2023年9月
2023年9月3日 聖霊降臨後第14主日(緑)
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主題 :十字架と復活のキリストに従う
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第1朗読 エレミヤ 15:15~21 (旧1206)
第2朗読 ローマ 12: 9~21 (新292)
福 音 書 マタイ 16:21~28 (新32)
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讃美歌
190主のみ名によりて
066たよりゆくものに
337やすかれわがこころよ
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Of. 026改1(詩篇26:1~8)
主よ、あなたの裁きを望みます。わたしは完全な道を歩いてきました。
あなたに信頼して、よろめいたことはありません。
主よ、わたしを調べ、試み、はらわたと心を火をもって試してください。
あなたの慈しみはわたしの目の前にあり、あなたのまことに従って歩き続けています。
偽る者と共に座らず、欺く者の仲間に入らず、
悪事を謀る者の集いを憎み、主に逆らう者と共に座ることをしません。
主よ、わたしは手を洗って潔白を示し、あなたの祭壇を廻り、感謝の歌声を響かせ、驚くべき御業をことごとく語り伝えます。
主よ、あなたのいます家、あなたの栄光の宿るところをわたしは慕います。
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Pr.
神様。世のために苦しみの道を選ばれた御子に感謝します。御子に倣って私たちが己を低くし、従順の道を歩み、あなたの戒めに従うことができるように力を与えてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 エレミヤ 15:15~21 (旧1206)
15あなたはご存じのはずです。
主よ、わたしを思い起こし、わたしを顧み
わたしを迫害する者に復讐してください。
いつまでも怒りを抑えて
わたしが取り去られるようなことが
ないようにしてください。
わたしがあなたのゆえに
辱めに耐えているのを知ってください。
16あなたの御言葉が見いだされたとき
わたしはそれをむさぼり食べました。
あなたの御言葉は、わたしのものとなり
わたしの心は喜び躍りました。
万軍の神、主よ。
わたしはあなたの御名をもって
呼ばれている者です。
17わたしは笑い戯れる者と共に座って楽しむことなく
御手に捕らえられ、独りで座っていました。
あなたはわたしを憤りで満たされました。
18なぜ、わたしの痛みはやむことなく
わたしの傷は重くて、いえないのですか。
あなたはわたしを裏切り
当てにならない流れのようになられました。
19それに対して、主はこう言われた。
「あなたが帰ろうとするなら
わたしのもとに帰らせ
わたしの前に立たせよう。
もし、あなたが軽率に言葉を吐かず
熟慮して語るなら
わたしはあなたを、わたしの口とする。
あなたが彼らの所に帰るのではない。
彼らこそあなたのもとに帰るのだ。
20この民に対して
わたしはあなたを堅固な青銅の城壁とする。
彼らはあなたに戦いを挑むが
勝つことはできない。
わたしがあなたと共にいて助け
あなたを救い出す、と主は言われる。
21わたしはあなたを悪人の手から救い出し
強暴な者の手から解き放つ。」
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第2朗読 ローマ 12: 9~21 (新292)
9愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れず、 10兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。 11怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。 12希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。 13聖なる者たちの貧しさを自分のものとして彼らを助け、旅人をもてなすよう努めなさい。 14あなたがたを迫害する者のために祝福を祈りなさい。祝福を祈るのであって、呪ってはなりません。 15喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。 16互いに思いを一つにし、高ぶらず、身分の低い人々と交わりなさい。自分を賢い者とうぬぼれてはなりません。 17だれに対しても悪に悪を返さず、すべての人の前で善を行うように心がけなさい。 18できれば、せめてあなたがたは、すべての人と平和に暮らしなさい。 19愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。「『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』と主は言われる」と書いてあります。 20「あなたの敵が飢えていたら食べさせ、渇いていたら飲ませよ。そうすれば、燃える炭火を彼の頭に積むことになる。」 21悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい。
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福音書 マタイ 16:21~28 (新32)
