ぶるさまに山々が震えても。
大河とその流れは、神の都に喜びを与える。
いと高き神のいます聖所に。
神はその中にいて、その都は揺るがない。
夜明けとともに、神は助けてくださる。
すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。
神が御声を出されると、地は溶け去る。
万軍の主はわたしたちと共にいます。
ヤコブの神はわたしたちの力。
主の成し遂げられたことを見よ。
主がこの地を圧倒される。
主が地の果てまで、戦いを断ち、
弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
「戦いを止めよ、知れ。わたしは神。
国々であがめられ、この地であがめられる神。」
万軍の主はわたしたちと共に、
ヤコブの神はわたしたちの力。
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Pr.
恵み深い天の父なる神様、御子イエス・キリストによって、聖なる公同の教会を真理と平和で満たしてください。御子により、腐敗をきよめ、過ちを改め、正しいところを強め、必要を満たし、分かたれたふたつをひとつに戻してください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 エレミヤ31:31~34 (旧1237)
31見よ、わたしがイスラエルの家、ユダの家と新しい契約を結ぶ日が来る、と主は言われる。 32この契約は、かつてわたしが彼らの先祖の手を取ってエジプトの地から導き出したときに結んだものではない。わたしが彼らの主人であったにもかかわらず、彼らはこの契約を破った、と主は言われる。 33しかし、来るべき日に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこれである、と主は言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの胸の中に授け、彼らの心にそれを記す。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。 34そのとき、人々は隣人どうし、兄弟どうし、「主を知れ」と言って教えることはない。彼らはすべて、小さい者も大きい者もわたしを知るからである、と主は言われる。わたしは彼らの悪を赦し、再び彼らの罪に心を留めることはない。
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第2朗読 ローマ 3:19~28 (新277)
19さて、わたしたちが知っているように、すべて律法の言うところは、律法の下にいる人々に向けられています。それは、すべての人の口がふさがれて、全世界が神の裁きに服するようになるためなのです。 20なぜなら、律法を実行することによっては、だれ一人神の前で義とされないからです。律法によっては、罪の自覚しか生じないのです。
21ところが今や、律法とは関係なく、しかも律法と預言者によって立証されて、神の義が示されました。 22すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。そこには何の差別もありません。 23人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、 24ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。 25神はこのキリストを立て、その血によって信じる者のために罪を償う供え物となさいました。それは、今まで人が犯した罪を見逃して、神の義をお示しになるためです。 26このように神は忍耐してこられたが、今この時に義を示されたのは、御自分が正しい方であることを明らかにし、イエスを信じる者を義となさるためです。
27では、人の誇りはどこにあるのか。それは取り除かれました。どんな法則によってか。行いの法則によるのか。そうではない。信仰の法則によってです。 28なぜなら、わたしたちは、人が義とされるのは律法の行いによるのではなく、信仰によると考えるからです。
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福音書 ヨハネ 8:31~36 (新182)
31イエスは、御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。 32あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」 33すると、彼らは言った。「わたしたちはアブラハムの子孫です。今までだれかの奴隷になったことはありません。『あなたたちは自由になる』とどうして言われるのですか。」 34イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。罪を犯す者はだれでも罪の奴隷である。
35奴隷は家にいつまでもいるわけにはいかないが、子はいつまでもいる。 36だから、もし子があなたたちを自由にすれば、あなたたちは本当に自由になる。
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2020年10月31日
宗教改革日 (赤)
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第1朗読 黙示録14: 6~ 7 (新468)
第2朗読 ローマ 3:19~28 (新277)
福 音 書 ヨハネ 8:31~36 (新182)
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Of. 46(詩篇46:2~12)
苦難のときの変わらぬ助け。
わたしたちは決して恐れない。
地が姿を変え、山々が揺らいで海の中に移るとも。
海の水が騒ぎ、沸き返り、
その高ぶるさまに山々が震えても。
大河とその流れは、神の都に喜びを与える。
いと高き神のいます聖所に。
神はその中にいて、その都は揺るがない。
夜明けとともに、神は助けてくださる。
すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。
神が御声を出されると、地は溶け去る。
万軍の主はわたしたちと共にいます。
ヤコブの神はわたしたちの力。
主の成し遂げられたことを見よ。
主がこの地を圧倒される。
主が地の果てまで、戦いを断ち、
弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
「戦いを止めよ、知れ。わたしは神。
国々であがめられ、この地であがめられる神。」
万軍の主はわたしたちと共に、
ヤコブの神はわたしたちの力。
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Pr.
