2024年6月29日土曜日

説教メッセージ 20240630

聖書の言葉 マルコ5:21~43 (新70)

5:21イエスが舟に乗って再び向こう岸に渡られると、大勢の群衆がそばに集まって来た。イエスは湖のほとりにおられた。 22会堂長の一人でヤイロという名の人が来て、イエスを見ると足もとにひれ伏して、 23しきりに願った。「わたしの幼い娘が死にそうです。どうか、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば、娘は助かり、生きるでしょう。」 24そこで、イエスはヤイロと一緒に出かけて行かれた。

大勢の群衆も、イエスに従い、押し迫って来た。 25さて、ここに十二年間も出血の止まらない女がいた。 26多くの医者にかかって、ひどく苦しめられ、全財産を使い果たしても何の役にも立たず、ますます悪くなるだけであった。 27イエスのことを聞いて、群衆の中に紛れ込み、後ろからイエスの服に触れた。 28「この方の服にでも触れればいやしていただける」と思ったからである。 29すると、すぐ出血が全く止まって病気がいやされたことを体に感じた。 30イエスは、自分の内から力が出て行ったことに気づいて、群衆の中で振り返り、「わたしの服に触れたのはだれか」と言われた。 31そこで、弟子たちは言った。「群衆があなたに押し迫っているのがお分かりでしょう。それなのに、『だれがわたしに触れたのか』とおっしゃるのですか。」 32しかし、イエスは、触れた者を見つけようと、辺りを見回しておられた。 33女は自分の身に起こったことを知って恐ろしくなり、震えながら進み出てひれ伏し、すべてをありのまま話した。 34イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」

35イエスがまだ話しておられるときに、会堂長の家から人々が来て言った。「お嬢さんは亡くなりました。もう、先生を煩わすには及ばないでしょう。」 36イエスはその話をそばで聞いて、「恐れることはない。ただ信じなさい」と会堂長に言われた。 37そして、ペトロ、ヤコブ、またヤコブの兄弟ヨハネのほかは、だれもついて来ることをお許しにならなかった。 38一行は会堂長の家に着いた。イエスは人々が大声で泣きわめいて騒いでいるのを見て、 39家の中に入り、人々に言われた。「なぜ、泣き騒ぐのか。子供は死んだのではない。眠っているのだ。」 40人々はイエスをあざ笑った。しかし、イエスは皆を外に出し、子供の両親と三人の弟子だけを連れて、子供のいる所へ入って行かれた。 41そして、子供の手を取って、「タリタ、クム」と言われた。これは、「少女よ、わたしはあなたに言う。起きなさい」という意味である。 42少女はすぐに起き上がって、歩きだした。もう十二歳になっていたからである。それを見るや、人々は驚きのあまり我を忘れた。 43イエスはこのことをだれにも知らせないようにと厳しく命じ、また、食べ物を少女に与えるようにと言われた。


説教「あなたに言う。起きなさい」徳弘浩隆牧師

1、ゆっくり、寝ていたいのに…

「おきなさい!」という言葉は、だれでも聞き覚えがある言葉だと思います。特に思い出すのは、もっと寝ていたい時に親から言われる言葉です。「ちょっと、何時だと思ってるの?」「学校に遅れますよ」「オキナサイ!」と、だんだんとその口調が強くなるこの言葉、だれでも言われた事があるでしょう。または、言ったことがあるでしょう。

「ああ、もう、うるさいなぁ」「分かってるよ。もう少しだけ!」という自分の心の叫びも、だれでも覚えがあるでしょう。

今日の聖書は、イエス様と、二人の女性が出てきます。今日はこの二人目の方の女性の出来事に目を向けて、一緒に神様の呼びかけを聞いていきたいと思います。この女性は「起きなさい」と呼びかけられたからです。何が起こったのでしょうか?イエス様のその呼びかけは、それ以上にどんな意味を持っていたのでしょうか?一緒に見ていきましょう。

2,聖書 

今日は先週の続きの、その次の出来事です。もう一度ガリラヤの側へ舟で戻られると、大勢の群衆がまた集まってきました。湖のほとりにおられると、ヤイロという会堂長の一人が来て、イエス様に願い出ました。「娘が重体なので来て祈ってほしい、きっと娘は助かり、生きるでしょう」と。

イエス様はそれに応じて一緒に出掛けました。しかし、そこに思わぬ出来事が起こります。別の女性の登場です。この女性も不思議な出来事とやり取りの末に癒されるのですが、そうしている間に、ヤイロの娘の死が知らされることになります。

何という事でしょう。ヤイロとしては、イエス様が向こう岸から帰ってこられ、お会いできて、お願いしてみたらイエス様が一緒に歩きだしてくれた。もう大丈夫だ、と彼は思ったでしょう。しかし、それが、思わぬ番狂わせで、その人には良かったけれども、自分の娘はそのせいで間に合わなかった、「亡くなりました」という知らせを受けたのです。「信仰深い」ヤイロの使いや、おそらくヤイロ自身も、これ以上イエス様を煩わせてはいけないと思いました。しかしそれは、「信仰深いことではありません」でした。そこが今日の大切なところだと心にとまります。