21このときから、イエスは、御自分が必ずエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている、と弟子たちに打ち明け始められた。 22すると、ペトロはイエスをわきへお連れして、いさめ始めた。「主よ、とんでもないことです。そんなことがあってはなりません。」 23イエスは振り向いてペトロに言われた。「サタン、引き下がれ。あなたはわたしの邪魔をする者。神のことを思わず、人間のことを思っている。」 24それから、弟子たちに言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。 25自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを得る。 26人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。自分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか。 27人の子は、父の栄光に輝いて天使たちと共に来るが、そのとき、それぞれの行いに応じて報いるのである。 28はっきり言っておく。ここに一緒にいる人々の中には、人の子がその国と共に来るのを見るまでは、決して死なない者がいる。」
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K.V. マタイ16:24
24それから、弟子たちに言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。
2023年9月10日 聖霊降臨後第15主日(緑)
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主題 : 教会 キリストがおられる交わり
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第1朗読 エゼキエル 33: 7~11 (旧1350)
第2朗読 ローマ 13: 8~14 (新293)
福 音 書 マタイ 18:15~20 (新35)
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讃美歌
160聖なる神よ
271主は教会の/いともとうとき
386十字架のもとに
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Of. 119/5(詩篇119:33-40)
主よ、あなたの掟に従う道を示してください。
最後までそれを守らせてください。
あなたの律法を理解させ、保たせてください。
わたしは心を尽くしてそれを守ります。
あなたの戒めに従う道にお導きください。
わたしはその道を愛しています。
わたしが不当な利益にではなく、
あなたの定めに心を傾けるようにしてください。
むなしいものを見ようとすることから、わたしのまなざしを移してください。
あなたの道に従って、命を得ることができますように。
あなたの僕に対して、仰せを成就してください。
わたしはあなたを畏れ敬います。
わたしの恐れる辱めが、わたしを避けていくようにしてください。
あなたは良い裁きをなさいます。
ご覧ください。わたしはあなたの命令を望み続けます。
恵みのみ業によって、命を得させてください。
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Pr.
主なる神様。あなたの限りない憐れみによって、教会を活かしてお守りください。私たちは脆く、あなたの助けなしには何もできません。あらゆる危害から遠ざけて、命と救いへと導いてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 エゼキエル 33: 7~11 (旧1350)
7人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家の見張りとした。あなたが、わたしの口から言葉を聞いたなら、わたしの警告を彼らに伝えねばならない。 8わたしが悪人に向かって、『悪人よ、お前は必ず死なねばならない』と言うとき、あなたが悪人に警告し、彼がその道から離れるように語らないなら、悪人は自分の罪のゆえに死んでも、血の責任をわたしはお前の手に求める。 9しかし、もしあなたが悪人に対してその道から立ち帰るよう警告したのに、彼がその道から立ち帰らなかったのなら、彼は自分の罪のゆえに死に、あなたは自分の命を救う。
10人の子よ、イスラエルの家に言いなさい。お前たちはこう言っている。『我々の背きと過ちは我々の上にあり、我々はやせ衰える。どうして生きることができようか』と。 11彼らに言いなさい。わたしは生きている、と主なる神は言われる。わたしは悪人が死ぬのを喜ばない。むしろ、悪人がその道から立ち帰って生きることを喜ぶ。立ち帰れ、立ち帰れ、お前たちの悪しき道から。イスラエルの家よ、どうしてお前たちは死んでよいだろうか。
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第2朗読 ローマ 13: 8~14 (新293)
8互いに愛し合うことのほかは、だれに対しても借りがあってはなりません。人を愛する者は、律法を全うしているのです。 9「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。 10愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。
11更に、あなたがたは今がどんな時であるかを知っています。あなたがたが眠りから覚めるべき時が既に来ています。今や、わたしたちが信仰に入ったころよりも、救いは近づいているからです。 12夜は更け、日は近づいた。だから、闇の行いを脱ぎ捨てて光の武具を身に着けましょう。
