2021年9月
2021年9月5日
聖霊降臨後第15主日 (緑)
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第1朗読 イザヤ35: 4~7a (旧1116)
第2朗読 ヤコブ2: 1~17 (新422)
福 音 書 マルコ7:24~37 (新75)
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Of. 146(詩篇146:1-10)
ハレルヤ。わたしの魂よ、主を讃美せよ。
命ある限り、わたしは主を讃美し、長らえる限り、わたしの神にほめ歌をうたおう。
権力者に依り頼んではならない。
人間には救う力はない。
霊が人間を去れば、人間は自分の属する土に帰り、
その日、彼の思いも滅びる。
いかに幸いなことか、ヤコブの神を助けと頼み、主なる神を待ち望む人。
天地を造り、海とその中にあるすべてのものを造られた神を待ち望む人。
とこしえにまことを守られる主は、虐げられている人のために裁きをし、
主は飢えている人にパンをお与えになり、捕われ人を解き放つ。
主は見えない人の目を開き、
主はうずくまっている人を起こし、従う人を愛される。
主は寄留の民を守り、みなし子とやもめを励まされる。
しかし主は、逆らう者の道をくつがえされる。
主はとこしえに王。ハレルヤ。
シオンよ、あなたの神は代々に王。ハレルヤ。
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Pr.
恵みの神様。あなたはいつの世でも病いを健康に、死を命に造り変えてくださいます。一つになって、あなたの約束を全世界に宣べ伝える民となるために、私たちと共におられるあなたの力に目を開くことができますように。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 イザヤ35: 4~7a (旧1116)
35:4 心おののく人々に言え。
「雄々しくあれ、恐れるな。
見よ、あなたたちの神を。
敵を打ち、悪に報いる神が来られる。
神は来て、あなたたちを救われる。」
5そのとき、見えない人の目が開き
聞こえない人の耳が開く。
6そのとき
歩けなかった人が鹿のように躍り上がる。
口の利けなかった人が喜び歌う。
荒れ野に水が湧きいで
荒れ地に川が流れる。
7熱した砂地は湖となり
乾いた地は水の湧くところとなる。
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第2朗読 ヤコブ2: 1~17 (新422)
2: 1わたしの兄弟たち、栄光に満ちた、わたしたちの主イエス・キリストを信じながら、人を分け隔てしてはなりません。 2あなたがたの集まりに、金の指輪をはめた立派な身なりの人が入って来、また、汚らしい服装の貧しい人も入って来るとします。 3その立派な身なりの人に特別に目を留めて、「あなたは、こちらの席にお掛けください」と言い、貧しい人には、「あなたは、そこに立っているか、わたしの足もとに座るかしていなさい」と言うなら、 4あなたがたは、自分たちの中で差別をし、誤った考えに基づいて判断を下したことになるのではありませんか。
5わたしの愛する兄弟たち、よく聞きなさい。神は世の貧しい人たちをあえて選んで、信仰に富ませ、御自身を愛する者に約束された国を、受け継ぐ者となさったではありませんか。 6だが、あなたがたは、貧しい人を辱めた。富んでいる者たちこそ、あなたがたをひどい目に遭わせ、裁判所へ引っ張って行くではありませんか。 7また彼らこそ、あなたがたに与えられたあの尊い名を、冒瀆しているではないですか。 8もしあなたがたが、聖書に従って、「隣人を自分のように愛しなさい」という最も尊い律法を実行しているのなら、それは結構なことです。
9しかし、人を分け隔てするなら、あなたがたは罪を犯すことになり、律法によって違犯者と断定されます。 10律法全体を守ったとしても、一つの点でおちどがあるなら、すべての点について有罪となるからです。 11「姦淫するな」と言われた方は、「殺すな」とも言われました。そこで、たとえ姦淫はしなくても、人殺しをすれば、あなたは律法の違犯者になるのです。 12自由をもたらす律法によっていずれは裁かれる者として、語り、またふるまいなさい。
13人に憐れみをかけない者には、憐れみのない裁きが下されます。憐れみは裁きに打ち勝つのです。
行いを欠く信仰は死んだもの