イエス様は「恐れることはない、ただ信じなさい」と言われたのです。もう、「手遅れの状況」なのにです。しかし、イエス様は家まで行かれ、「眠っているだけなのだ」と言われ、その娘の部屋へ行き、「起きなさい」と言われました。すると、その娘はすぐに起き上って歩き出したのです。

3,振り返り 

今日は、「信仰深い」会堂長ヤイロやその使いのものが、死を受け入れてイエス様をこれ以上煩わせてはいけないと引き下がったことが信仰深いことではなかったという、皮肉な逆転がとても心に残ります。

「そのままを受け入れるのではなくて、まだ大丈夫、まだあなたと一緒に歩いていって、あなたの人生を解決してあげるのに」というイエス様のお気持ちを見ていなかったヤイロたちの謙虚さは、信仰深いではなくて不信仰だったという事から、神様の側の、人間の常識や思いを超えた計画を信じていくことへと促されています。

それが、「寝ているだけのヤイロの娘」に、そして、「信仰がまだ寝ているヤイロたちに」さえも、「さあ、起きなさい」と聞こえてくるのだと学ばされます。

それを学ぶために、今日の旧約聖書をもう一度見てみましょう。聖書の中の哀歌という珍しいところから選ばれています。哀歌の哀は、愛情の愛ではなくて、哀悼の哀です。これは、紀元前586年に起きたエルサレム陥落と神殿の破壊を嘆く歌で、バビロン捕囚の時代にかかれたと考えられ、預言者エレミヤの哀歌ともいわれています。

繁栄を極めたイスラエルという国も不信仰で、府には分裂し、その後、順にそれらの国が滅び、預言者の言葉通りにエルサレムの神殿も破壊され、人々はバビロンに強制連行されたというバビロン捕囚を経て、国を失い、流浪の民となったユダヤ民族の嘆きと哀しみを歌った歌です。

しかし、それは嘆きの言葉で終わってはいません。「主は、決してあなたをいつまでも捨て置かれはしない。主の慈しみは深く 懲らしめても、また憐れんでくださる。人の子らを苦しめ悩ますことがあっても それが御心なのではない。」と今日のところも結ばれています。

ヤイロも、イエス様のお力を信じ、お願いしてきてもらっているのに、目の前の状況が悪くなるとあきらめてしまいました。自暴自棄になったり、神を呪ったりはしませんでしたが、「信仰深い」彼は、イエス様にこれ以上来ていただくことは申し訳ないと、自分の判断で神様の介入を断り、止めてしまっていたのです。

しかし、イエス様は、それ以降も、それ以上の道のりも、一緒に歩いてくれて、解決をしてくれました。

4,勧め 

私たちの人生にも、そんなことがあるでしょう。自分の不信仰ならまだしも、信仰があると思うからこその決断や行いが、神様のお働きを妨げているかもしれません。

 「さあ、起きなさい」という言葉を、もう一度一緒に、新しい気持ちで聞いていきましょう。私の人生に、新しいことが起こるはずです。一緒に教会生活をしていきましょう。

 

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牧師コラム・ ずーっと寝ていたい!

  私は最近、いそがしくて忙しくて、こう思っていました。「あー、もっとゆっくり寝ていたい」「仕事が山を越えたら、飽きるくらい寝てやる!」と。

すると神様はそれをかなえて(?)くれました。なんと、風邪をこじらせてしまって、起きられなくなってしまったのです。急いで食べれるだけ食べて、薬を飲んで、横になるとすぐ眠れます。熱があって汗をびっしょりかいて、目が覚めたらまた何かを食べて、寝て…というのを何度も繰り返しました。人と会う仕事の時はシャワーを浴びて少し小奇麗にして、それが終わるとまた倒れこむという日々でした。

そのうちこう思いました。「あー!寝てるのはもうたくさんだ。早く起きて、あれもしたい、あそこにも行かなきゃ」と。最初はゆっくり寝れるのに嬉しくもありましたが、そのうちは寝るのも飽きてきて、体が痛くて眠れなくなり、今度は、それを恨むようになりました。

なんと、人間は自分勝手なのでしょう。いそがしいと、「ずっと寝ていたいものだ」と恨みを言い、病気で寝込み続けることになると、「もうそろそろ、起きなさい!」と言われたいものだと、神様に恨み言を言うのです。


今日のイエス様は、「さあ、起きなさい」といわれました。すなおに、「はい!」と言いたくなりました(笑)


季節の変わり目、皆さんも元気にすごしてくださいね。


2024年6月27日木曜日

祈りのこよみ 202407

日本福音ルーテル教会東海教区 (jelctokai.org)



週報用データ 202407

 

20247

202477日 聖霊降臨後第7主日 (緑)

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主題 : 弟子たちを遣わすキリスト

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1朗読 エゼキエル 2: 1 5 (1297)

2朗読 二コリント 12: 210 (339)