恵み深い天の父なる神様、御子イエス・キリストによって、聖なる公同の教会を真理と平和で満たしてください。御子により、腐敗をきよめ、過ちを改め、正しいところを強め、必要を満たし、分かたれたふたつをひとつに戻してください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 黙示録14: 6~ 7 (新468)
6わたしはまた、別の天使が空高く飛ぶのを見た。この天使は、地上に住む人々、あらゆる国民、種族、言葉の違う民、民族に告げ知らせるために、永遠の福音を携えて来て、 7大声で言った。「神を畏れ、その栄光をたたえなさい。神の裁きの時が来たからである。天と地、海と水の源を創造した方を礼拝しなさい。」
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第2朗読 ローマ 3:19~28 (新277)
19さて、わたしたちが知っているように、すべて律法の言うところは、律法の下にいる人々に向けられています。それは、すべての人の口がふさがれて、全世界が神の裁きに服するようになるためなのです。 20なぜなら、律法を実行することによっては、だれ一人神の前で義とされないからです。律法によっては、罪の自覚しか生じないのです。
21ところが今や、律法とは関係なく、しかも律法と預言者によって立証されて、神の義が示されました。 22すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。そこには何の差別もありません。 23人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、 24ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。 25神はこのキリストを立て、その血によって信じる者のために罪を償う供え物となさいました。それは、今まで人が犯した罪を見逃して、神の義をお示しになるためです。 26このように神は忍耐してこられたが、今この時に義を示されたのは、御自分が正しい方であることを明らかにし、イエスを信じる者を義となさるためです。
27では、人の誇りはどこにあるのか。それは取り除かれました。どんな法則によってか。行いの法則によるのか。そうではない。信仰の法則によってです。 28なぜなら、わたしたちは、人が義とされるのは律法の行いによるのではなく、信仰によると考えるからです。
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福音書 ヨハネ 8:31~36 (新182)
31イエスは、御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。 32あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」 33すると、彼らは言った。「わたしたちはアブラハムの子孫です。今までだれかの奴隷になったことはありません。『あなたたちは自由になる』とどうして言われるのですか。」 34イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。罪を犯す者はだれでも罪の奴隷である。
35奴隷は家にいつまでもいるわけにはいかないが、子はいつまでもいる。 36だから、もし子があなたたちを自由にすれば、あなたたちは本当に自由になる。
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2020年10月31日
宗教改革日 (赤)
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第1朗読 黙示録14: 6~ 7 (新468)
第2朗読 ローマ 3:19~28 (新277)
福 音 書 マタイ 11:12~19 (新20)
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苦難のときの変わらぬ助け。
わたしたちは決して恐れない。
地が姿を変え、山々が揺らいで海の中に移るとも。
海の水が騒ぎ、沸き返り、
その高ぶるさまに山々が震えても。
大河とその流れは、神の都に喜びを与える。
いと高き神のいます聖所に。
神はその中にいて、その都は揺るがない。
夜明けとともに、神は助けてくださる。
すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。
神が御声を出されると、地は溶け去る。
万軍の主はわたしたちと共にいます。
ヤコブの神はわたしたちの力。
主の成し遂げられたことを見よ。
主がこの地を圧倒される。
主が地の果てまで、戦いを断ち、
弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
「戦いを止めよ、知れ。わたしは神。
国々であがめられ、この地であがめられる神。」
万軍の主はわたしたちと共に、
ヤコブの神はわたしたちの力。
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Pr.
恵み深い天の父なる神様、御子イエス・キリストによって、聖なる公同の教会を真理と平和で満たしてください。御子により、腐敗をきよめ、過ちを改め、正しいところを強め、必要を満たし、分かたれたふたつをひとつに戻してください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 黙示録14: 6~ 7 (新468)
6わたしはまた、別の天使が空高く飛ぶのを見た。この天使は、地上に住む人々、あらゆる国民、種族、言葉の違う民、民族に告げ知らせるために、永遠の福音を携えて来て、 7大声で言った。「神を畏れ、その栄光をたたえなさい。神の裁きの時が来たからである。天と地、海と水の源を創造した方を礼拝しなさい。」
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第2朗読 ローマ 3:19~28 (新277)
19さて、わたしたちが知っているように、すべて律法の言うところは、律法の下にいる人々に向けられています。それは、すべての人の口がふさがれて、全世界が神の裁きに服するようになるためなのです。 20なぜなら、律法を実行することによっては、だれ一人神の前で義とされないからです。律法によっては、罪の自覚しか生じないのです。
21ところが今や、律法とは関係なく、しかも律法と預言者によって立証されて、神の義が示されました。 22すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。そこには何の差別もありません。 23人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、 24ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。 25神はこのキリストを立て、その血によって信じる者のために罪を償う供え物となさいました。それは、今まで人が犯した罪を見逃して、神の義をお示しになるためです。 26このように神は忍耐してこられたが、今この時に義を示されたのは、御自分が正しい方であることを明らかにし、イエスを信じる者を義となさるためです。
27では、人の誇りはどこにあるのか。それは取り除かれました。どんな法則によってか。行いの法則によるのか。そうではない。信仰の法則によってです。 28なぜなら、わたしたちは、人が義とされるのは律法の行いによるのではなく、信仰によると考えるからです。
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福音書 マタイ 11:12~19 (新20)
12彼が活動し始めたときから今に至るまで、天の国は力ずくで襲われており、激しく襲う者がそれを奪い取ろうとしている。 13すべての預言者と律法が預言したのは、ヨハネの時までである。 14あなたがたが認めようとすれば分かることだが、実は、彼は現れるはずのエリヤである。 15耳のある者は聞きなさい。
16今の時代を何にたとえたらよいか。広場に座って、ほかの者にこう呼びかけている子供たちに似ている。
17『笛を吹いたのに、
踊ってくれなかった。
葬式の歌をうたったのに、
悲しんでくれなかった。』
18ヨハネが来て、食べも飲みもしないでいると、『あれは悪霊に取りつかれている』と言い、 19人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。しかし、知恵の正しさは、その働きによって証明される。」
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