14わたしの兄弟たち、自分は信仰を持っていると言う者がいても、行いが伴わなければ、何の役に立つでしょうか。そのような信仰が、彼を救うことができるでしょうか。 15もし、兄弟あるいは姉妹が、着る物もなく、その日の食べ物にも事欠いているとき、 16あなたがたのだれかが、彼らに、「安心して行きなさい。温まりなさい。満腹するまで食べなさい」と言うだけで、体に必要なものを何一つ与えないなら、何の役に立つでしょう。 17信仰もこれと同じです。行いが伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだものです。
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福音書 マルコ7:24~37 (新75)
7: 24イエスはそこを立ち去って、ティルスの地方に行かれた。ある家に入り、だれにも知られたくないと思っておられたが、人々に気づかれてしまった。 25汚れた霊に取りつかれた幼い娘を持つ女が、すぐにイエスのことを聞きつけ、来てその足もとにひれ伏した。 26女はギリシア人でシリア・フェニキアの生まれであったが、娘から悪霊を追い出してくださいと頼んだ。 27イエスは言われた。「まず、子供たちに十分食べさせなければならない。子供たちのパンを取って、小犬にやってはいけない。」 28ところが、女は答えて言った。「主よ、しかし、食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます。」 29そこで、イエスは言われた。「それほど言うなら、よろしい。家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘からもう出てしまった。」 30女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。
31それからまた、イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。 32人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるようにと願った。 33そこで、イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出し、指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられた。 34そして、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、「エッファタ」と言われた。これは、「開け」という意味である。 35すると、たちまち耳が開き、舌のもつれが解け、はっきり話すことができるようになった。
36イエスは人々に、だれにもこのことを話してはいけない、と口止めをされた。しかし、イエスが口止めをされればされるほど、人々はかえってますます言い広めた。 37そして、すっかり驚いて言った。「この方のなさったことはすべて、すばらしい。耳の聞こえない人を聞こえるようにし、口の利けない人を話せるようにしてくださる。」
2021年9月12日
聖霊降臨後第16主日 (緑)
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第1朗読 イザヤ50: 4~9a (旧1145)
第2朗読 ヤコブ3: 1~12 (新424)
福 音 書 マルコ8:27~38 (新77)
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Of. 116(詩篇116:1-9)
わたしは主を愛する。主は嘆き祈る声を聞き、
わたしに耳を傾けてくださる。生涯、わたしは主を呼ぼう。
死の綱がわたしにからみつき、陰府の恐怖にさらされ、苦しみと嘆きを前にして、
主のみ名をわたしは呼ぶ。「どうか主よ、わたしをお救いください。」
主は憐れみ深く、正義を行なわれる。わたしたちの神は情け深い。
哀れな人を守ってくださる主は、弱り果てたわたしを救ってくださる。
わたしの魂よ、再び安らうがよい、
主はお前に報いてくださる。
あなたはわたしの魂を死から、わたしの目を涙から、
わたしの足を突き落とそうとする者から、助け出してくださった。
命あるものの地にある限り、
わたしは主のみ前に歩み続けよう。
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Pr.