福 音 書 マルコ 6: 113 (71)

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讃美歌

149 空も地をも

307 まぶねの中に

289 すべてのひとに

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Of. 123(詩篇123:1-4

()()げて、わたしはあなたを(あお)ぎます。

   (てん)にいます(かた)よ。

(らん)ください、(しもべ)(しゅ)(じん)()()(そそ)ぎ、はしため(or仕え女=つかえめ)が(おんな)(しゅ)(じん)()()(そそ)ぐように、

   わたしたちは、(かみ)に、わたしたちの(しゅ)()(そそ)ぎ、(あわ)れみを()ちます。

わたしたちを(あわ)れんでください。(しゅ)よ、わたしたちを(あわれ)んでください。

   わたしたちは(はじ)(さら)され(つづ)けています。

(へい)(ぜん)()きる(もの)らの嘲笑(ちょうしょう)に、傲然(ごうぜん)()きる(もの)らの(あなど)りに

    わたしたちの(たましい)はあまりにも()(つか)れました。

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Pr.

(かみ)(さま)。あなたは(わたし)たちを(せん)(れい)(まね)き、()(くに)(とう)(らい)()(つた)える(もの)とされました。いつ どこででも、あなたの(あい)(へい)(あん)(ちゅう)(じつ)(あか)しできるよう、使()()たちにお(あた)えになった(ゆう)()(わたし)たちにもお(さず)けください。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

 

追加

(かみ)(さま)。あなたの(あい)と、(すく)いの()らせは()(ひかり)です。この()()らせを(つた)えるために、(せい)(れい)によって(わたし)たちに(ゆう)()(はげ)ましをお(あた)えください。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

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1朗読 エゼキエル 2: 1 5 (1297)

2: 1彼はわたしに言われた。「人の子よ、自分の足で立て。わたしはあなたに命じる。」 2彼がわたしに語り始めたとき、霊がわたしの中に入り、わたしを自分の足で立たせた。わたしは語りかける者に耳を傾けた。 3主は言われた。「人の子よ、わたしはあなたを、イスラエルの人々、わたしに逆らった反逆の民に遣わす。彼らは、その先祖たちと同様わたしに背いて、今日この日に至っている。 4恥知らずで、強情な人々のもとに、わたしはあなたを遣わす。彼らに言いなさい、主なる神はこう言われる、と。 5彼らが聞き入れようと、また、反逆の家なのだから拒もうとも、彼らは自分たちの間に預言者がいたことを知るであろう。

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2朗読  二コリント 12: 210 (339)

12: 2わたしは、キリストに結ばれていた一人の人を知っていますが、その人は十四年前、第三の天にまで引き上げられたのです。体のままか、体を離れてかは知りません。神がご存じです。 3わたしはそのような人を知っています。体のままか、体を離れてかは知りません。神がご存じです。 4彼は楽園にまで引き上げられ、人が口にするのを許されない、言い表しえない言葉を耳にしたのです。 5このような人のことをわたしは誇りましょう。しかし、自分自身については、弱さ以外には誇るつもりはありません。 6仮にわたしが誇る気になったとしても、真実を語るのだから、愚か者にはならないでしょう。だが、誇るまい。わたしのことを見たり、わたしから話を聞いたりする以上に、わたしを過大評価する人がいるかもしれないし、 7また、あの啓示された事があまりにもすばらしいからです。それで、そのために思い上がることのないようにと、わたしの身に一つのとげが与えられました。それは、思い上がらないように、わたしを痛めつけるために、サタンから送られた使いです。 8この使いについて、離れ去らせてくださるように、わたしは三度主に願いました。 9すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。 10それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。

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福音書  マルコ 6: 113 (71)

6: 1イエスはそこを去って故郷にお帰りになったが、弟子たちも従った。 2安息日になったので、イエスは会堂で教え始められた。多くの人々はそれを聞いて、驚いて言った。「この人は、このようなことをどこから得たのだろう。この人が授かった知恵と、その手で行われるこのような奇跡はいったい何か。 3この人は、大工ではないか。マリアの息子で、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではないか。姉妹たちは、ここで我々と一緒に住んでいるではないか。」このように、人々はイエスにつまずいた。 4イエスは、「預言者が敬われないのは、自分の故郷、親戚や家族の間だけである」と言われた。 5そこでは、ごくわずかの病人に手を置いていやされただけで、そのほかは何も奇跡を行うことがおできにならなかった。 6そして、人々の不信仰に驚かれた。

それから、イエスは付近の村を巡り歩いてお教えになった。 7そして、十二人を呼び寄せ、二人ずつ組にして遣わすことにされた。その際、汚れた霊に対する権能を授け、 8旅には杖一本のほか何も持たず、パンも、袋も、また帯の中に金も持たず、 9ただ履物は履くように、そして「下着は二枚着てはならない」と命じられた。 10また、こうも言われた。「どこでも、ある家に入ったら、その土地から旅立つときまで、その家にとどまりなさい。 11しかし、あなたがたを迎え入れず、あなたがたに耳を傾けようともしない所があったら、そこを出ていくとき、彼らへの証しとして足の裏の埃を払い落としなさい。」 12十二人は出かけて行って、悔い改めさせるために宣教した。 13そして、多くの悪霊を追い出し、油を塗って多くの病人をいやした。