13日中を歩むように、品位をもって歩もうではありませんか。酒宴と酩酊、淫乱と好色、争いとねたみを捨て、 14主イエス・キリストを身にまといなさい。欲望を満足させようとして、肉に心を用いてはなりません。
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福音書 マタイ 18:15~20 (新35)
15「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。 16聞き入れなければ、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。すべてのことが、二人または三人の証人の口によって確定されるようになるためである。 17それでも聞き入れなければ、教会に申し出なさい。教会の言うことも聞き入れないなら、その人を異邦人か徴税人と同様に見なしなさい。
18はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。 19また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。 20二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」
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K.V. マタイ18:20
20二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。
2023年9月17日 聖霊降臨後第16主日(緑)
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主題 : 限りのない赦し
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第1朗読 創世記 50:15~21 (旧92)
第2朗読 ローマ 14: 1~12 (新293)
福 音 書 マタイ 18:21~35 (新35)
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讃美歌
181ここにいます
129そむくわれらをも
399わが神わが主よ
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Of. 103/1(詩篇103:(1-7&)8-13)
(わたしの魂よ、主をたたえよ。
わたしの内にあるものはこぞって、聖なるみ名をたたえよ。
わたしの魂よ、主をたたえよ。
主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。
主はおまえの罪をことごとく赦し、病をすべて癒し
命を墓から贖い出してくださる。
主は慈しみと憐れみの冠を授け、長らえる限り良いものに満ち足らせ、
鷲のような若さを新たにしてくださる。
主はすべて虐げられている人のために、恵みのみ業と裁きを行われる。
主はご自分の道をモーセに、み業をイスラエルの子らに示された。)
主は憐れみ深く、恵みに富み、忍耐強く、慈しみは大きい。
永久に責めることなく、とこしえに怒り続けられることはない。
主はわたしたちを罪に応じてあしらわれることなく、
わたしたちの悪に従って報いられることもない。
天が地を超えて高いように、慈しみは主を畏れる人を超えて大きい。
東が西から遠い程、わたしたちの背きの罪から遠ざけてくださる。
父がその子を憐れむように、
主は主を畏れる人を憐れんでくださる。
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Pr.
憐れみ深い裁き主である神様。あなたの赦しは泉のごとく尽きることがありません。私たちの石のように頑なな心を、あなたを愛し敬う心に置き換え、み旨を喜んで行うことができるようにしてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 創世記 50:15~21 (旧92)
15ヨセフの兄弟たちは、父が死んでしまったので、ヨセフがことによると自分たちをまだ恨み、昔ヨセフにしたすべての悪に仕返しをするのではないかと思った。 16そこで、人を介してヨセフに言った。
「お父さんは亡くなる前に、こう言っていました。 17『お前たちはヨセフにこう言いなさい。確かに、兄たちはお前に悪いことをしたが、どうか兄たちの咎と罪を赦してやってほしい。』お願いです。どうか、あなたの父の神に仕える僕たちの咎を赦してください。」
これを聞いて、ヨセフは涙を流した。 18やがて、兄たち自身もやって来て、ヨセフの前にひれ伏して、「このとおり、私どもはあなたの僕です」と言うと、 19ヨセフは兄たちに言った。
「恐れることはありません。わたしが神に代わることができましょうか。 20あなたがたはわたしに悪をたくらみましたが、神はそれを善に変え、多くの民の命を救うために、今日のようにしてくださったのです。 21どうか恐れないでください。このわたしが、あなたたちとあなたたちの子供を養いましょう。」
ヨセフはこのように、兄たちを慰め、優しく語りかけた。
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第2朗読 ローマ 14: 1~12 (新293)