主なる神様。あなたは御子が受けられた苦しみと拒絶によって救いをもたらし、十字架の栄光で私たちを造り変えてくださいます。福音のため悪の誘いから離れ、十字架を負って御子に従うことができますように。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 イザヤ50: 4~9a (旧1145)
50: 4主なる神は、弟子としての舌をわたしに与え
疲れた人を励ますように
言葉を呼び覚ましてくださる。
朝ごとにわたしの耳を呼び覚まし
弟子として聞き従うようにしてくださる。
5主なる神はわたしの耳を開かれた。
わたしは逆らわず、退かなかった。
6打とうとする者には背中をまかせ
ひげを抜こうとする者には頬をまかせた。
顔を隠さずに、嘲りと唾を受けた。
7主なる神が助けてくださるから
わたしはそれを嘲りとは思わない。
わたしは顔を硬い石のようにする。
わたしは知っている
わたしが辱められることはない、と。
8わたしの正しさを認める方は近くいます。
誰がわたしと共に争ってくれるのか
われわれは共に立とう。
誰がわたしを訴えるのか
わたしに向かって来るがよい。
9見よ、主なる神が助けてくださる。
誰がわたしを罪に定めえよう。
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第2朗読 ヤコブ3: 1~12 (新424)
3: 1わたしの兄弟たち、あなたがたのうち多くの人が教師になってはなりません。わたしたち教師がほかの人たちより厳しい裁きを受けることになると、あなたがたは知っています。 2わたしたちは皆、度々過ちを犯すからです。言葉で過ちを犯さないなら、それは自分の全身を制御できる完全な人です。 3馬を御するには、口にくつわをはめれば、その体全体を意のままに動かすことができます。
4また、船を御覧なさい。あのように大きくて、強風に吹きまくられている船も、舵取りは、ごく小さい舵で意のままに操ります。 5同じように、舌は小さな器官ですが、大言壮語するのです。
御覧なさい。どんなに小さな火でも大きい森を燃やしてしまう。 6舌は火です。舌は「不義の世界」です。わたしたちの体の器官の一つで、全身を汚し、移り変わる人生を焼き尽くし、自らも地獄の火によって燃やされます。 7あらゆる種類の獣や鳥、また這うものや海の生き物は、人間によって制御されていますし、これまでも制御されてきました。 8しかし、舌を制御できる人は一人もいません。舌は、疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちています。 9わたしたちは舌で、父である主を賛美し、また、舌で、神にかたどって造られた人間を呪います。 10同じ口から賛美と呪いが出て来るのです。わたしの兄弟たち、このようなことがあってはなりません。 11泉の同じ穴から、甘い水と苦い水がわき出るでしょうか。 12わたしの兄弟たち、いちじくの木がオリーブの実を結び、ぶどうの木がいちじくの実を結ぶことができるでしょうか。塩水が甘い水を作ることもできません。
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福音書 マルコ8:27~38 (新77)
8: 27イエスは、弟子たちとフィリポ・カイサリア地方の方々の村にお出かけになった。その途中、弟子たちに、「人々は、わたしのことを何者だと言っているか」と言われた。 28弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言っています。ほかに、『エリヤだ』と言う人も、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」 29そこでイエスがお尋ねになった。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」ペトロが答えた。「あなたは、メシアです。」 30するとイエスは、御自分のことをだれにも話さないようにと弟子たちを戒められた。
31それからイエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日の後に復活することになっている、と弟子たちに教え始められた。 32しかも、そのことをはっきりとお話しになった。すると、ペトロはイエスをわきへお連れして、いさめ始めた。 33イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペトロを叱って言われた。「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」 34それから、群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。 35自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのため、また福音のために命を失う者は、それを救うのである。 36人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。 37自分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか。 38神に背いたこの罪深い時代に、わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子もまた、父の栄光に輝いて聖なる天使たちと共に来るときに、その者を恥じる。」
2021年9月19日
聖霊降臨後第17主日 (緑)
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第1朗読 エレミヤ11:18~20 (旧1198)
第2朗読 ヤコブ3:13~4:3,7~8a (新424)
福 音 書 マルコ9:30~37 (新79)
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Of. 54(詩篇54:3-9)
神よ、御名によってわたしを救い
力強い御業によって、わたしを裁いてください。
神よ、わたしの祈りを聞き
この口にのぼる願いに耳を傾けてください。
異邦の者がわたしに逆らって立ち、暴虐な者がわたしの命をねらっています。
彼らは自分の前に神を置こうとしないのです。
見よ、神はわたしを助けてくださる。
主はわたしの魂を支えてくださる。
わたしを陥れようとする者に災いを報い
あなたのまことに従って、彼らを絶やしてください。
主よ、わたしは自ら進んでいけにえをささげ
恵み深いあなたの御名に感謝します。
主は苦難から常に救い出してくださいます。
わたしの目が敵を支配しますように。
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Pr.