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K.V. マルコ6:12-13

十二人は出かけて行って、悔い改めさせるために宣教した。そして、多くの悪霊を追い出し、油を塗って多くの病人をいやした。

 

 


2024714 聖霊降臨後第8主日 (緑)

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主題 : 神に抗う世の力

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1朗読 アモス 7: 715 (1438)

2朗読 エフェソ 1: 314 (352)

福 音 書 マルコ 6:1429 (71)

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讃美歌

361 世に告げよ

296 み前にひれ伏し

437 世界の友と

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Of. 85/2(詩篇85:9-14

わたしは(かみ)宣言(せんげん)されるのを()きます。

    (しゅ)平和(へいわ)宣言(せんげん)されます。

()(ぶん)(たみ)に、(しゅ)(いつく)しみに()きる人々(ひとびと)に、

    (かれ)らが(おろ)かなふるまいに(もど)らないために。

(しゅ)(おそ)れる(ひと)(すく)いは(ちか)く、

    栄光(えいこう)はわたしたちの()にとどまる。

(いつく)しみとまことは出会(であ)い、正義(せいぎ)平和(へいわ)(くち)づけする。

    まことは()から()えいで、正義(せいぎ)(てん)から(そそ)がれます。

(しゅ)(かなら)()いものをお(あた)えになり、

    わたしたちの()(みの)りをもたらします。

正義(せいぎ)はみ(まえ)()き、

    (しゅ)(すす)まれる(みち)(そな)えます。

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Pr.

(かみ)(さま)(せい)なる(のぞ)みも()(さと)しも(ただ)しい(わざ)も、すべてあなたの(たま)(もの)です。(しもべ)である(わたし)たちが、(へい)(おん)(こころ)(まよ)わず()(むね)(したが)うことができるよう、()にはないまことの(へい)()をお(あた)えください。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

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1朗読 アモス 7: 715 (1438)

7: 7主はこのようにわたしに示された。見よ、主は手に下げ振りを持って、下げ振りで点検された城壁の上に立っておられる。

8主はわたしに言われた。

「アモスよ、何が見えるか。」

わたしは答えた。

「下げ振りです。」

主は言われた。

「見よ、わたしは

わが民イスラエルの真ん中に下げ振りを下ろす。

もはや、見過ごしにすることはできない。

9イサクの塚は荒らされ

イスラエルの聖なる高台は廃虚になる。

わたしは剣をもって

ヤロブアムの家に立ち向かう。」

10ベテルの祭司アマツヤは、イスラエルの王ヤロブアムに人を遣わして言った1 「イスラエルの家の真ん中で、アモスがあなたに背きました。この国は彼のすべての言葉に耐えられません。

11アモスはこう言っています。

『ヤロブアムは剣で殺される。

イスラエルは、必ず捕らえられて

その土地から連れ去られる。』」

12アマツヤはアモスに言った。

「先見者よ、行け。ユダの国へ逃れ、そこで糧を得よ。そこで預言するがよい。 13だが、ベテルでは二度と預言するな。ここは王の聖所、王国の神殿だから。」 14アモスは答えてアマツヤに言った。「わたしは預言者ではない。預言者の弟子でもない。わたしは家畜を飼い、いちじく桑を栽培する者だ。

15主は家畜の群れを追っているところから、わたしを取り、『行って、わが民イスラエルに預言せよ』と言われた。

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2朗読  エフェソ 1: 314 (352)

1: 3わたしたちの主イエス・キリストの父である神は、ほめたたえられますように。神は、わたしたちをキリストにおいて、天のあらゆる霊的な祝福で満たしてくださいました。 4天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。 5イエス・キリストによって神の子にしようと、御心のままに前もってお定めになったのです。 6神がその愛する御子によって与えてくださった輝かしい恵みを、わたしたちがたたえるためです。 7わたしたちはこの御子において、その血によって贖われ、罪を赦されました。これは、神の豊かな恵みによるものです。 8神はこの恵みをわたしたちの上にあふれさせ、すべての知恵と理解とを与えて、 9秘められた計画をわたしたちに知らせてくださいました。これは、前もってキリストにおいてお決めになった神の御心によるものです。 10こうして、時が満ちるに及んで、救いの業が完成され、あらゆるものが、頭であるキリストのもとに一つにまとめられます。天にあるものも地にあるものもキリストのもとに一つにまとめられるのです。 11キリストにおいてわたしたちは、御心のままにすべてのことを行われる方の御計画によって前もって定められ、約束されたものの相続者とされました。 12それは、以前からキリストに希望を置いていたわたしたちが、神の栄光をたたえるためです。 13あなたがたもまた、キリストにおいて、真理の言葉、救いをもたらす福音を聞き、そして信じて、約束された聖霊で証印を押されたのです。 14この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり、こうして、わたしたちは贖われて神のものとなり、神の栄光をたたえることになるのです。