1信仰の弱い人を受け入れなさい。その考えを批判してはなりません。 2何を食べてもよいと信じている人もいますが、弱い人は野菜だけを食べているのです。 3食べる人は、食べない人を軽蔑してはならないし、また、食べない人は、食べる人を裁いてはなりません。神はこのような人をも受け入れられたからです。 4他人の召し使いを裁くとは、いったいあなたは何者ですか。召し使いが立つのも倒れるのも、その主人によるのです。しかし、召し使いは立ちます。主は、その人を立たせることがおできになるからです。 5ある日を他の日よりも尊ぶ人もいれば、すべての日を同じように考える人もいます。それは、各自が自分の心の確信に基づいて決めるべきことです。 6特定の日を重んじる人は主のために重んじる。食べる人は主のために食べる。神に感謝しているからです。また、食べない人も、主のために食べない。そして、神に感謝しているのです。 7わたしたちの中には、だれ一人自分のために生きる人はなく、だれ一人自分のために死ぬ人もいません。 8わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。従って、生きるにしても、死ぬにしても、わたしたちは主のものです。 9キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。
10それなのに、なぜあなたは、自分の兄弟を裁くのですか。また、なぜ兄弟を侮るのですか。わたしたちは皆、神の裁きの座の前に立つのです。 11こう書いてあります。
「主は言われる。
『わたしは生きている。
すべてのひざはわたしの前にかがみ、
すべての舌が神をほめたたえる』と。」
12それで、わたしたちは一人一人、自分のことについて神に申し述べることになるのです。
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福音書 マタイ 18:21~35 (新35)
21そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」 22イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。
23そこで、天の国は次のようにたとえられる。ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。 24決済し始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。 25しかし、返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。 26家来はひれ伏し、『どうか待ってください。きっと全部お返しします』としきりに願った。
27その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。 28ところが、この家来は外に出て、自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。 29仲間はひれ伏して、『どうか待ってくれ。返すから』としきりに頼んだ。 30しかし、承知せず、その仲間を引っぱって行き、借金を返すまでと牢に入れた。 31仲間たちは、事の次第を見て非常に心を痛め、主君の前に出て事件を残らず告げた。 32そこで、主君はその家来を呼びつけて言った。『不届きな家来だ。お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。 33わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。』 34そして、主君は怒って、借金をすっかり返済するまでと、家来を牢役人に引き渡した。
35あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」
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K.V.
マタイ18:22
22イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。
2023年9月24日 聖霊降臨後第17主日(緑)
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主題 : 慈しみ深い神
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第1朗読 ヨナ 3:10~4:11 (旧1447)
第2朗読 フィリピ 1:21~30 (新362)
福 音 書 マタイ 20: 1~16 (新38)
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讃美歌
391主よわがいのち
293罪あるものをも
194のぞみなき身を
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Of. 145改3(詩篇145:1-8)
わたしの王、神よ、あなたをあがめ、
世々限りなくみ名をたたえます。
絶えることなくあなたをたたえ、
世々限りなくみ名を讃美します。
大いなる主、限りなく讃美される主、
あなたの大きなみ業を究めることもできません。
人々が代々にみ業をほめたたえ、
力強いみ業を告げ知らせますように。
あなたの輝き、栄光と威光、
驚くべきみ業の数々をわたしは歌います。
人々が恐るべきみ力について語りますように。
大きなみ業をわたしは数え上げます。
人々が深いみ恵みを語り継いで記念とし、
救いのみ業を喜び歌いますように。
主は恵みに富み、憐れみ深く、
忍耐強く、慈しみに満ちている
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Pr.