導きの主である神様。あなたは私たちをみもとに引き寄せ、愛する子として受け入れてくださいます。嫉みと野心をことごとく捨てて、御子のしもべとなり、あなたの知恵の道を歩むことができますように。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 エレミヤ11:18~20 (旧1198)
11: 18主が知らせてくださったので
わたしは知った。
彼らが何をしているのか見せてくださった。
19わたしは、飼いならされた小羊が
屠り場に引かれて行くように、何も知らなかった。
彼らはわたしに対して悪だくみをしていた。
「木をその実の盛りに滅ぼし
生ける者の地から絶とう。
彼の名が再び口にされることはない。」
20万軍の主よ
人のはらわたと心を究め
正義をもって裁かれる主よ。
わたしに見させてください
あなたが彼らに復讐されるのを。
わたしは訴えをあなたに打ち明け
お任せします。
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第2朗読 ヤコブ3:13~4:3,7~8a (新424)
3: 13あなたがたの中で、知恵があり分別があるのはだれか。その人は、知恵にふさわしい柔和な行いを、立派な生き方によって示しなさい。 14しかし、あなたがたは、内心ねたみ深く利己的であるなら、自慢したり、真理に逆らってうそをついたりしてはなりません。 15そのような知恵は、上から出たものではなく、地上のもの、この世のもの、悪魔から出たものです。 16ねたみや利己心のあるところには、混乱やあらゆる悪い行いがあるからです。 17上から出た知恵は、何よりもまず、純真で、更に、温和で、優しく、従順なものです。憐れみと良い実に満ちています。偏見はなく、偽善的でもありません。 18義の実は、平和を実現する人たちによって、平和のうちに蒔かれるのです。
4: 1何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いが起こるのですか。あなたがた自身の内部で争い合う欲望が、その原因ではありませんか。 2あなたがたは、欲しても得られず、人を殺します。また、熱望しても手に入れることができず、争ったり戦ったりします。得られないのは、願い求めないからで、 3願い求めても、与えられないのは、自分の楽しみのために使おうと、間違った動機で願い求めるからです。
4:7だから、神に服従し、悪魔に反抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げて行きます。 8神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます。
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福音書 マルコ9:30~37 (新79)
9: 30一行はそこを去って、ガリラヤを通って行った。しかし、イエスは人に気づかれるのを好まれなかった。 31それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」と言っておられたからである。 32弟子たちはこの言葉が分からなかったが、怖くて尋ねられなかった。
33一行はカファルナウムに来た。家に着いてから、イエスは弟子たちに、「途中で何を議論していたのか」とお尋ねになった。 34彼らは黙っていた。途中でだれがいちばん偉いかと議論し合っていたからである。 35イエスが座り、十二人を呼び寄せて言われた。「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」 36そして、一人の子供の手を取って彼らの真ん中に立たせ、抱き上げて言われた。 37「わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。」
2021年9月26日
聖霊降臨後第18主日 (緑)
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第1朗読 民数記11: 4~6,10~16,24~29 (旧231)
第2朗読 ヤコブ5:13~20 (新426)
福 音 書 マルコ9:38~50 (新80)
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Of. 19(詩篇19:8-15)
主の律法は完全で、魂を生き返らせ、
主の定めは真実で、無知な人に知恵を与える。
主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え、
主の戒めは清らかで、目に光を与える。
主への畏れは清く、いつまでも続き、
主の裁きはまことで、ことごとく正しい。
主の裁きは金にまさり、多くの純金にまさって望ましく、
蜜よりも、蜂の巣の滴りよりも甘い。
あなたの僕はそれらのことを熟慮し、
それらを守って大きな報いを受けます。
知らずに犯した過ち、隠れた罪から、
どうかわたしを清めてください。
あなたの僕を驕りから引き離し、支配されないようにしてください。
そうすれば重い背きの罪から清められ、わたしは完全になります。
どうか、わたしの口の言葉がみ旨にかない、心の思いがみ前に置かれますように。
主よ、わたしの岩、わたしの贖い主よ。
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Pr.