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福音書  マルコ 6:1429 (71)

6: 14イエスの名が知れ渡ったので、ヘロデ王の耳にも入った。人々は言っていた。「洗礼者ヨハネが死者の中から生き返ったのだ。だから、奇跡を行う力が彼に働いている。」 15そのほかにも、「彼はエリヤだ」と言う人もいれば、「昔の預言者のような預言者だ」と言う人もいた。 16ところが、ヘロデはこれを聞いて、「わたしが首をはねたあのヨハネが、生き返ったのだ」と言った。 17実は、ヘロデは、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアと結婚しており、そのことで人をやってヨハネを捕らえさせ、牢につないでいた。 18ヨハネが、「自分の兄弟の妻と結婚することは、律法で許されていない」とヘロデに言ったからである。 19そこで、ヘロディアはヨハネを恨み、彼を殺そうと思っていたが、できないでいた。 20なぜなら、ヘロデが、ヨハネは正しい聖なる人であることを知って、彼を恐れ、保護し、また、その教えを聞いて非常に当惑しながらも、なお喜んで耳を傾けていたからである。 21ところが、良い機会が訪れた。ヘロデが、自分の誕生日の祝いに高官や将校、ガリラヤの有力者などを招いて宴会を催すと、 22ヘロディアの娘が入って来て踊りをおどり、ヘロデとその客を喜ばせた。そこで、王は少女に、「欲しいものがあれば何でも言いなさい。お前にやろう」と言い、 23更に、「お前が願うなら、この国の半分でもやろう」と固く誓ったのである。 24少女が座を外して、母親に、「何を願いましょうか」と言うと、母親は、「洗礼者ヨハネの首を」と言った。 25早速、少女は大急ぎで王のところに行き、「今すぐに洗礼者ヨハネの首を盆に載せて、いただきとうございます」と願った。 26王は非常に心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、少女の願いを退けたくなかった。 27そこで、王は衛兵を遣わし、ヨハネの首を持って来るようにと命じた。衛兵は出て行き、牢の中でヨハネの首をはね、 28盆に載せて持って来て少女に渡し、少女はそれを母親に渡した。 29ヨハネの弟子たちはこのことを聞き、やって来て、遺体を引き取り、墓に納めた。

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K.V. マルコ6:27,29

27そこで、王は衛兵を遣わし、ヨハネの首を持って来るようにと命じた。衛兵は出て行き、牢の中でヨハネの首をはね、…ヨハネの弟子たちはこのことを聞き、やって来て、遺体を引き取り、墓に納めた。

 

 


2024721 聖霊降臨後第9主日 (緑)

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主題 : キリストの慈しみと癒し

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1朗読 エレミヤ 23: 1 6 (1218)

2朗読 エフェソ 2:1122 (354)

福 音 書 マルコ 6:3034,5356 (72)

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讃美歌

201 目さめよわがたま

350 わがたましいを

255 恵みのつくえに集いて

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Of. 23(詩篇23:1-6

(しゅ)はわたしの(ひつじ)()い、

    わたしには(なに)()けることがない。

(しゅ)はわたしを(みどり)()(やす)ませ、

    (いこ)いの(みず)のほとりに(ともな)い、わたしの(たましい)()(かえ)らせてくださる。

(しゅ)はみ()にふさわしく、わたしを(ただ)しい(みち)(みちび)かれる。

    ()(かげ)(たに)()くときも、わたしは(わざわ)いを(おそ)れない。

あなたがわたしと(とも)にいてくださる。

    あなたの(むち)、あなたの(つえ)、それがわたしを(ちから)づける。

わたしを(くる)しめる(もの)(まえ)にしても、

    あなたはわたしに(しょく)(たく)(ととの)えてくださる。

わたしの(あたま)(こう)()(そそ)ぎ、

    わたしの(さかずき)(あふ)れさせてくださる。

(いのち)のある(かぎ)り、(めぐ)みと(いつく)しみはいつもわたしを()う。

    (しゅ)(いえ)にわたしは(かえ)り、いつまでも、そこにとどまる。

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Pr.

(ちから)(あわ)れみの(かみ)(さま)。あなたは(ひつじ)()いとして(わたし)たちを(やしな)(まも)ってくださいます。()()(せい)()(へい)()をもたらすために、(わたし)たち一人(ひとり)一人(ひとり)(いや)し、(ひと)つの(たみ)としてください。(すく)(ぬし)(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

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1朗読 エレミヤ 23: 1 6 (1218)

23: 1「災いだ、わたしの牧場の羊の群れを滅ぼし散らす牧者たちは」と主は言われる。 2それゆえ、イスラエルの神、主はわたしの民を牧する牧者たちについて、こう言われる。