全能・永遠の神様。あなたはしもべである私たちに、限りない慈しみをあらわしてくださいます。自分の力に依り頼むことの出来ない私たちを憐れみ深く裁き、御子が示した心の広さを持つことができるように育ててください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
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第1朗読 ヨナ 3:10~4:11 (旧1447)
3: 10神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、宣告した災いをくだすのをやめられた。
4: 1ヨナにとって、このことは大いに不満であり、彼は怒った。 2彼は、主に訴えた。「ああ、主よ、わたしがまだ国にいましたとき、言ったとおりではありませんか。だから、わたしは先にタルシシュに向かって逃げたのです。わたしには、こうなることが分かっていました。あなたは、恵みと憐れみの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、災いをくだそうとしても思い直される方です。 3主よどうか今、わたしの命を取ってください。生きているよりも死ぬ方がましです。」
4主は言われた。
「お前は怒るが、それは正しいことか。」
5そこで、ヨナは都を出て東の方に座り込んだ。そして、そこに小屋を建て、日射しを避けてその中に座り、都に何が起こるかを見届けようとした。
6すると、主なる神は彼の苦痛を救うため、とうごまの木に命じて芽を出させられた。とうごまの木は伸びてヨナよりも丈が高くなり、頭の上に陰をつくったので、ヨナの不満は消え、このとうごまの木を大いに喜んだ。 7ところが翌日の明け方、神は虫に命じて木に登らせ、とうごまの木を食い荒らさせられたので木は枯れてしまった。 8日が昇ると、神は今度は焼けつくような東風に吹きつけるよう命じられた。太陽もヨナの頭上に照りつけたので、ヨナはぐったりとなり、死ぬことを願って言った。
「生きているよりも、死ぬ方がましです。」
9神はヨナに言われた。
「お前はとうごまの木のことで怒るが、それは正しいことか。」
彼は言った。
「もちろんです。怒りのあまり死にたいくらいです。」
10すると、主はこう言われた。
「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。 11それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。そこには、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」
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第2朗読 フィリピ 1:21~30 (新362)
21わたしにとって、生きるとはキリストであり、死ぬことは利益なのです。 22けれども、肉において生き続ければ、実り多い働きができ、どちらを選ぶべきか、わたしには分かりません。 23この二つのことの間で、板挟みの状態です。一方では、この世を去って、キリストと共にいたいと熱望しており、この方がはるかに望ましい。 24だが他方では、肉にとどまる方が、あなたがたのためにもっと必要です。 25こう確信していますから、あなたがたの信仰を深めて喜びをもたらすように、いつもあなたがた一同と共にいることになるでしょう。 26そうなれば、わたしが再びあなたがたのもとに姿を見せるとき、キリスト・イエスに結ばれているというあなたがたの誇りは、わたしゆえに増し加わることになります。
27ひたすらキリストの福音にふさわしい生活を送りなさい。そうすれば、そちらに行ってあなたがたに会うにしても、離れているにしても、わたしは次のことを聞けるでしょう。あなたがたは一つの霊によってしっかり立ち、心を合わせて福音の信仰のために共に戦っており、 28どんなことがあっても、反対者たちに脅されてたじろぐことはないのだと。このことは、反対者たちに、彼ら自身の滅びとあなたがたの救いを示すものです。これは神によることです。 29つまり、あなたがたには、キリストを信じることだけでなく、キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられているのです。 30あなたがたは、わたしの戦いをかつて見、今またそれについて聞いています。その同じ戦いをあなたがたは戦っているのです。
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福音書 マタイ 20: 1~16 (新38)