恵みの神様。御子は、私たちがあなたとの平和を得るためにいのちをささげてくださいました。あなたの霊を分け与え、御名を証しできるよう強めてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 民数記11: 4~6,10~16,24~29 (旧231)
11: 4民に加わっていた雑多な他国人は飢えと渇きを訴え、イスラエルの人々も再び泣き言を言った。「誰か肉を食べさせてくれないものか。 5エジプトでは魚をただで食べていたし、きゅうりやメロン、葱や玉葱やにんにくが忘れられない。 6今では、わたしたちの唾は干上がり、どこを見回してもマナばかりで、何もない。」
10モーセは、民がどの家族もそれぞれの天幕の入り口で泣き言を言っているのを聞いた。主が激しく憤られたので、モーセは苦しんだ。 11モーセは主に言った。「あなたは、なぜ、僕を苦しめられるのですか。なぜわたしはあなたの恵みを得ることなく、この民すべてを重荷として負わされねばならないのですか。 12わたしがこの民すべてをはらみ、わたしが彼らを生んだのでしょうか。あなたはわたしに、乳母が乳飲み子を抱くように彼らを胸に抱き、あなたが先祖に誓われた土地に連れて行けと言われます。 13この民すべてに食べさせる肉をどこで見つければよいのでしょうか。彼らはわたしに泣き言を言い、肉を食べさせよと言うのです。 14わたし一人では、とてもこの民すべてを負うことはできません。わたしには重すぎます。
15どうしてもこのようになさりたいなら、どうかむしろ、殺してください。あなたの恵みを得ているのであれば、どうかわたしを苦しみに遭わせないでください。」
16主はモーセに言われた。
「イスラエルの長老たちのうちから、あなたが、民の長老およびその役人として認めうる者を七十人集め、臨在の幕屋に連れて来てあなたの傍らに立たせなさい。
24モーセは出て行って、主の言葉を民に告げた。彼は民の長老の中から七十人を集め、幕屋の周りに立たせた。 25主は雲のうちにあって降り、モーセに語られ、モーセに授けられている霊の一部を取って、七十人の長老にも授けられた。霊が彼らの上にとどまると、彼らは預言状態になったが、続くことはなかった。
26宿営に残っていた人が二人あった。一人はエルダド、もう一人はメダドといい、長老の中に加えられていたが、まだ幕屋には出かけていなかった。霊が彼らの上にもとどまり、彼らは宿営で預言状態になった。 27一人の若者がモーセのもとに走って行き、エルダドとメダドが宿営で預言状態になっていると告げた。 28若いころからモーセの従者であったヌンの子ヨシュアは、「わが主モーセよ、やめさせてください」と言った。 29モーセは彼に言った。「あなたはわたしのためを思ってねたむ心を起こしているのか。わたしは、主が霊を授けて、主の民すべてが預言者になればよいと切望しているのだ。」
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第2朗読 ヤコブ5:13~20 (新426)
5: 13あなたがたの中で苦しんでいる人は、祈りなさい。喜んでいる人は、賛美の歌をうたいなさい。 14あなたがたの中で病気の人は、教会の長老を招いて、主の名によってオリーブ油を塗り、祈ってもらいなさい。 15信仰に基づく祈りは、病人を救い、主がその人を起き上がらせてくださいます。その人が罪を犯したのであれば、主が赦してくださいます。 16だから、主にいやしていただくために、罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします。 17エリヤは、わたしたちと同じような人間でしたが、雨が降らないようにと熱心に祈ったところ、三年半にわたって地上に雨が降りませんでした。 18しかし、再び祈ったところ、天から雨が降り、地は実をみのらせました。
19わたしの兄弟たち、あなたがたの中に真理から迷い出た者がいて、だれかがその人を真理へ連れ戻すならば、 20罪人を迷いの道から連れ戻す人は、その罪人の魂を死から救い出し、多くの罪を覆うことになると、知るべきです。
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福音書 マルコ9:38~50 (新80)
9: 38ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」 39イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。 40わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。 41はっきり言っておく。キリストの弟子だという理由で、あなたがたに一杯の水を飲ませてくれる者は、必ずその報いを受ける。」
42「わたしを信じるこれらの小さな者の一人をつまずかせる者は、大きな石臼を首に懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がはるかによい。 43もし片方の手があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両手がそろったまま地獄の消えない火の中に落ちるよりは、片手になっても命にあずかる方がよい。 44† 45もし片方の足があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両足がそろったままで地獄に投げ込まれるよりは、片足になっても命にあずかる方がよい。 46† 47もし片方の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出しなさい。両方の目がそろったまま地獄に投げ込まれるよりは、一つの目になっても神の国に入る方がよい。 48地獄では蛆が尽きることも、火が消えることもない。 49人は皆、火で塩味を付けられる。 50塩は良いものである。だが、塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩に味を付けるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。」