「あなたたちは、わたしの羊の群れを散らし、追い払うばかりで、顧みることをしなかった。わたしはあなたたちの悪い行いを罰する」と主は言われる。

3「このわたしが、群れの残った羊を、追いやったあらゆる国々から集め、もとの牧場に帰らせる。群れは子を産み、数を増やす。 4彼らを牧する牧者をわたしは立てる。群れはもはや恐れることも、おびえることもなく、また迷い出ることもない」と主は言われる。

5見よ、このような日が来る、と主は言われる。

わたしはダビデのために正しい若枝を起こす。

王は治め、栄え

この国に正義と恵みの業を行う。

6彼の代にユダは救われ

イスラエルは安らかに住む。

彼の名は、「主は我らの救い」と呼ばれる。

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2朗読  エフェソ 2:1122 (354)

2: 11だから、心に留めておきなさい。あなたがたは以前には肉によれば異邦人であり、いわゆる手による割礼を身に受けている人々からは、割礼のない者と呼ばれていました。 12また、そのころは、キリストとかかわりなく、イスラエルの民に属さず、約束を含む契約と関係なく、この世の中で希望を持たず、神を知らずに生きていました。 13しかしあなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。

14実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し、 15規則と戒律ずくめの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、 16十字架を通して、両者を一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼされました。 17キリストはおいでになり、遠く離れているあなたがたにも、また、近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせられました。 18それで、このキリストによってわたしたち両方の者が一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができるのです。 19従って、あなたがたはもはや、外国人でも寄留者でもなく、聖なる民に属する者、神の家族であり、 20使徒や預言者という土台の上に建てられています。そのかなめ石はキリスト・イエス御自身であり、 21キリストにおいて、この建物全体は組み合わされて成長し、主における聖なる神殿となります。 22キリストにおいて、あなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住まいとなるのです。

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福音書  マルコ 6:3034,5356 (72)

6: 30さて、使徒たちはイエスのところに集まって来て、自分たちが行ったことや教えたことを残らず報告した。 31イエスは、「さあ、あなたがただけで人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい」と言われた。出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである。 32そこで、一同は舟に乗って、自分たちだけで人里離れた所へ行った。 33ところが、多くの人々は彼らが出かけて行くのを見て、それと気づき、すべての町からそこへ一斉に駆けつけ、彼らより先に着いた。 34イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、いろいろと教え始められた。

 

6: 53こうして、一行は湖を渡り、ゲネサレトという土地に着いて舟をつないだ。 54一行が舟から上がると、すぐに人々はイエスと知って、 55その地方をくまなく走り回り、どこでもイエスがおられると聞けば、そこへ病人を床に乗せて運び始めた。 56村でも町でも里でも、イエスが入って行かれると、病人を広場に置き、せめてその服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。

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K.V. マルコ6:56

村でも町でも里でも、イエスが入って行かれると、病人を広場に置き、せめてその服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。

 

 


2024728 聖霊降臨後第10主日 (緑)

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主題 : キリストの恵み

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1朗読 列王記下 4:4244 (583)

2朗読 エフェソ 3:1421 (355)

福 音 書 ヨハネ 6: 121 (174)

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讃美歌

325 神のまこと、み恵みは

439 みんな、みたまによって/みんな、みたまによりて

423 わがささぐる

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Of. 145(詩篇145:10-18

(しゅ)よ、(つく)られたものがすべて、あなたに(かん)(しゃ)し、

    あなたの(いつく)しみに()きる(ひと)があなたをたたえ、

あなたの(しゅ)(けん)(えい)(こう)()

  (ちから)(づよ)()(わざ)について(かた)りますように。

その(ちから)(づよ)()(わざ)(えい)(こう)

  (しゅ)(けん)(かがや)きを、(ひと)()らに(しめ)しますように。

あなたの(しゅ)(けん)はとこしえの(しゅ)(けん)

  あなたの(とう)()()()に。

(しゅ)(たお)れようとする(ひと)をひとりひとり(ささ)

  うずくまっている(ひと)()こしてくださいます。

ものみながあなたに()(そそ)いで()(のぞ)むと

  あなたはときに(おう)じて()(もの)をくださいます。

すべて(いのち)あるものに()かって()()(ひら)

  (のぞ)みを(まん)(ぞく)させてくださいます。

(しゅ)(みち)はことごとく(ただ)しく

  ()(わざ)(いつく)しみを(しめ)しています。

(しゅ)()(ひと)すべてに(ちか)くいまし

  まことをもって()(ひと)すべてに(ちか)くおられます。

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Pr.

(めぐ)みの(かみ)(さま)。あなたは(わたし)たちの(こころ)に、()(ことば)(した)い、(しん)()()(かわ)(おも)いを()こしてくださいます。()()こそ(てん)よりのまことのパンであることを(さと)り、このパンを()(すべ)ての(ひと)びとと()かち()うことができますように。(すく)(ぬし)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

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1朗読 列王記下 4:4244 (583)

4: 42一人の男がバアル・シャリシャから初物のパン、大麦パン二十個と新しい穀物を袋に入れて神の人のもとに持って来た。神の人は、「人々に与えて食べさせなさい」と命じたが、 43召し使いは、「どうしてこれを百人の人々に分け与えることができましょう」と答えた。エリシャは再び命じた。「人々に与えて食べさせなさい。主は言われる。『彼らは食べきれずに残す。』」 44召し使いがそれを配ったところ、主の言葉のとおり彼らは食べきれずに残した。

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2朗読  エフェソ 3:1421 (355)

3: 14こういうわけで、わたしは御父の前にひざまずいて祈ります。 15御父から、天と地にあるすべての家族がその名を与えられています。 16どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、 17信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。 18また、あなたがたがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解し、 19人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように。

20わたしたちの内に働く御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのおできになる方に、 21教会により、また、キリスト・イエスによって、栄光が世々限りなくありますように、アーメン。

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福音書  ヨハネ 6: 121 (174)

6: 1その後、イエスはガリラヤ湖、すなわちティベリアス湖の向こう岸に渡られた。 2大勢の群衆が後を追った。イエスが病人たちになさったしるしを見たからである。 3イエスは山に登り、弟子たちと一緒にそこにお座りになった。 4ユダヤ人の祭りである過越祭が近づいていた。 5イエスは目を上げ、大勢の群衆が御自分の方へ来るのを見て、フィリポに、「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と言われたが、 6こう言ったのはフィリポを試みるためであって、御自分では何をしようとしているか知っておられたのである。 7フィリポは、「めいめいが少しずつ食べるためにも、二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」と答えた。 8弟子の一人で、シモン・ペトロの兄弟アンデレが、イエスに言った。 9「ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」 10イエスは、「人々を座らせなさい」と言われた。そこには草がたくさん生えていた。男たちはそこに座ったが、その数はおよそ五千人であった。 11さて、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。また、魚も同じようにして、欲しいだけ分け与えられた。 12人々が満腹したとき、イエスは弟子たちに、「少しも無駄にならないように、残ったパンの屑を集めなさい」と言われた。 13集めると、人々が五つの大麦パンを食べて、なお残ったパンの屑で、十二の籠がいっぱいになった。 14そこで、人々はイエスのなさったしるしを見て、「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」と言った。 15イエスは、人々が来て、自分を王にするために連れて行こうとしているのを知り、ひとりでまた山に退かれた。

16夕方になったので、弟子たちは湖畔へ下りて行った。 17そして、舟に乗り、湖の向こう岸のカファルナウムに行こうとした。既に暗くなっていたが、イエスはまだ彼らのところには来ておられなかった。 18強い風が吹いて、湖は荒れ始めた。 19二十五ないし三十スタディオンばかり漕ぎ出したころ、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て、彼らは恐れた。 20イエスは言われた。「わたしだ。恐れることはない。」 21そこで、彼らはイエスを舟に迎え入れようとした。すると間もなく、舟は目指す地に着いた。

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K.V. ヨハネ6:11

イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。また、魚も同じようにして、欲しいだけ分け与えられた。

 

 


73日 使徒トマス(赤)

 士師6:36-40・エフェソ4:11-16・ヨハネ14:1-7    

 

賛美唱 詩編136:1-4,23-26

(めぐ)(ふか)(しゅ)(かん)(しゃ)せよ。

    (いつく)しみはとこしえに。

(かみ)(なか)(かみ)(かん)(しゃ)せよ。

    (いつく)しみはとこしえに。

(しゅ)(なか)(しゅ)(かん)(しゃ)せよ。

    (いつく)しみはとこしえに。

ただひとり(おどろ)くべき(おお)きな()(わざ)(おこな)(かた)(かん)(しゃ)せよ。

  (いつく)しみはとこしえに。

(ひく)くされたわたしたちを()(こころ)()めた(かた)(かん)(しゃ)せよ。

  (いつく)しみはとこしえに。

(てき)からわたしたちを(うば)(かえ)した(かた)(かん)(しゃ)せよ。

  (いつく)しみはとこしえに。

すべて(にく)なるものに(かて)(あた)える(かた)(かん)(しゃ)せよ。

  (いつく)しみはとこしえに。

(てん)にいます(かみ)(かん)(しゃ)せよ。

  (いつく)しみはとこしえに。

 

祈祷

(えい)(えん)(かみ)(さま)。あなたは使()()トマスに()()(ふっ)(かつ)(かた)(しん)じる(たし)かな(しん)(こう)(あた)えました。(わたし)たちもイエス・キリストを(しん)じる(しん)(こう)(こく)(はく)できるように(つよ)めてください。あなたと(せい)(れい)とともにただ(ひと)りの(かみ)(えい)(えん)()(はい)(しゃ)()()(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

 

 


722日 主の復活の証言者マグダラのマリア(白)

 ルツ1:6-18又は出エジプト2:1-20・使徒13:26-33a・ヨハ20:1-2,11-18

 

賛美唱 詩編73:23-28

あなたがわたしの(みぎ)()()ってくださるので

  (つね)にわたしは()もとにとどまることができる。

あなたは(おん)(はか)らいに(したが)ってわたしを(みちび)

  (のち)には(えい)(こう)のうちにわたしを()られるであろう。

()(じょう)であなたを(あい)していなければ

  (てん)(だれ)がわたしを(たす)けてくれようか。

わたしの(にく)もわたしの(こころ)()ちるであろうが

  (かみ)はとこしえにわたしの(こころ)(いわ)、わたしに(あた)えられた(ぶん)

()よ、あなたから(とお)ざかる(もの)(ほろ)びる。

  ()もとから(まよ)()(もの)をあなたは()たれる。

わたしは、(かみ)(ちか)くあることを(さいわ)いとし(しゅ)なる(かみ)()けどころを()く。

  わたしは()(わざ)をことごとく(かた)(つた)えよう。

 

祈祷

(ぜん)(のう)(かみ)(さま)()()はまず使()()マグダラのマリアに(よろこ)ばしい(ふっ)(かつ)()らせを(たく)しました。(かの)(じょ)(あかし)(なら)って、(わたし)たちも()ける(しゅ)キリストを()()らせ、いつの()(えい)(こう)(しゅ)()()うことができますように。あなたと(せい)(れい)とともにただ(ひと)りの(かみ)(えい)(えん)()(はい)(しゃ)()()(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

 

追加

(ぜん)(のう)(かみ)(さま)()()はまず使()()マグダラのマリアに(よろこ)ばしい(ふっ)(かつ)()らせを(たく)しました(かの)(じょ)(あかし)(なら)って(わたし)たちも(しゅ)(しん)じ、(ふっ)(かつ)(しゅ)キリストを()()らせることができますように。あなたと(せい)(れい)とともにただ(ひと)りの(かみ)(ふっ)(かつ)(しゅ)、イエス・キリストによって(いの)ます。アーメン

 

 


729日 使徒ヤコブ(赤)

 列王記上19:9-18・使徒11:27-12:3a・マコ10:35-45

 

賛美唱 *詩編7:2-11

わたしの(かみ)(しゅ)よ、あなたを()けどころとします。

  わたしを(たす)け、()(せま)(もの)から(すく)ってください。

()()のようにわたしの(たましい)()(じき)とする(もの)から

  だれも(うば)(かえ)し、(たす)けてくれないのです。

わたしの(かみ)(しゅ)。もしわたしがこのようなことをしたのなら、

  わたしの()()(せい)があり、(なか)()(わざわ)いをこうむらせ(てき)をいたずらに()(のが)したなら、

(てき)がわたしの(たましい)()(せま)り、()いつき

  わたしの(いのち)()()みにじり、わたしの(ほま)れを(ちり)()せさせても(とう)(ぜん)です。

(しゅ)よ、(てき)(たい)して(いか)りをもって()()がり(いきどお)りをもって()()こし、

  わたしに()(かた)して(ふる)()ち、(さば)きを(めい)じてください。

(しょ)(こく)をあなたの(まわ)りに(つど)わせ

  (かれ)らを()えて(たか)()()(ふたた)()いてください。

(しゅ)よ、(しょ)(こく)(たみ)(さば)いてください。(しゅ)よ、(さば)きを(おこな)って(せん)(げん)してください。

  お(まえ)(ただ)しい、とがめるところはないと。

あなたに(さか)らう(もの)(わざわ)いに()わせて(ほろ)ぼし

  あなたに(したが)(もの)(かた)()たせてください。

(こころ)とはらわたを調(しら)べる(かた)(かみ)(ただ)しくいます。

  (こころ)のまっすぐな(ひと)(すく)(かた)(かみ)はわたしの(たて)

 

祈祷

(めぐ)みあふれる(かみ)(さま)。イエス・キリストの()ゆえに、使()()(じゅう)()(にん)(なか)(さい)(しょ)(じゅん)(きょう)したあなたの(しもべ)、ヤコブを今日(きょう)(わたし)たちは(おぼ)えています。()(ぶん)()てて(つか)えることこそ(けん)()のまことのしるしです。あなたの(きょう)(かい)()(どう)(しゃ)たちにこの(れい)(そそ)いでください。あなたと(せい)(れい)とともにただ(ひと)りの(かみ)(えい)(えん)()(はい)(しゃ)()()(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン

 

追加

(めぐ)みあふれる(かみ)(さま)。イエス・キリストの()ゆえに、使()()(じゅう)()(にん)(なか)(さい)(しょ)(じゅん)(きょう)したあなたの(しもべ)、ヤコブを今日(きょう)(わたし)たちは(おぼ)えています。()(ぶん)()てて(つか)えることこそ(けん)()のまことのしるしです。あなたの(きょう)(かい)()(どう)(しゃ)たち、そしてあなたの(きょう)(かい)(まね)かれている(わたし)たちにこの(れい)(そそ)いでください。あなたと(せい)(れい)とともにただ(ひと)りの(かみ)(えい)(えん)()(はい)(しゃ)()()(しゅ)イエス・キリストによって(いの)ります。アーメン