1「天の国は次のようにたとえられる。ある家の主人が、ぶどう園で働く労働者を雇うために、夜明けに出かけて行った。 2主人は、一日につき一デナリオンの約束で、労働者をぶどう園に送った。 3また、九時ごろ行ってみると、何もしないで広場に立っている人々がいたので、 4『あなたたちもぶどう園に行きなさい。ふさわしい賃金を払ってやろう』と言った。 5それで、その人たちは出かけて行った。主人は、十二時ごろと三時ごろにまた出て行き、同じようにした。 6五時ごろにも行ってみると、ほかの人々が立っていたので、『なぜ、何もしないで一日中ここに立っているのか』と尋ねると、 7彼らは、『だれも雇ってくれないのです』と言った。主人は彼らに、『あなたたちもぶどう園に行きなさい』と言った。 8夕方になって、ぶどう園の主人は監督に、『労働者たちを呼んで、最後に来た者から始めて、最初に来た者まで順に賃金を払ってやりなさい』と言った。 9そこで、五時ごろに雇われた人たちが来て、一デナリオンずつ受け取った。 10最初に雇われた人たちが来て、もっと多くもらえるだろうと思っていた。しかし、彼らも一デナリオンずつであった。 11それで、受け取ると、主人に不平を言った。 12『最後に来たこの連中は、一時間しか働きませんでした。まる一日、暑い中を辛抱して働いたわたしたちと、この連中とを同じ扱いにするとは。』 13主人はその一人に答えた。『友よ、あなたに不当なことはしていない。あなたはわたしと一デナリオンの約束をしたではないか。 14自分の分を受け取って帰りなさい。わたしはこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ。 15自分のものを自分のしたいようにしては、いけないか。それとも、わたしの気前のよさをねたむのか。』 16このように、後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。」
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K.V. マタイ20:16
16このように、後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。」
9月21日 福音書記者マタイ(赤)
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第1朗読 エゼキエル 2:8-3:11
第2朗読 エフェソ 2:4-10
福 音 書 マタイ 9:9-13
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Of.
119/5 詩編 119:33-40
主よ、あなたの掟に従う道を示してください。
最後までそれを守らせてください。
あなたの律法を理解させ、保たせてください。
わたしは心を尽くしてそれを守ります。
あなたの戒めに従う道にお導きください。
わたしはその道を愛しています。
わたしが不当な利益にではなく、
あなたの定めに心を傾けるようにしてください。
むなしいものを見ようとすることから、わたしのまなざしを移してください。
あなたの道に従って、命を得ることができますように。
あなたのしもべに対して、仰せを成就してください。
わたしはあなたを畏れ敬います。
わたしの恐れる辱めが、わたしを避けていくようにしてください。
あなたは良い裁きをなさいます。
ご覧ください。わたしはあなたの命令を望み続けます。
恵みのみ業によって、命を得させてください。
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Pr.
全能の神様。救い主である御子は蔑まれていた徴税人に声をかけ、使徒の一人としました。生き方を変えるイエス・キリストの呼びかけに、私たちもマタイに倣って応えることができるように助けてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
9月29日 ミカエルと天使(白/金)
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第1朗読 ダニエル 10:10-14,12:1-3
第2朗読 黙示録 12:7-12
福 音 書 ルカ 10:17-20
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Of. 105改 詩編103:1-5,20-22
わたしの魂よ、主をたたえよ。
わたしの内にあるものはこぞって、聖なるみ名をたたえよ。
わたしの魂よ、主をたたえよ。
主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。
主はおまえの罪をことごとく赦し、病をすべて癒し
命を墓から贖い出してくださる。
主は慈しみと憐れみの冠を授け、長らえる限り良いものに満ち足らせ、
鷲のような若さを新たにしてくださる。
御使いたちよ、主をたたえよ
主の語られる声を聞き、御言葉を成し遂げるものよ
力ある勇士たちよ。
主の万軍よ、主をたたえよ
御もとに仕え、御旨を果たすものよ。
主に造られたものはすべて、主をたたえよ
主の統治されるところの、どこにあっても。
わたしの魂よ、主をたたえよ。
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Pr.
永遠の神様。あなたは天使と限りあるいのちを生きる者たちに素晴らしい働きをしてくださいました。世を覆い尽くす悪の力と戦い続けるミカエルと天使たちを遣わして、この世を生きる私たちを守り助けてください。天使と大天使たち、すべての天の群れたちとともに、私たちが崇めたたえる父と聖霊とともに、今もそして永遠に生きて治められる御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン